舞台写真 第一幕 ベリー・メリー・クリスマス 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー [メリー情報]
たいへん長らくお待たせしました。たくさんの方々から「まだか、まだか。」と、お叱りを受けておりましたが…
平成30年=2018年、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演『ベリー・メリー・クリスマス ~ Very Merry Christmas』第一幕の舞台写真ができあがりました!
お楽しみください ♪
誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。撮影:田中聡(テス大阪)
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.
1ベルの直後に子供達が客席に登場!
皆さん、こんにちは~!
間もなく開幕する『トリビュート・トゥ・アーヴィング・バーリン ~ Tribute To Irving Berlin』の、お知らせです。
「どうぞ、はいどうぞ。」と…
撒いたチラシが、コチラ…
小道具担当の力作 ♪
お客様から見てリアリティがあって、演者も楽しめる。そういう小道具の制作を心がけているそうです。
バンドリーダーも一緒にハイ、パチリ!
写真撮影タ~イム ♪
開幕を目前に控えて高揚した気分のキャストが舞台上に!
プロデューサーでアーヴィング・バーリンの音楽秘書でもあるアーサー・ジョンストンが、花形ミュージカル・スターのエリザベスを捉まえて、調子よく機嫌をとります。「何と言ってもジンジャー・ロジャースの再来と言われているんだからね、歌よし、踊りよし、見た目も麗し。」
右から:エリザベス(目次恭子)アーサー・ジョンストン(澤脇達晴)
準備のためにキャストが全員退場すると、ステージに看板が下りて来ます。オーケストラ・ピットではジャズ・オーケストラのチューニングが始まります。
すると、どこからやって来たのか、こっそり客席から二人の子供が舞台の上に…
靴磨きの少女エンジェル(左)と友達のケイティ(右)
すごいなぁ!舞台を見るの初めて…
ねぇエンジェル、ヴァイオリン弾いて!
舞台の上で、はしゃぐ二人。
あ、始まるみたいだ!
そこへ、一人の紳士が…
誰だろ?
今から始まるのに帰っちゃうのかな…
いよいよ『トリビュート・トゥ・アーヴィング・バーリン ~ Tribute To Irving Berlin』の、始まり始まり!
オープニング・ダンス ~ アーヴィング・バーリン・メドレー
カンパニーが誇るノッポ・トリオ
フィナーレのポーズもキマッて…
いよいよ、真打アーヴィング・バーリン本人が登場!
…の、はずだったのに…
ちっともアーヴィング・バーリンが出て来ない!
曲が流れる中、右往左往しながらも踊り続けるダンサー…
すると、花形ミュージカル女優のエリザベスが、新人のレックスに無茶振り!
代りに歌いなさいよ!
あなた、アーヴィング・バーリンの若い頃を演じるって張切ってたじゃない。ほら、見せ場よ!
右から:エリザベス、ビビるレックス、見守るアンディ。
そこへ割って入るプロデューサー兼アーヴィング・バーリンの音楽秘書であるアーサー・ジョンストン
諸君、残念だが、このショウは中止になった…
役者のハンナが、「ダンサーの出来が悪くても芝居で取返す」とアーサーに訴えると、すかさず「ダンサーの出来が悪いとはどういうこと」と、詰め寄るミュージカル女優のエリザベス
左から:女優ハンナ、俳優ゲイル、必死に止めるレックス、詰め寄るエリザベス。
しかし、実は、一番諦め切れないのが、レックス…
Let Yourself Go を歌って諦めるように諭すエリザベス
明日は明日、新しい日、今日とは違う風が吹く。チャンスは一度きりじゃない。振返らずに進みましょう。
歌い踊るエリザベスに 立直るレックス
舞台そのものが終ってしまうという予想外の展開に、落胆するエンジェルとケイティ…
ケイティを帰し、こんな舞台で思い切り歌いたい!と、エンジェルが舞台に上って歌う。
そこへ、一人の紳士が通りかかる。
おじさん、どう? 靴磨き!
ここは足のせるとこじゃないよ!
立派な紳士みたいな格好してるクセに、人の大事な物が判らないなんて!
マナーってものを習わなかったのかい!
しゃれたコートに帽子、ステッキまで持ってたって、見せかけだけじゃ本当の紳士とは言えないんじゃない!
靴磨きの少女エンジェルを持て余すアーヴィング・バーリン
見せかけ紳士の靴だってチャンと磨いてやるよ!
なんたって靴磨きの天才なんだから!
エンジェルが口ずさむ「靴磨きの歌」は、何とアーヴィング・バーリンの初ヒット『アレグザンダーズ・ラグライム・バンド』の替え歌!
勝手に替え歌にしたら叱られるぞ。下手したら罰金だ。そうならないように、許可をとってやろう。
またまた、おじさん。偉そうなこと言っちゃって。いいんだよ、勝手にこっそり歌ってるから。
曲を作ってやるというアーヴィングの言葉を信用しないエンジェル。
おじさんが?! 有名な曲を作った人よりいい曲を作れるって言うの? またまた、見栄張りっこなしだよ。見せかけ紳士殿!
幼い頃に辛酸をなめ、自分も靴磨きをして糊口を凌いだアーヴィングは、段々、エンジェルに心を開きます。
このくだりの二人のやりとりは見事の一言!
二人の演技力が絶賛されました。
アーヴィングは、エンジェルに重ねて、亡くなった子供の事を思い出します。
回想シーン
私の子供も生きていたら、あんな風に育っていただろうか…
亡くなった我が子を思い、『When I Lost You ~ 君を失った時』を歌うアーヴィング・バーリン(永見隆幸)
振返ると、もう、そこに我が子はいない…
アーヴィングを探しに来たレックスはショウの中止を撤回するよう直訴
ショウの中止を決意する切っ掛けになった新聞記事をレックスに突付けるアーヴィング
諦め切れないレックスと心中を吐露するアーヴィングの応酬
アーヴィングの表情が穏やかになった瞬間を逃さず、「アーヴィングさんの原点でもあるバリン家族のシーンを観て下さい!」と、食い下がるレックス。
レックスの熱意に根負けして、仕方なく、腰掛けるアーヴィング・バーリン。
大喜びするレックス(左)戸惑うダンス・ミストレスのフローレス(中央)
劇中劇で、アーヴィング・バーリンの両親は、アメリカに渡る決意をして、神のご加護を祈ります。
父親モーゼス役のゲイルと母親リーナ役のハンナ
見知らぬ土地へ行くには勇気がいる。でも、家族みんなで行くなら怖くない。
船に揺られながらも歌を歌って励まし合うバリン・ファミリー
バリン・ファミリーのシーンを観るエンジェル
どんな時も、家族みんなで、力合わせて、励まし合って、進もう!
確かにこんな船だった… 暗くて、窮屈で…
感慨に浸るアーヴィング
自分の少年時代を演じた子役に立派な大人になるよう諭すアーヴィング
フローレス、君はヴァイオリンを弾けたね…
あの子に教えてやってくれないか。
おい、誰だ、どうしてここに紛れ込んでいるんだ!
少しずつ心を開いたかに見えたアーヴィング。
しかし、舞台を去る決意は固かった。
私は引退する!もう決めた…
エンジェル:なんかさ、よくわかんないけど、どうなっちゃってるの?
レックス:とにかく。この『トリビュート・トゥ・アーヴィング・バーリン ~ Tribute To Irving Berlin』っていうミュージカルの上演が中止になった。それだけだよ…
エンジェル:へぇ~そっか。トリビュート・トゥ・何ちゃらさん、作った人の名前か!
毎日この劇場の練習を覗いてたからさ、曲は覚えたんだ!
エンジェルが、替え歌にした「靴磨きの歌」を口ずさみます…
フローレス:その曲はアーヴィングさんの最初のヒット曲『アレグザンダーズ・ラグタイム・バンド』よ!
ダンス・ミストレスのフローレス(安藤あみ)
アレグザンダーズ・ラグタイム・バンドの音楽に合わせて踊る、エンジェル、フローレス、レックスの三人。
フローレス:貴方にヴァイオリンを教えてあげるようにって言ってたのがアーヴィングさんよ。
エンジェル:え~!え~!え~~~っ!有名な曲を作った有名な人が、さっきのおじさん?
フローレス:知らなかったのね。
レックス:どうした?
エンジェル:あのおじさんにインチキ紳士って言っちゃった…
まだ、『トリビュート・トゥ・アーヴィング・バーリン ~ Tribute To Irving Berlin』の上演を諦められないレックスは、『オルウェイズ ~ Always』の練習に励みます。
そこへ、アーサー・ジョンストン、ゲイル、アンディが登場。
アーヴィング・バーリンの作曲人生を支えたアーサー・ジョンストン!
貴方の役を僕が務めるはずだったのに…
と、アンディがアーサーのモノマネをします。
アーサー:おいおい、私の若い頃の真似をするんじゃなかったのかい!
ゲイル:今のジョンストンさんにはそっくりだけどね…
全員:(笑)
おどけるアーサーとアンディ
レックスは、大好きな歌『オルウェイズ ~ Always』について、この歌が書き上げられた経緯を語ります。『トリビュート・トゥ・アーヴィング・バーリン ~ Tribute To Irving Berlin』の「一シーン」を演じつつ。
再現シーンでアーヴィング役を演ずるレックスと恋人役を演ずるドロシー
この『トリビュート・トゥ・アーヴィング・バーリン ~ Tribute To Irving Berlin』の設定では、アーヴィングが自分の恋人のために『オルウェイズ ~ Always』を書いた事になっている。しかし、本当は、アーサーの恋人だったモナのために書かれた歌だと明かすアーサー・ジョンストン。
勝手に解釈して、「私が二股かけられてたって事?二人の男性が私を取合ってたって事かしら?」と独りで喜ぶドロシー。
当初、『オルウェイズ ~ Always』の歌詞が、「I'll be loving you "always"」ではなく、「I'll be loving you "MONA"」だった事も明らかになります。
事実に即した再現シーンでの、アーヴィング役のレックス、アーサー役のアンディ、アーサーの恋人モナ役のドロシー。
モナは現在の妻ではなく、当時、モテモテの色男だったと、自慢話に花を咲かせるアーサー・ジョンストン。
しかし、彼の背後には、いつの間にかジョンストン夫人が…
アーサー・ジョンストン:恋も浮気も芸のこやしだ。一人の女に縛られているようでは、世界が狭くなるぞ!
ジョンストン夫人:あなたの世界は、さぞかし広いんでしょうね…
うわぁ!~ ビックリして飛び上るアーサー
奥様!マイ・ハニー!何の話かな…
それはさておき…
今みたいな、ちょっと面白いけど知られていない話を、包み隠さず表に出す。そうする事によって、アーヴィング・バーリンって人の人間臭さや表面上だけじゃない魅力が、もっと多くの人に伝わると思うんです。
熱く語るレックスに、プロデューサーのアーサーも、ショウの再開に少しずつ乗り気になって行きます。
アーサーの「よし、曲を選び直そう。」という宣言に、大喜びするキャスト達。
そんな折、楽屋でピアノを弾きながら曲を書き留めているアーヴィングのもとに、エリザベスがやって来ます。
エリザベス:新しい曲ですか? 引退なんてしませんよね… よかった!
エリザベスの話を遮り、曲の評価を聞くアーヴィング。
エリザベス:いい曲に決ってます!
いい加減な回答だ!
しかし、よくないと言われるよりは、よほど気分がよい…
アーヴィングのピアノに合せて『I Love A Piano』を歌うエリザベス
ペンを走らせながら、「残りの人生を、今まで作り上げたものをどのように受止めるかに費やさなければならない。」と、引退する理由を語るアーヴィング
一方、ヴァイオリンのレッスンを終えたエンジェルは…
レックス:そのヴァイオリンは神様からの贈り物かな…
アンディ:友達のケイティも元気になったら連れて来るといい!
フローレス:とっておきの衣装を用意して待っているわ!
舞台では、キャストが、『When The Midnight Choo-Choo Leaves For Alabam'』のリハーサルに余念がありません。
そこへ、エンジェルに連れられてケイティがやって来ます。
いらっしゃいケイティ!夜行列車に間に合ったわ。アラバム行きの列車よ、ほら、乗って!
ケイティ:いいの?
この様子を舞台袖で観ているアーヴィングに気付いて、アンディがリハーサルを止めます。
アンディ:遊んでた訳ではなくて、クリスマスの楽しみに、ちょっとこの子たちを…
エリザベス:アーヴィングさんは、余りクリスマスを祝ったりなさらないのよ。お子さんがクリスマスの日に亡くなったから…
エンジェル:ケイティはちょっと病気なんだけどさ、楽しい歌を唄ったり踊ったりすると元気になるし、咳が辛くて寝込んでる時でも、横で歌ってあげるだけで元気になるんだ。だから今日は、ここに連れて来ていいって言われて、すっごく嬉しくて…
勝手にお邪魔してごめんなさい… Mr.紳士殿…
アーヴィング:私の曲…
ケイティ:元気になるよ。それにとっても楽しい気分になる。ステキな曲をありがとう…
アーヴィング:そうかケイティ…
早くよくなるように祈ってるよ。
神の御加護がありますように。
母の口癖だった…『God Bless You』
ぼうず、お前にもな!
エンジェル:ぼうずじゃないやい!これでもれっきとした女の子だぜ!
アーヴィングの心は大きく動きます…
ひとりにしてくれないか…
不思議だ… 子供のたった一言で心が澄み渡る。目の前に青空が広がるようだ!
エリザベス:貴方が書いた『ブルー・スカイ』の歌詞のように…
世界中の人が、貴方の歌に慰められ、元気を貰い… このショウを待っています!
I was blue, just as blue as I could be
Ev'ry day was a cloudy day for me
Then good luck came a-knocking at my door
Skies were gray but they're not gray anymore
Blue skies smiling at me
Nothing but blue skies do I see
Blue birds singing a song
Nothing but blue skies from now on
Never saw the sun shining so bright
Never saw things going so right
Noticing the days hurrying by
When you're in love, my how they fly
Blue days, all of them gone
Nothing but blue skies from now on
ショウを再開するぞ!青空に負けない晴れやかなステージを!
Blue skies smiling at me
Nothing but blue skies do I see
Blue birds singing a song
Nothing but blue skies from now on
Never saw the sun shining so bright
Never saw things going so right
Noticing the days hurrying by
When you're in love, my how they fly
Blue days, all of them gone
Nothing but blue skies from now on
「タップ・ダンスを追加ってのは、どうだい!」とアーサー
全員が「成功間違いなし!」
みんなで、さぁ、始めよう!
Blue days, all of them gone
Nothing but blue skies
Nothing but blue skies
Nothing but blue skies
Nothing but blue skies from now on
Nothing but blue skies
Nothing but blue skies from now on
思わず駆け寄り握手を交すアーヴィングとアーサー
【INTERMISSION ~ 休憩】
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演『ベリー・メリー・クリスマス ~ Very Merry Christmas』第一幕 !
お楽しみいただけましたでしょうか ♬
撮影:田中聡(テス大阪)
誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
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ベリー・メリー・クリスマス第二幕舞台写真
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-24-2
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Very Merry Christmas Act 1 stage photo
ベリー・メリー・クリスマス お客様
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-27-1
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Very Merry Christmas guests
ベリー・メリー・クリスマス打上げ
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-27-2
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Very Merry Christmas afterglow party
ベリー・メリー・クリスマス評 ナゴヤ劇場ジャーナル
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-01-11-3
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Very Merry Christmas Nagoya Theater Journal
ベリー・メリー・クリスマス反響
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2018-12-07
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Very Merry Christmas feedback
ベリー・メリー・クリスマス反響サウンド・ステップス
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2018-12-06
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Very Merry Christmas feedback Sound Steps
両日満員御礼ベリー・メリー・クリスマス千龝樂
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2018-12-03
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Very Merry Christmas Full House
ベリー・メリー・クリスマス特番サウンド・ステップス
↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2018-11-21
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Very Merry Christmas Special Sound Steps
永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト ♬
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http://www.nagamitakayuki.com/
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NAGAMI Takayuki official website ♬
メリー・アーティスツ・カンパニー
オフィシャル・ウェブサイト ♬
↓
http://www.merry-artists-company.com/
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Merry Artists Company official website ♬
永見隆幸のプロフィールはコチラ ♪
↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2016-12-11
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This is Takayuki NAGAMI!
ディライトフル・グループ HP
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Delightful Group HP
ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
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メリーのブログ管理人ご挨拶
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2019-02-24 00:02