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ベルヴェデーレ宮殿 ~ 永見隆幸ヨーロッパを行く Schloss Belvedere [永見隆幸 海外]



永見隆幸先生が、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿 Schloss Belvedere を訪問されました。



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ベルヴェデーレ上宮



ウィーンのベルヴェデーレ宮殿は、18世紀前半にオスマン・トルコ軍との戦いでウィーンを救った英雄サヴォイア公プリンツ・オイゲン Eugen Franz von Savoyen-Carignan の「夏の離宮」、つまり避暑地の別荘として、ハプスブルク家に仕えていた当時を代表する建築家ヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラント Johann Lukas von Hildebrandt の設計によって建てられた、バロック様式の宮殿です。

オイゲンは、フランス生れの貴族で、サヴォイア家の血を引く男系男子ゆえに、プリンツ(公子)の称号で呼ばれました。

「ベルヴェデーレ Belvedere」はイタリア語で「麗しき眺め」の意で、世界遺産にも登録されている歴史的建造物です。

ベルヴェデーレ宮殿には、迎賓館として使われた上宮 Oberes Belvedere と実際にオイゲン公が居住した下宮 Unteres Belvedere の二つの建物があり、1714年(江戸時代 正徳四年頃)から1716年(江戸時代 享保元年頃)にかけて下宮が、1720年(江戸時代 享保五年頃)から1723年(江戸時代 享保八年頃)にかけて上宮が建設されました。オプリンツ・オイゲンは相続すべき子を遺さず、没後の1752年(江戸時代 宝暦二年頃)、ハプスブルク家のマリア・テレジアの手に渡りました。

現在は、美術館 オーストリア・ギャラリー・ベルヴェデーレ Österreichische Galerie Belvedere として、中世から現代にいたるオーストリアの美術品を展示しています。
特に上宮には、世界最大のグスタフ・クリムト Gustav Klimt のコレクションがあります。その中には「接吻」や「ユーディト」も含まれ、エゴン・シーレ Egon Schiele やオスカー・ココシュカ Oskar Kokoschka の代表作なども収蔵されています。



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ベルヴェデーレ下宮





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ベルヴェデーレ宮殿の敷地内に、作曲家アントン・ブルックナーが晩年を過ごした邸宅があります。1895年=明治28年7月、フランツ・ヨーゼフ皇帝2世により、宮殿の管理人用宿舎が無償貸与されました。足が弱ってきたブルックナーのために平屋が用意されたといいます。この家で、交響曲第9番の作曲に取組みましたが、完成を見ることなく、1896年=明治29年10月11日、永眠しました。享年73歳。



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ベルベデーレ宮殿に収蔵されている美術品の中で、クリムト、シーレ、ココシュカを別にして、よく知られている作品から三点を挙げてみましょう。

もちろん永見先生のチョイスですよ。私なんか、美術に疎い上に、ドイツ語はおろか、英語だってチンプンカンプンなんですから…





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Napoleon am Großen St. Bernhard
Jacques Louis David

ジャック・ルイ・ダヴィット「グラン・サン・ベルナール峠を越えるナポレオン」



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Am Fronleichnamsmorgen
Ferdinand Georg Waldmüller

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー「聖体祭の朝」



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Die bösen Mütter
Giovanni Segantini

ジョヴァンニ・セガンティーニ「悪しき母親」





ベルベデーレ宮殿に収蔵されているグスタフ・クリムト作品の一部



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Der Kuss (Liebespaar)
接吻(恋人同士)



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JudithⅠ
ユディトⅠ



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Freundinnen (Wasserschlangen I)
女友達(水蛇Ⅰ)



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Adam und Eva
アダムとイヴ



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Die Braut
花嫁



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Mutter mit zwei Kindern (Familie)
母と二人の子(家族)



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Sonja Knips
ソニア・クニプス



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Fritza Riedler
フリッツァ・リードラー



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Blühender Mohn
花開くケシ



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Bauerngarten mit Sonnenblumen
ヒマワリの咲くコテージ・ガーデン



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Sonnenblume
ヒマワリ



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Schloss Kammer am Attersee III
アッター湖畔のカンマ-城Ⅲ



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Bauernhaus in Buchberg (Oberösterreichisches Bauernhaus)
ブーフベルクの農家(上オーストリア州の農家)



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Allee zum Schloss Kammer
カンマ-城への並木道



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Forsthaus in Weißenbach I (Landhaus am Attersee)
ヴァイセンバッハの森の家Ⅰ(アッター湖畔のカントリー・ハウス)





ベルベデーレ宮殿に収蔵されているエゴン・シーレ作品の一部



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Tod und Mädchen
死と乙女



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Die Umarmung
抱擁



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Kauerndes Menschenpaar (Die Familie)
蹲る人間の夫婦(家族)



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Mutter mit zwei Kindern III
母と二人の子供Ⅲ



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Bildnis Dr. Franz Martin Haberditzl
フランツ・マルティン・ハベルディッツル博士の肖像



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Dr. Hugo Koller
ヒューゴ・コラー博士



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Bildnis der Frau des Künstlers, Edith Schiele
芸術家の妻の肖像 エディト・シーレ



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Reinerbub (Bildnis Herbert Reiner)
ライナー君(ヘルベルト・ライナーの肖像)



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Eduard Kosmack
エドゥアルト・コスマック



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Vier Bäume
四本の木



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Hauswand (Fenster)
家の壁(窓)



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Sonnenblumen I
ひまわりⅠ





ベルベデーレ宮殿に収蔵されているオスカー・ココシュカ作品の一部



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Der Maler Carl Moll
画家カール・モール



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Romana Kokoschka, die Mutter des Künstlers
ロマナ・ココシュカ、芸術家の母



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Der Rentmeister
管財人



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Mutter und Kind, einander umarmend
母と子、互いに抱きしめて



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Herodot
ヘロドトス



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Heimsuchung
天罰



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Tigerlöwe
タイガーライオン





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永見隆幸 かどわき 麻布十番 再訪 [永見隆幸 飲食店]



永見隆幸先生が、港区の麻布十番にある日本料理店「かどわき」を再訪されました。



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かどわきの御社



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かどわきの玄関





かどわき店主の門脇俊哉さんは、「つきじ植むら」や「海燕亭」などを経て、平成12年=2000年に独立。ミシュラン星付き料理店の常連として「かどわき」を ご存知の方も多いのではないでしょうか。





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既成概念に捉われない「記憶に残る料理」と評判の「かどわき」について永見先生に伺いました。


旬の厳選食材の組合せにはいつも驚かされますが、門脇さんの舌の確かさと創意工夫の見事さに、結局は舌鼓を打つことになります。何せ、今まで、一度たりとも裏切られたことがないのですから。
トリュフの炊込み御飯、鱶鰭の唐揚、フォアグラとトリュフの茶碗蒸、果物とリコッタ・チーズとトリュフの蜂蜜漬けのデザートなど、かどわき名物は枚挙に暇がありません。漬物に至るまで、おいしい。
ストイックな伝統的日本料理がスタンダードであるべきだし、勿論それも大好きなんですが、かどわきの料理は格別です。やはり本物と言わざるを得ないでしょう。





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これでもかとトリュフを御飯に入れる「かどわき」店主の門脇俊哉さん


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永見先生によると、門脇俊哉さんは、腕が立つ一流の料理人なのに、とても気さくな方だとか。

先方に予約をお願いすると、「かどわき」に決ることが多いということです。永見先生のお知り合いは、舌の肥えた方ばかり。そんな食通の方達に大人気とは、凄いですね!





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舞台の打合せだったり、ご贔屓様との会食だったり、美味しいものを召上る機会の多い永見先生。

本当に羨ましい! 何とか連れて行っていただけないものか…





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