永見隆幸 八田保商店 訪問 京都 龍谷山本願寺 西本願寺前 京念珠 京仏具 [永見隆幸先生information]
音楽家、著作家、舞台ディレクター、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が、京都の龍谷山本願寺 門前で京念珠や京仏具を扱う西本願寺御用達の老舗 八田保 はちだ たもつ 商店を訪問されました。
永見隆幸先生(左)八田保商店 三代目 八田幸春さん(右)
八田保商店は、昭和十二年=1937年創業。永見先生が、龍谷山本願寺の会合を済ませ、写真の本海松(黒珊瑚)の念珠をお持ちになったまま八田保商店を訪ねられると、八田幸春さんから、「素晴らしい本海松の念珠ですね」と声をかけてくださったそうです。話が弾んで、此度 このたび 天竺菩提樹の特大念珠と金海松の特大念珠をお譲り戴くことになりました。
左から、天竺菩提樹 特大、天竺菩提樹 大、天竺菩提樹、沈香、本海松 特大、金海松 特大。
大きさを比較するために永見先生がお持ちの念珠をお借りして並べています。
右から三番目の沈香の念珠は一般の数珠より大き目なのですが、これらの念珠の中では小さく見えます。
菩提樹の念珠には、天竺菩提樹、星月菩提樹、金剛菩提樹、鳳眼菩提樹、竜眼菩提樹、虎眼菩提樹、五眼龍菩提樹、佛眼菩提樹ほか様々な種類があるらしいのですが、永見先生の一番お好きなのは天竺菩提樹だそうです。先生によると菩提樹と呼ばれていても生物学的には菩提樹と言えない物も多いそうです。
左三つが天竺菩提樹の念珠で、左端の巨大な念珠が八田保商店に所蔵されていたものです。
八田保商店三代目は、売るつもりもなく、展示用にでもしようかと思っていたのだとか。
右端の沈香の念珠も、一般の数珠より大き目なのですが、小さく見えてしまいます。
左二つが本海松の念珠で、左端のゴールドの大きな海松が八田保商店に所蔵されていたものです。
八田保商店三代目が一目惚れして手に入れたもので、お譲りすることになろうとは思ってもいなかったそうです。
このように風格や品位のある素晴らしい名品が、どんどん永見先生の処に集まって来ます。目利きでいらっしゃるし、人徳もおありなので、当然と言えば当然なのですが、周りにいる我々も、こうした貴重なものを拝見できるのは、誠に眼福です。
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