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橘右之吉 坂井智雄 益田大祐 大看板 納品 永見隆幸 ザ・ディライトフル・カンパニー 品川 うのす UNOS 福善堂坂井看板店 指物益田 [永見隆幸& UNOS]




橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉 たちばなうのきち さん、福善堂坂井看板店四代目の坂井智雄 さかいともお さん、指物益田ご主人の益田大祐 ますだ だいすけ さんと、錚々 そうそう たる顔ぶれが集って、メリー・アーティスツ・カンパニー大看板の制作に携わってくださいました。この度、目出度く大看板が完成、わざわざ東京のザ・ディライトフル・カンパニー品川事務所まで納品にお越しくださいました。

新型コロナ感染症対策で、紫外線殺菌照射装置エアロシールド設置のための改修工事が完了したばかりでしたから、恰好のタイミングでした。





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メリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督:看板左
橘流書家で江戸文字の大家 橘右之吉さん:看板右
福善堂坂井看板店四代目 坂井智雄さん:右
指物益田 主人 益田大祐さん:左

永見先生の身長が180㎝超ですから、看板の高さは、優に2mを超えているのが判ります。





誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.





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愈々搬入開始!

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細心の注意を払って階段を進むお二人

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右から、橘右之吉さん、坂井智雄さん、制作の加藤雅之、ザ・ディライトフル・カンパニー代表取締役 くまがや敏 社長、益田大祐さん。


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看板の本体を、一旦、壁に凭 もた せ掛けます。





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指物師の益田さんは何を持って来られたのでしょう?

看板彫刻師の坂井さんも ?!


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もうお判りですね!大看板の脚です ♬





大看板を、日本全国は言うまでもなく、海外にも持ち運べるように、右之吉師匠が、指物の仕事を益田さんに依頼してくださっていたのです。ですから、この大看板は、組立式であるにも拘らず、たいへん頑丈に出来ています。





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組立るところを熱心にご覧になる永見先生

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まだ何かありましたっけ?

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看板の屋根に当る入山を忘れてはなりません!

入山は、山の様に入る、つまり、大入りを招くと言われる縁起のよい意匠です。

こちらも、益田さんの見事な仕事によって、キッチリ嵌 はま り、その上、組立て易くバラシ易くなっています。見た目もご覧の通りの美しい仕上りです。


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大看板について解説してくださる橘右之吉師匠

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橘右之吉師匠くらいになると、完成ということ自体が、あり得ないのかもしれませんが、師匠のこの表情を拝見すれば、この大看板が快心の出来だったことを窺い知ることが出来ます。

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看板と脚の合体!

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丁寧に何度も状態を確認する坂井智雄さん

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入山を嵌めて組立て完了!

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この見事な大看板を作っていただくのに、数ヶ月という時間がかかっています。





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先ず、橘右之吉師匠の揮毫

永見先生は、江戸文字の中で、右之吉師匠の字が最もお好きだそうです。その理由としては、品位と風格があること。大らかさの中に繊細さが、力強さの中に柔らかさが、重厚さの中に軽 かろ みが感じられることだとおっしゃっています。





福善堂坂井看板店における大看板の仮組立と調整の模様





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デザイナーを志していらしたこともあったせいか、益田大祐さんは、指物師としての腕は言うまでもなく、アーティストとしての感性も持っていらっしゃると、永見先生が評しておられました。


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顔半分が覗いているのは 福善堂坂井看板店三代目の坂井保之 さかいやすゆき さん


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たった一本の彫刻刀で全てを彫って行かれます。この看板では、額彫 がくぼり と称して、蒲鉾 かまぼこ のように字を盛り上った状態に彫上げて行きます。彫師としての腕の確かさは勿論ですが、坂井智雄さんもまた、アーティストの感性をお持ちだと永見先生がおっしゃっていました。素人の遥かに及ばぬ世界だそうです。


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黒漆塗、赤漆塗、金箔貼まで、福善堂さんが受合ってくださいます。


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皆さんの力が結集して、かくも美事な大看板が出来上ったのです。





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一点の曇りも許せぬらしく、長い時間をかけて丹念に手入れをしていらっしゃいました。有難し!

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お二人の仕事振りに思わず笑みが零れる右之吉師匠

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右之吉師匠と談笑する永見先生





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終始 満面の笑みが絶えない右之吉師匠

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手入れも一段落して記念写真!





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取扱上の注意事項を説明する福善堂坂井看板店四代目の若旦那





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永見先生と談笑する右之吉師匠


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師匠は、あくまでも謙虚で真摯な姿勢を崩されません。


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このように立派な仕事をさせていただいて有難うございますとおっしゃる右之吉師匠。

永見先生の方が恐縮しておられました。


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橘右之吉
TACHIBANA Unokichi

橘流寄席文字 江戸文字 書家
昭和25年=1950年 東京に生れる。
昭和40年=1965年 橘流寄席文字家元の橘右近に師事。
昭和44年=1969年 正式な継承者として橘右之吉の筆名を認可される。
昭和50年=1975年 株式会社文字プロを設立。
平成22年=2010年 湯島天神前にオフィス兼工房の株式会社UNOSを構える。
平成25年=2015年 文京区伝統工芸会より「文 ふみ の京 きょう 技能名匠者」に認定される。
令和2年 = 2020年 月刊誌「銀座百点」に『右之吉文字かたり』を連載。

主な作品や筆耕歴は、国立劇場や国立演芸場のポスター、湯島天満宮、柴又帝釈天、浅草鷲神社、浅草神社、中村勘三郎丈襲名招木 まねき、坂東三津五郎丈襲名祝掛行灯、中村勘九郎丈襲名記念飾絵馬群、平成中村座ニューヨーク公演ベルリン公演スペイン公演等 揮毫実演、坂東彌十郎丈欧州公演 揮毫実演、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー大看板、永見隆幸招木 まねき、ほか多数。

個展は、「橘右之吉の世界展」東京新宿住友ビル 夢ギャラリー、オーストリアのウィーンで開催された「橘右之吉因維納」 "Tachibana Unokichi in Vienna" など。江戸開府400年記念作品展「江戸のタイポグラフィ展」アド・ミュージアム東京にも参加している。

題字や装丁も、なぎら健壱『東京の江戸を遊ぶ』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝創作落語大全集』(メディアクラフト)題字、『中村勘三郎、襲名!特集』和樂(小学館)タイトル題字、澤田隆治『決定版 上方芸能列伝』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い』(コミックヨシモト)タイトル題字、福田和子『吉原はこんな所でございました』(ちくま文庫)装丁とタイトル題字、沢村貞子『私の浅草』(平凡社)装丁とタイトル題字と後書きエッセイ、ほか多数。

NHK「美の壷 - 浅草」、木村和久「江戸文字」週刊宝島、「モノが伝える中村勘三郎襲名披露」ぴあ月刊カラフル、浅原須美「粋に遊ぶ」助六 二玄社、堀口葉子「パソコンには奪えぬ仕事」フジサンケイ ビジネスアイ、NHKBSハイビジョン「襲名 坂東三津五郎」、NTV 阿藤快「ぶらり途中下車の旅」、BS11 大人の自由時間「なぎら開宝計画」、monoスペシャル「職人モノ No.2 - 洒落と縁起が込められた寄席文字・江戸文字 橘右之吉」ワールド・ムック851 ワールドフォトプレス 平成23年、丸若屋×井浦新「美しい手が生み出すモノたち 寄席・江戸文字/橘右之吉」ハースト婦人画報社 ELLE DECOR 日本版2013年8月号、山崎真由子「職人の手 16 PROFESSIONAL STORIES - 江戸文字 橘右之吉」KTC中央出版、「伝説の匠 - 第四十六回 橘右之吉」江戸楽 edo-gaku 2019年7月号 No.123 エー・アール・ティ、彬子女王「イノリノカタチ 消し札 - 橘右之吉」和樂 2020年2/3月号 小学館など、数多くのメディアに取上げられている。





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福善堂坂井看板店は、大正十五年=1926 年創業の老舗。福善堂の看板は、全て手彫で、額彫 がくぼり の手法を用いて字が蒲鉾のように盛上って見えるのが特長。看板彫刻刀たった一本で、見事な看板を彫上る。
手掛けた仕事は、日本橋三越の印の修復、花園饅頭、塩瀬総本家など老舗の看板、名だたる寺社の扁額、千社額、歌舞伎役者が襲名披露の際に用いる招木札、表札など。谷中銀座商店街全五十六店舗の看板にも携わった。
福善堂坂井看板店四代目の坂井智雄は、台東区優秀技能者に選ばれている。
BSテレ東の「出没!アド街ック天国」や BS朝日「みらい遺産」などでも取上げられた





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指物益田の主人である益田大祐は、家具製造会社に勤めていたが、江戸指物に触れて、精密機械のような精巧さを手仕事で作り出す凄さに魅せられ、江戸指物の名匠 渡辺昇の門を叩き、八年間、修行した。平成十七年=2005年に独立。
平成二十六年=2014年、『すみだマイスター』に認定される。平成二十七年=2015年、歌舞伎界の名門 中村芝翫丈「襲名の楽屋鏡台」を制作、平成二十八年=2016年には『LEXUS NEW TAKUMI PROJECT』の東京の匠に選出されている。平成二十九年=2017年、イタリア国際見本市「HOMI」にて展示。『東京手仕事』に「名刺入」が認証される。平成三十年=2018年 国連茶会『Peace is・・・』にてスーツケースで持運べる茶室「ZEN-An禅庵」が用いられる。すみだモダン認証商品に「おとも箱」が選ばれた。そのほか、正座椅子 合曳 あいびき などが好評を得ている。





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橘右之吉師匠が、「もし、もう一つ同じ物をとご下命くださいましても、出来ません。先ず、これだけのよい檜 ひのき が手に入らないのです。」とおっしゃっていました。
数々の銘木屋を当り、樹齢幾百年で数十年寝かせた良材の中から、反 そり や歪 ひずみ のない素直な物を厳選してくださったそうです。これ以上に優れた檜 ひのき は、もう出ないでしょうとのこと。
その上、橘右之吉師匠の揮毫、坂井智雄さんの彫、益田大祐さんの指物です。

物凄いのが手に入りました ♬

我々の宝として、この看板を大切に扱う事は言うまでもなく、メリー・アーティスツ・カンパニーの一同、看板に恥じぬ舞台活動を展開して行く覚悟を新たに致しました!





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定礎 平成28年8月吉日
ザ・ディライトフル・カンパニー

施工者:
大和ハウス工業株式会社
株式会社 岡村製作所
株式会社 天童木工


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誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
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永見隆幸 橘右之吉 再訪 うのす UNOS
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橘右之吉 書籍 サイン


橘右之吉 永見隆幸の招木 揮毫 完成
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 永見隆幸の消札 揮毫 制作
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 角大師 大入袋 揮毫 制作
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TACHIBANA Unokichi


ザ・ディライトフル・カンパニー
千社札 橘右之吉 揮毫 制作
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橘右之吉 UNOS
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