西口神具店 永見隆幸 訪問 三重 伊勢神宮御膝元 [永見隆幸先生information]
音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、伊勢神宮の御膝元 おひざもと にある西口神具店 にしぐちしんぐてん を訪問されました。
西口神具店三代目宮師の西口直孝さん(左)永見隆幸先生(右)
神棚や御霊舎 みたまや 用の木曽檜 きそひのき。定尺で5mの長さがあり、厚みは1寸2分から4寸くらい。最低でも2年は屋外で寝かせておくそうです。黒く日焼けした木曾檜も一皮剥けば美しい檜色に!
西口神具店で神棚や御霊舎 みたまや や神具の製作に用いる木材は厳選された木曾檜のみ。10年以上も天然乾燥した木曽檜を大量に保管しておられます。
工場の2階に置かれているのは、神社御本殿用の木曽桧の厚板や八角形の柱材。これらの柱材は、直径九寸から一尺で節が無く、神社の本柱や棟持柱になります。
現在、西口神具店 三代目宮師の西口直孝さんが制作中の 厚板屋根一社宮 大
何と、この厚板屋根一社宮 大 は、品川のザ・ディライトフル・カンパニーに安置される予定です!
厚板屋根一社宮 大 には、神宮の天照皇大神宮大々御神楽祈祷大麻 てんしょうこうたいじんぐうだいだいおかぐらきとうおおぬさ などの大きな御札をお納めすることが出来ます。
西口神具店 代表取締役 四代目宮師 西口賢太郎さん
西口神具店 三代目宮師 西口直孝さんの御三男で宮師の西口真太郎さん
稲荷宮 ~ 銅で葺いた屋根が、よい感じに黒く落着くには、20年程かかるそうです.
敷地の一角にある神棚の展示場
上段右にある神棚は 厚板屋根一社宮 中
下段の神棚は、茅葺屋根通三社宮 かやぶきやねとおしさんしゃみや で、永見家に安置される予定の神棚と同じ仕様とのこと。
何と、この厚板屋根一社宮 中 がメリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)の執務室に安置されるそうです!
神棚と御霊舎 みたまや
永見家に安置される予定の六尺型 御霊舎 みたまや 引出付
御霊舎 みたまや と御霊璽 れいじ
神道における御霊舎 みたまや と御霊璽 れいじ の関係は、仏教におけるお仏壇とお位牌に当ります。
錺金具 かざりかなぐ は銅地厚板に金鍍金を施した物
成金趣味ではなく品のよい艶消の金色
御霊璽の錦覆 にしきおおい などに用いられる生地
守宮 まもりみや:巾130mm×奥行50mm×高さ100mm
守宮は手の平に乗る位の小さな神棚ですが、材料には、しっかり木曽桧が使用されています。
神宮の 守祓 まもりはらい を お納めする事が出来ます。
西口神具店 工場全景
永見先生に西口神具店について伺いました。
スタッフ:
西口神具店の神棚や御霊舎や神具などは、ほかの神棚や御霊舎や神具等と、どのように異なるのですか。
永見先生:
先ず、西口神具店の神棚や御霊舎や神具などが間違いなく本物である事を申し上げたいと思います。風格と品位があり、安っぽい所が微塵も無いのです。厳選された木曾檜の使用を徹底的に追求するところも素晴らしい。日焼などを防ぐための塗装など、木そのもののよさを損 そこな う事は、一切行いません。手間暇かけて作り込んだ神棚や御霊舎や神具などの全てが堅牢で、過剰を排し、すっきりした作りになっています。錺金具 かざりかなぐ も、銅地厚板に金鍍金を施した物を用い、品のよい艶消 つやけし の金色です。
スタッフ:
制作に釘は使われていますか。
永見先生:
釘を使わないお宮作りというのは、それこそ神話。伊勢神宮でも法隆寺でも沢山の和釘が使われているそうです。西口神具店では、見えない所に隠し釘を打ち、見える所には埋木をするなど、釘やビスが目立たない工夫をしていると聞いています。
スタッフ:
西口神具店のどこに共感されますか。
永見先生:
第一に、三代目西口直孝さんの誠実な人柄が西口神具店のお宮作りに投影されている所です。
それから、神棚をお祀りする方角について、自分は、祈る心と感謝の気持ちさえあれば、どの方角に安置しても構わないと信じていますが、西口直孝さんも同様の事を口にしていらっしゃいました。二階に部屋があろうが、人が通ろうが、どこに神棚を安置しても構わないのではないかとも考えています。二階建ての家の一階にお祀りしても、天井に「雲」と書かなければならないとは思いません。この点についても、西口さんと考え方が近いと思います。祈る心と感謝の気持こそが大切で、些末 さまつ な事に拘 こだわ る必要は、無いのではないでしょうか。
かみさま ほとけさま に向合う事は即ち己 おのれ に向合う事でもあります。自分は、ある意味の不可知論者ですから、あくまでも、それを個人の心の問題と捉えるべきと考え、排他的、強制的、独善的な振舞いは、感心しないのです。自分にとっての かみさま ほとけさま は、宇宙の神秘や大自然の力、そのものなのかも知れません。死も、忌事 いみごと や 穢 けが れ などではなく、人生の一部なのだと考えています。神道には、亡くなった人が「かみ」になって子孫を守るという考え方もあります。自分は、そちらの方が、とても気に入っているのです。
永見隆幸 神宮 参拝
↓
https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-02-13
↑
皇大神宮 豊受大神宮
永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2016-12-11
↑
This is Takayuki NAGAMI!
ディライトフル・グループ HP
↓
http://www.delightful-group.com/
↑
Delightful Group HP
永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト ♬
↓
http://www.nagamitakayuki.com/
↑
NAGAMI Takayuki official website ♬
ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
↓
https://merry2.blog.so-net.ne.jp/2018-01-28
↑
TDC president greetings
メリーのブログ管理人ご挨拶
↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2018-01-30
↑
MAC Website Manager
2021-01-18 03:32