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永見隆幸 戦死した日本兵の英霊役を演じる 『マイ・ブルー・ヘヴン』永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演 [メリー情報]



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平成29年(2017年)メリー・アーティスツ・カンパニー公演『マイ・ブルー・ヘヴン』で、戦死した中島上等兵の英霊を演じた永見隆幸が絶賛されました。望郷の想いを切々と歌う"Going Home ゴーイング・ホーム"、ありし日を偲んで歌う"My Blue Heaven マイ・ブルー・ヘヴン"、舞台写真で振返ります。


誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.



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姉のジュディが手にしていた百合を見つめる中島上等兵(Photo:テス大阪)



放送作家の高野史枝さんがくださったメール:

懐かしい歌の数々にうっとりし、戦後間もない、まだ戦争の傷跡が深く残った日本の状況に涙しました。
なんと言っても、永見さんの歌唱が圧倒的で、すごい実力の方だったんだな・・・と、改めて驚きました。



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永見隆幸演じる中島上等兵と天使達(Photo:テス大阪)



40代女性:
黒の燕尾で鮮やかにメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラを指揮していたと思ったら、白い燕尾服に着替えてアメリカ帰りの人気歌手として歌い踊る。軍服姿で歌う『ゴーイング・ホーム』と『マイ・ブルー・ヘヴン』が観客を感動の渦に巻き込んでしまう。八面六臂の活躍で客席を舞台に引きずり込む芸術監督、永見隆幸の手腕には舌を巻いた。



30代女性:
タカさんの軍服姿に萌えました。
・・・・・
あくまでも永見先生のコアなファンの少数意見です!



50代女性:
永見隆幸って ああいう役もやるんだ…



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故郷へ届けとばかりに熱唱(Photo:テス大阪)



「好きなDJランキングFM部門」全国1位に輝いた黒江美咲さんのブログより:

ハイライトシーンでの永見さんの歌声!
全てを包んでくれるような温かい音色。
気付いたら目尻からつるつるお水が…
泣いて笑って、
五感総動員で楽しむひとときでした。



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"Going Home"を歌う永見隆幸(Photo:テス大阪)





【ゴーイング・ホーム Going Home ~ 死者の声を聴く】


『マイ・ブルー・ヘヴン』では、原作の『いとしのクレメンタイン』には登場しない、戦死した上等兵が、『ゴーイング・ホーム』という歌を歌います。

これは、チェコの作曲家ドヴォルザークが作曲した交響曲第9番『新世界より』第2楽章のメロディーに、1922年、W.A.フィッシャーが歌詞をつけて歌曲にアレンジしたものです。

この交響曲は、ドヴォルザークがニューヨークのナショナル音楽院に招かれていた1893年に、アメリカの黒人音楽が故郷ボヘミアの音楽に似ていることに刺激を受け、新世界アメリカから故郷ボヘミアへ向けて作られた作品だと言われています。

しかし、アメリカの黒人やインディアンの民族音楽の旋律を主題に使ったという説は事実に反し、ドヴォルザーク自身、「私がインディアンや黒人音楽のテーマを使ったというのはナンセンス。」と手紙に記しました。


『ゴーイング・ホーム』は黒人霊歌、死に行く人の歌です。

日本語の訳詩は、『遠き山に日は落ちて』や『家路』などのタイトルからも判るように、多くは望郷の想いを切々と語るもの。

戦地で亡くなった人々の郷愁に満ちた鎮魂歌として、『ゴーイング・ホーム』こそ、最も相応しい曲なのではないでしょうか。

無念の戦死を遂げた上等兵の『ゴーイング・ホーム』は、戦争で亡くなった全ての人の想いを代弁する死者の魂の声。

前作にはなかった『ゴーイング・ホーム』が『マイ・ブルー・ヘヴン』に付与されたことにより、このドラマは、新たな深みと陰影を獲得することになったのです。





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タイトルの『マイ・ブルー・ヘヴン』を歌う(Photo:テス大阪)



某評論家のコメント:
楽しんだ。泣けた。ジュディはよかったし、キンちゃんも悪くはなかったが、主役は中島上等兵と言わざるを得ない。やはり別格だった。
・・・・・
永見先生ご自身は、過大評価もしくは大人の配慮だと仰って笑ってみえましたが…



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Photo:テス大阪



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