SSブログ

永見隆幸 福善堂坂井看板店 訪問 東京 台東区 松ケ谷 合羽橋本通 [永見隆幸 江戸文化]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京 台東区 松ケ谷 合羽橋本通りにある福善堂坂井看板店を訪問されました。



taka fukuzen 1.JPG





taka fukuzen 2.JPG
福善堂坂井看板店の店頭に佇む永見先生


taka fukuzen 3.JPG





福善堂 ふくぜんどう 坂井看板店は、木の看板のみを扱う木製看板専門店。
大正十三年=1924年創業の老舗。福善堂の看板は、全て手彫で、額彫 がくぼり の手法を用い、字が 蒲鉾 かまぼこ のように立体的に盛上って見えるのが特長。看板彫刻刀たった一本で、見事な看板を彫上る。
手掛けた仕事は、日本橋三越の印の修復、花園饅頭や塩瀬総本家など老舗の看板、名だたる神社仏閣の扁額、千社額、歌舞伎役者が襲名披露の際に用いる招木札、表札など、数え切れない。谷中銀座商店街全五十六店舗の看板にも携わった。
BSテレ東の「出没!アド街ック天国」や BS朝日「みらい遺産」などでも取上げられている。





taka fukuzen 5.JPG
福善堂坂井看板店の店内


taka fukuzen 6.JPG





taka fukuzen 7.JPG
右から:
福善堂坂井看板店三代目 坂井保之さん
永見隆幸先生
福善堂坂井看板店四代目 坂井智雄さん





taka fukuzen 8.JPG
三代目と奥様


taka fukuzen 10.JPG
福善堂坂井看板店三代目 坂井保之
昭和17年=1942年生れ、東京都出身。台東区無形文化財。


taka fukuzen 11.JPG
三代目の奥様 坂井節子さん





taka fukuzen 12.JPG
橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉師匠にお願いした飾絵馬の仕上も、福善堂坂井看板店さんが受合ってくださいます。





taka fukuzen 15.JPG
2メートルを超す メリー・アーティスツ・カンパニーの大看板も福善堂坂井看板店四代目 坂井智雄さんに彫上げていただきました。


taka fukuzen 16.jpg
ザ・ディライトフル・カンパニー品川事務所まで メリー・アーティスツ・カンパニー大看板の納品に お越しくださった坂井智雄さん





永見先生によれば、福善堂さんの看板には、手彫り独特の味わい、柔らかさや温かみもあるそうです。そして何よりも、木の看板の筆舌に尽し難い経時変化が楽しくて堪らないのだとか。
それに、既成のフォントを使っている看板は、ひとつひとつの文字は整っていても、字の配分がアンバランスになりますが、手彫り故 ゆえ に修正が 利くので、文字の配列なども絶妙の具合でピシッと決るらしいのです。
「仕方なく金属や樹脂の看板を使うこともありますが 状況が許せば 必ず福善堂さんの看板を注文します」と、永見先生。





taka fukuzen 17.JPG
三代目 坂井保之さんが手慰みに作ったと仰 おっしゃ る 恵比寿大黒の二福神





taka fukuzen 18.JPG
福善堂坂井看板店四代目 坂井智雄
昭和50年=1975年生れ、東京出身。台東区優秀技能者。


taka fukuzen 20.JPG


taka fukuzen 21.JPG





taka fukuzen 22.JPG





永見隆幸
NAGAMI Takayuki

音楽家 著作家 舞台ディレクター

20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツァルトの『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『後宮からの誘拐』デルモンテや、ヴェーバー『魔弾の射手』マックスなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

ヴェルヴェット・ヴォイスのマエストロと称され、トリノ王立歌劇場などに出演する。数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演をはじめ、常に脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『ザ☆ブロードウェイ』バーディ・ウォリントン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感や抜群の表現力が高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。現在、新録音進行中。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き めきき」や「見巧者 みごうしゃ」と呼ばれている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。
(プロフィール作成:ザ・ディライトフル・カンパニー)





taka fukuzen 23.JPG
お土産に美味しい佃煮をいただいて恐縮する永見先生(右)





坂井智雄 大看板 納品
 ↓
https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2021-02-25-2
 ↑
福善堂坂井看板店


坂井智雄 福善堂坂井看板店四代目 大看板 納品
 ↓
https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-10-31
 ↑
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー


永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
 ↓
http://merry-uta.blog.so-net.ne.jp/2016-12-11
 ↑
This is Takayuki NAGAMI


メリー・アーティスツ・カンパニー
オフィシャル・ウェブサイト
 ↓
http://www.merry-artists-company.com/
 ↑
Merry Artists Company official website


永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト
 ↓
http://www.nagamitakayuki.com/
 ↑
NAGAMI Takayuki official website ?


ディライトフル・グループ HP
 ↓
http://www.delightful-group.com/
 ↑
Delightful Group HP


ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
 ↓
https://merry2.blog.so-net.ne.jp/2018-01-28
 ↑
TDC president greetings


メリーのブログ管理人ご挨拶
 ↓
http://merry2.blog.so-net.ne.jp/2018-01-30
 ↑ 
MAC Website Manager

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。