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鷲見麿作品 ファティアによるバッタもんのウソ八百 メリスタ常設 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ SUMIMARO すみまろ スミマロ [永見隆幸 美術 工芸]



鷲見麿 すみまろ さんのご厚意で、鷲見麿作品「ファティアによるバッタもんのウソ八百」が、新型コロナ感染症対策第一次改修工事を完了したメリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)に収蔵され、常設展示されることになりました!



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鷲見麿さん(左)永見隆幸先生(右)


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某所にある保管庫


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楽しそうに作業をなさるお二人





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どうやら大きな作品のよう!

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軽々とトラックの荷台に乗る永見先生

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意気揚々と引揚げる永見先生

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作品をトラックに積込んだ一行は、一路、メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ「メリスタ」へ向います!





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休む間もなく早速作業開始!!


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これは作品の一部なんでしょうか?

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いよいよ作品本体をメリスタに運び込みます ♬





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先ほど設置したものの上に作品を丁寧に置きます。


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何やら時間をかけて確認する鷲見さん





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鷲見さんの左は制作の加藤雅之


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工具を取出して作業を始める鷲見さん


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一段落したらしく、次の作業に移ります。





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鷲見さんの号令に従う皆 みんな

箱の上の方を持って、歪ませぬ様に、みんな同時に、真っ直ぐ上に上げてください!


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何か見えて来ます ♬


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遂にその全貌を表した鷲見麿作『ファティアによるバッタもんのウソ八百 』





石塑粘土 せきそねんど で作られた長さ約50㎜×幅約40㎜×高さ約25㎜のバッタが800匹!

先に設置されたのは作業台で、これらの繊細なバッタを傷めないように考案されたものでした ♬

石塑粘土は、石粉粘土とも呼ばれています。





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作品の状態を念入りに確認する鷲見麿さん

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鷲見さん(中)に質問する桜井ゆう子先生(左)と安藤麻実(右)


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右から、桜井ゆう子(劇作家 演出家 振付家)、加藤雅之(制作)、安藤麻実(演出助手 振付助手 制作助手)、鷲見麿(美術作家)。


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みんな で壁に立掛けます。

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左:ザ・ディライトフル・カンパニー くまがや敏 代表取締役社長
右:制作の加藤雅之


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位置を確認する鷲見さん





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浮び上るファティア Fatiah さんの肖像 portrait





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微調整を行う永見先生





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鏡越しにご自身の作品『ファティアによるバッタもんのウソ八百 』を観る鷲見麿さん

この方がファティアさんを、より明確に認識できます。


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鷲見さんの解説に耳を傾ける皆 みんな

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鷲見麿 SUMIMARO
スミマロ すみまろ


画家、美術家。

白土舎を中心に、Galerie Gabriele Rivet/Köln、Christian Gröger/München、Espai13 - Fundació Joan Miró/Barcelona、ギャルリーユマニテ名古屋、GALLERY HAM、名古屋市美術館などで個展を開催。

Landscapes Aschenbach Galerie/Amsterdam、Kunstverein/Ludwigsburg、Kölnischer Kunstverein/Köln、Mediapark/Köln、Ausstellung im Kunstverein/Düsseldorf、Museo de la Ciudad de México、愛知県美術館、埼玉県立近代美術館、群馬県立美術館、滋賀県立近代美術館などへも出展している。

ART COLOGNE/Köln には、平成5年 =1993年から平成14年 =2002年まで10年にわたり参加。

代表作に、『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』や『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』などがある。

典子に捧げるシリーズ、ビートルズ・マリアン・シリーズ、青紀シリーズ、聖なるファティア・シリーズなどでも知られる。

精緻な描写力や色点分解の手法については「右に出る者がいない」と謳われている。





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鷲見麿作『ファティアによるバッタもんのウソ八百 』2012(平成24年)2110×1623×155㎜ mixed media





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ファティアさん(右)永見隆幸先生(左)


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鷲見麿さんが運営していた「めだかの学校」の食事会に招かれて談笑する永見先生とファティアさん

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作品鑑賞に集中する永見先生

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一点を凝視されていたかと思えば、虚空を睨み、熊の様に歩き回られていると思うと、じっと佇んでいらっしゃいます。

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楽屋で集中してみえる時と全く同じご様子

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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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お二人のオーラには、ただならぬものがあります。

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片付け出す鷲見さんと永見先生





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作品を写真に収める鷲見麿さん





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永見先生に鷲見麿さんとその作品『ファティアによるバッタもんのウソ八百 』について伺いました。


この作品は、社会に対する、ある問いかけが秘められています。その問いかけに対して、関心があるなしに拘らず、この作品の訴える力は、極めて強い。それは、鷲見さんが、人間社会の禍々 まがまが しい側面を突いても、覆い隠す訳でもなく、オブラートに包むのでもなく、それを美へ昇華させる能力を持っているからなのです。
この作品は、鷲見麿さんの独壇場である色点分解の手法が用いられています。一定の距離をあけて観るとファティアさんの肖像が見えて来ます。しかし、間近に寄って観ると、ある色に塗られた長方形の色点の中に石塑粘土 せきそねんど で作られた長さ約50㎜×幅約40㎜×高さ約25㎜のバッタがあるだけです。
全てを美に昇華できる能力とそれを支える技法を身につけている鷲見さんを、自分は、真正なる美術家であり芸術家であると考えています。
鷲見さんは、如何なる問題についても正面から向き合います。その事について、彼は、随分な誤解を受けているというのが実情です。鷲見麿は、弱き者に寄り添い、精神世界での繋がりを求めているに過ぎないのです。ありのままに生きて、純粋であり過ぎるが故に、社会に易々と適応出来ないだけです。それが理解出来て、時間をかけて付き合いさえすれば、彼の真価は、誰にでも理解出来ると、自分は信じています。
この度、鷲見麿さんのご好意によって、『ファティアによるバッタもんのウソ八百 』をメリスタで常設展示できる事は、この上ない喜びです。鷲見麿さんに、心より感謝しています。





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鷲見麿 永見隆幸 対談 令和二年九月
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https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-09-20-2
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Taka Nagami vs. Sumimaro special talk


鷲見麿最高傑作 ドリーム・ア・ドリーム
ファンエイク ファンデルパーレの聖母子
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https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-08-29
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Sumimaro crowning work Dream a Dream
Jan van Eyck "Virgin and Child with Canon van der Paele"


永見隆幸 鷲見麿 個展 訪問
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https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-08-23
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SUMI-MARO Solo Exhibition


鷲見麿個展図録 フローリアン入手
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https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-09-13-1
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Florian received Exhibition Catalog


永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
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This is Takayuki NAGAMI


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永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト
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NAGAMI Takayuki official website ?


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