打上げ ラプソディdeパパ 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー Rhapsody de PAPA afterglow party [メリー情報]
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ラプソディdeパパ ~ Rhapsody de PAPA』打上げ afterglow party の様子をお伝えします ♬
誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Photo:TES Osaka 田中聡
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ご挨拶に立ち、キャスト、オーケストラ、スタッフを労(ねぎら)う、主演(Mr.G ことジョージ・ガーション/ガーシュウィン)を務められた永見隆幸メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督
アイラ・ガーション役の澤脇達晴さん
スタイリッシュな執事セバスチャンと楽しい神様の二役を演じた福田敏一さん
主演女優でMr.G(ジョージ・ガーション)6人目の奥方となったアマンダ役の目次恭子
Mr.G(ジョージ・ガーション)の長女バーバラ役と演出&振付&制作助手を務めた安藤麻実
歌唱指導に携わった、アイラ・ガーションの秘書ドリス役の松本朋子(右)
メリー・アーティスツ・オーケストラ MAO を指揮した柴田祥さん(左)と 編曲に携わったピアニストの蒔田裕也さん(右)
メリー・アーティスツ・オーケストラ MAO オーケストラ・オーガナイザーの山本雅士さん(左)と メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO バンドリーダーの渡辺勉さん(右)
永見隆幸&メリー・アーティスツ・オーケストラ MAO
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO トロンボーンの中路英明さん
永見先生の眼鏡を拝借して写真におさまるメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO サックスの岡崎正典さん
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO サックスの椿田薫さん
メリー・アーティスツ・オーケストラ MAO 美女ヴァイオリニスト
舞台美術の松本浩さん
舞台監督の渡辺智大さん
音響の白石健児さん
照明の勝大史さん
音響の橋谷裕紀さん
衣装の大池かおりさん(左)と ヘア・メイクの長谷川真也さん(右)
衣装の鳥居ますみさん
非常に強い信頼関係を以て全てを乗切った永見先生と柴田さんと蒔田さん
コンサート・マスターの森亘さん(中)を囲んで、音楽のクオリティについて熱く語っていらっしゃいました。難しい話でしたが、よい演奏をしたいという熱意が伝わって来ます ♬
澤脇さんのご挨拶
先ず『ラプソディ de パパ』の台本が、判り易いのに内容が深いと激賞!メリーは、全員のスキルが高く、舞台人として優秀と述べられました。少し褒められ過ぎの感あり?
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO トランペットの五反田靖さん(右)
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO ドラムスの浅井翔太さん
文字通り救世主!無理を言って済みませんでした… 有難う!
大号泣の女性キャスト
できあがりつつあるオジさんトリオ… 娘を見守っているような表情です。
トリは、メリー盛上隊の渡辺さん(右)中路さん(中)白石さん(左)
シメはモチロンこの お二人… おぉ~こわっ…
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Photo:TES Osaka 田中聡
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舞台写真 第一幕 ラプソディdeパパ
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Rhapsody de PAPA stagh photoⅠ
舞台写真 第二幕 ラプソディdeパパ
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Rhapsody de PAPA stagh photoⅡ
ラプソディdeパパ お客様 紳士淑女録
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Rhapsody de PAPA guest
ラプソディdeパパ 反響
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Rhapsody de PAPA review
ラプソディdeパパ 千龝樂
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Rhapsody de PAPA closing day
メリー・アーティスツ・カンパニー令和元年総括
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Merry Artists Company 2019 review
メリー・アーティスツ・カンパニー
オフィシャル・ウェブサイト
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Merry Artists Company official website
永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
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This is Takayuki NAGAMI!
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ
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This is MAJO!
ディライトフル・グループ HP
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Delightful Group HP
永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト
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NAGAMI Takayuki official website ?
ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
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MAC Website Manager
2020-02-10 22:20
お客様 紳士淑女録 ラプソディdeパパ 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー Rhapsody de PAPA [メリー情報]
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ラプソディー de パパ ~ Rhapsody de PAPA』は、無事に千龝樂を迎えることができました。これもひとえに、ご来場賜りましたお客様と御協力くださいました皆様のおかげと、心より厚く御礼申し上げます。
【ラプソディdeパパ 夜の部のお客様】
大入満員 ♬
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Photo:TES Osaka 田中聡
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本当に申し訳ございません。お並びくださいまして有難うございます。深く御礼申し上げます。
芸術創造センター夜景
各方面から沢山お花を頂戴しました。有難うございます。深く感謝申し上げます。(順不同)
(順不同)
頂戴した全てのお花を掲載できず、申し訳ありません。謹んでお詫び申し上げます
【ラプソディdeパパ 昼の部のお客様】
芸術創造センター全景
本当に申し訳ございません。お並びくださいまして有難うございます。深く御礼申し上げます。
大入満員 ♬
我々の世界では、子供向けのシアター、若い人を中心にしたステージ、お年寄りのための舞台と、様々な活動が展開され、それぞれに実りある実績を垣間見ることができます。
では、メリー・アーティスツ・カンパニーのステージの特長は何でしょう。
それは、老若男女、どなたでも楽しめる事と言えます。
家族連れでも楽しめる。カップルでもOK。一人でも大丈夫。
お客様をご覧いただくだけでも、世代を超え、国籍を超え、ジェンダーを超えて楽しんでくださっていることが お判りいただけるのではないでしょうか。
メリー・アーティスツ・カンパニーのお客様(順不同)
芸術評論家で愛知県立芸術大学客員教授の馬場駿吉さん
芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイターの名誉理事として、大所高所からディライトフル・グループに貴重な助言をいただいております。
FM AICHI ティーム『サウンド・ステップス』
中村営業部長(右から二人目)若尾営業副部長(右)須渕ディレクター(左)
永見先生がレギュラー・ゲストの FM AICHI『サウンド・ステップス』で、パーソナテリティを務める黒江美咲さん。「好きなDJランキングFM部門」全国一位に輝く実績の持ち主です!
諸般の事情により、本番直前に舞台上でパチリ!
画家で愛知県立芸術大学教授の設楽知昭さんと奥様
美術作家で愛知県立芸術大学准教授の森北伸さん
造形作家で陶芸家の内田鋼一さんと内田京子さん
美術作家で陶額堂社長の長澤和仁さん
FM AICHI パーソナテリティの 神田(こうだ)沙織さん(左)と荻田里佳(右)さん
お二人とも、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ラプソディー de パパ ~ Rhapsody de PAPA』取材のため、メリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)にお越しくださいました。
オペラ歌手の松波千津子さん(右:中央は永見先生/左は澤脇達晴さん)
ヨーロッパのお客様
ドーマン・アイシー社長(右)担当者(左)
デザイナーの吉田直子さん
東京からのお客様
東京からのお客様
東京からのお客様
メリー・アーティスツ・カンパニー名古屋初舞台からご覧くださっている李大宗さん
たか瀬さん
テアトルバンブー竹内代表
テアトルバンブー梶山副代表
駆けつけてくれた昨年のメリー・アーティスツ・カンパニー『ベリー・メリー・クリスマス ~ Very Merry Christmas』出演者
名バリトン米丸史朗氏のお姉さん(左)
衣装の鳥居ますみさん
スマイル・ミュージカル・アカデミーの生徒
FM AICHI『サウンド・ステップス』パーソナテリティの黒江美咲さん。
永見先生と談笑するお客様 ♬
(順不同)
皆様の御支援と御協力のおかげをもちまして、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ラプソディー de パパ ~ Rhapsody de PAPA』は、めでたく千龝樂を迎えることができました。心より厚く御礼申し上げます。
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2020-02-10 21:12
舞台写真 第二幕 ラプソディdeパパ 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー [メリー情報]
たいへん長らくお待たせしました。各分野の皆々様から「まだか、まだか。」と、矢の如き催促でしたが…
令和元年=2019年、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演『ラプソディー de パパ ~ Rhapsody de PAPA』第二幕の舞台写真ができあがりました!
永見隆幸(センター)&メリー・アーティスツ・カンパニー
お楽しみください ♪
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Photo:TES Osaka 田中聡
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天国からの電話を期待してか、鳴らない電話をとったりして、何も手につかない様子の三女ディクシー。
二幕冒頭では、「主を失ったガーション邸の、気づまりする雰囲気や何となく気だるい様子がよく描けている台本、演出、音楽の選び方」と論究する方が幾人(いくたり)かいらしゃいました。
奧からMr.G 六人目の奥方になったアマンダと大きな鞄を持った女中プリシアが登場
アマンダが、「お世話になりました、これにて失礼。」と別れを歌います。
女中の(左から)プリシア、パッツィ、ベティは、地味ながら中堅どころの持味を生かし、舞台の進行や場面転換などに存在感がありました。
女中:出て行くなんておっしゃらず…
長女バーバラ:どうぞ、ご自由に。
アマンダ:感謝します、お元気で。
女中:もう会うことは無いかも知れない…
アマンダ:さようなら…
一同:流れるメロディ、何処にいようと感じるわ、Mr.Gを…
一同:何処に居ても聴こえる、街中に溢れる彼の音楽!
アマンダ:さよならディクシー、あなたのことは心配だけど…
一同:いつも心には Mr.G の音楽が… 歌えばきっと大丈夫!
ある評論家がおっしゃるには、「ここにガーシュウィンの"They All Laughed"を持って来ることもさりながら、それに付ける日本語のチョイスが更に絶妙。抜群のセンス。」だそうです。
弁護士メイソンの登場に、ガーション家の用心棒として雇われたニックが勘繰り過ぎて、最近は警察の世話になるようなことをしていないから弁護士は要らないと言い放ちますが…
弁護士メイソンがやって来たのは、IRS(アメリカ国税庁)から調査に来たメアリー・スコットに立会うためだったのです。
納税額に不審な点があると指摘するスコットに、そんなはずはないと反論する長女バーバラ。
ニック:しっかり者の長女が言ってるんで間違いないと思います~。そのうち、ここん家の娘と結婚して財産を相続する予定なんで…
バーバラ:私とじゃないわよ!よく見たら妹と取合うほどの男じゃないし!
ニック:オレにメロメロだったんじゃないの?
そこへ、クロエが荷物を持って登場します。
クロエ:私も愛だの恋だの言ってる場合じゃないって気づいたわ!
ニック:あれ、オレってモテモテだったんじゃなかったっけ?
次女クロエ:私、この家を出て、女優を目指します!
ニック:何だよ、それ!
次女クロエは、夢があるからお金は要らないと、去って行きます。
長女バーバラ:この家の財産はディクシーと私、半分になったみたい。
ニック:どっちかオレと結婚しようぜ!
スコット:ガーション氏には6回の結婚の記録がありますが、子供の登録は、ありません。
三女ディクシー:Mr.G の言ってたこと、本当だったんだ…
バーバラは、スコットが「脱税の疑惑がある納税不足分に77%の追徴課税」と説明するのを聞いて、卒倒してしまいます。
弁護士メイソンは、Mr.G が心から子供達を愛していたので認知を書残しているはずだと主張します。スコットは、必ず証拠を見つけると食い下がるメイソンに免じ、確たる証拠が見つかるまで提出を待つと約し、ガーション邸を後にします。
弁護士メイソン:大丈夫ですよ、必ず娘と認めるサインを見つけますから。
三女ディクシー:お金なんてどうでもいい!親子って紙一枚のサインで決るの?心が繋がっていればいいんじゃないの?
心塞(ふた)がれたディクシーは、「もういい!」と言い残して走り去ります。
そのころ Mr.G は、えっちらおっちら天国への階段を昇っていました…
このようなご意見が寄せられています。
Mr.Gが天国への階段を昇って行くところは、技アリ!
永見さんが淡々と歩いて行くだけなのに、笑いが起こって会場が沸く。狙ってやったって、なかなか、こうは行かない。
ディクシーを追いかけて来た見習い修道女達がディクシーを慰めます。
マヤ:大人の言うことなんか放っておけばいいよ!ディクシーの言った通り紙一枚で親子が決るなんて馬鹿げてるんだから!
アリス:Mr.G が言ってたよね… 本当の娘なら私が見える、本当に心が繋がってたら姿が見えるって!あるかないか分らないサインを探すんじゃなくて、Mr.G を探そ!街中!国中!
一同:世界中!
ところ変って、ここは天国…
天国への階段を昇って来た男について、好き勝手にさせておいては天と地の秩序が乱れるのではないかと危惧する天使たちに、神様は、「人間が天上にまで続く階段を創ったとは愉快、地上に下りることもできるかも知れない。羽目を外さぬよう、お前たちも楽しむがよい。」と全く気にする様子がありません。
天使達は天国へやって来た男を探します。
音楽に乗って踊るように飛回ります!
そして遂に月の上に居る男 Mr.G を見つけ出します。
天使達は、人間が点に届く階段を創るとは聞いたことがない。でも創ったということは誰にでも創ることができるのでは…と勝手に話を進めます。
それを聴いたMr.G は、ご機嫌斜め…
Mr.G が語ります。重い病が見つかった日、自分が作曲した『天国への階段』がお耳に届いたと神様から電話があり、その階段を登って天国に来るようにお告げがあったと。
天使達は、Mr.G と一緒に『天国への階段』を歌い踊ります。
さて一方、三女ディクシーと見習い修道女たちは…
Mr.G が見えるか見えないか、花占いを始めます。
見える…見えない…見える…
見えな~い!
Mr.G が目の前を通り過ぎても気が付きません。奇跡は、やはり起こらないのでしょうか…
ディクシー:あ・あ・あ・あ・あ・・・
私達、見える!!
この場面の永見先生のステップは、振付られたものではなく、ご自身で考案されたものです。余談ですが、永見先生の東京のお知り合いの間で、このステップが人気になり、かなりの間、大勢の方達が真似して楽しまれていたとか。
皆、再会に感情が昂(たかぶ)って喜びの余り踊り出します。
ディクシー:見えた!
Mr.G:そんな泣き虫は、ディクシーらしくないぞ…
ディクシー:だって…
Mr.G:見えるんだろう?こうして会えたということは、私の娘だ!間違いない!
ディクシー:そんなこと、言われなくても知ってました!
そこへ、神様と天使達がやって来ます。
神様:ディクシー、パパに会えてよかったな。
ディクシー:有難うございます、神様… えええええ???神様?!? どう見ても執事のセバスチャン!
一同:そう言われてみれば…
Mr.G:そう言われてみれば…
神様:ははははは… し~っ!
天使達:神様、まさか我らに秘密で天上界と地上を行ったり来たりなさってたんですか?ずる~い!
神様:あの男がいけないのだ!この天上界にまで届くメロディを紡ぎ出すから、つい近くで聴いてみたくなっての…
ディクシー:え~~~、ホントに執事のセバスチャンなの?
神様:そう! つい、地上に引込まれてしまったのだよ… この曲… この曲!
神様の「この曲」とは、『Swanee』です ♬
男性ダンサーを引連れて、Mr.G(永見隆幸)が熱唱!
バーバラ:お父様…?
Mr.G:バーバラ、よく来たな。
バーバラ:喋った…
女中パッツィ:大丈夫ですか???
バーバラ:出た…
Mr.G の方を指差して震えているバーバラですが、一緒に天国への階段を登って来た弁護士メイソンや女中パッツィには Mr.G が見えません。
弁護士メイソン:何もありませんよ。
バーバラ:見えない、の…? やっぱり、いる…
バーバラは、気絶してしまいます。
自由になるとガーション家を出て来たはいいが…そんなに簡単なことじゃないと思い悩んでいるうちに、階段に導かれる如く、無意識に天国へやって来たアマンダ。
主演女優だったアマンダを追いかけて来た女優志望のクロエも天国へ到着します。そして、遺産の行方が気になって長女バーバラと弁護士メイソンの後をつけて来たニックと主演女優を諦めきれずに何とか情報を得ようとニックを追いかけて来たスーザンとナンシーも天国へ来てしまいます。
女中パッツィを追いかけて女中のベティとプリシアも天国へとやって来ます。
何と、弁護士メイソンに呼び出され、その後を追って来たIRS(アメリカ国税庁)のスコットや皆とはぐれたカトリーヌまで天国へ!
すると、何処からともなく魅惑のリズムが聞こえて来ます。
クロエ:何だか怪しいリズム…
スコット:リズムに惑わされるなんて、レベルの低い人間だという証拠です! でも、やだっ… 身体が…
アマンダ:抗(あらが)えない魅惑のリズム…
全員が、Fascinating Rhythm で熱狂的に踊り出します。
Fascinating Rhythm は、とても難しいリズムの曲で、これだけの速さで歌い踊るのは、至難のわざなのです。
私も馬鹿ね…今頃気付くなんて… 私の中にはいつも音楽があった!そして、それは、Mr.G のメロディばかり!どうせ結婚するなら紙切れの約束じゃなくて、もっと…
アマンダ(目次恭子)
昔の人は言った… 沈まぬ太陽はないと。そう聞いたのに、変らぬと信じてた。だけど、当り前の毎日が、この手から、あっという間に零(こぼ)れ落ちた… あの日に戻れる奇跡が欲しい…
愛の歌は誰のもの… 流れる涙は誰のため…
気づかぬままここまで来た… 言われるままついて来た…
今こそ心の声に気がついた…
抱きしめたい… 抱きしめられたい…
愛の歌はあなたへの… 流れる涙はあなたへの…
初めて贈る、心からのメッセージ!
アマンダの歌を聴いたディクシーの「今からでも(Mr.G との)結婚式を挙げてはどうか」という提案を、超ポジティヴなニックが自分へのプロポーズと勘違い。挙句の果てに、未成年でもバツイチ未亡人でも重婚再婚も気にしないと言い放って、アマンダとディクシーの顰蹙(ひんしゅく)を買います。
そこへ折悪しく神様が現れ、「地獄に堕ちそうになっている所を救ってやったのに、何の反省もないのか!」と、ニックに激怒!
そして、杖で竜巻を起こし、ニックを吹飛ばしてしまいます。
ディクシーが月にいる Mr.G を見つけます。
ディクシー:見て!
Mr.G:天国へようこそ!
アマンダ:Mr.G!
Mr.G:何だ、めそめそして、アマンダらしくないぞ!
そうこうしているうちに Mr.G の兄アイラ・ガーションが天国への階段を登って来ます。
アイラ:おーい、マット。本当にこの階段を延々登って来て欲しいってジョージからの伝言なのか?
マット:そうだよ。
神様:おぉ、来た来た!
マット:父さん!
ディクシー:神様の息子??
マット:そうだよ! Mr.アイラ・ガーション、あちらです!
アイラ:あぁ、ジョージ!また会えると思わなかったよ!ここだけの話、6回も結婚してどうかと思ったけど、6人目のアマンダ… あれはいぃねぇ!あれなら子供達を任せても大丈夫そうだ!
そこへ神様によってピエロに変身させられたニックの登場! 神様は、「これまで働きもせず怠けていたのだ。これからは、その恰好で人々を楽しませるがよい。」と、ニックに命じます。
アイラは、何やらポケットに手紙が入っていることに気づきます。
親愛なる兄アイラ、勝手な願い事です。莫大な遺産を手にしない方が娘達のため、と、少々回りくどいが、アマンダに託しました。あいつは、損得勘定ではなく、好きなことに向って懸命に突進む、好い奴です。間違いはないと思うけど、ここから私の遺言。娘達には何もしなくても生きて行けるほどの金は渡さず、何かしたい時に必要な資金が手にできるよう、後見を頼みます。また会う日まで、お元気で!
See you soon!
アイラ・ガーション(澤脇達晴)
アイラ:ジョージ!少しだけ天国で待っててくれよ!俺がそっちへ行ったら、また一緒に曲を創ろう!
アイラが歌い出します…「おいで夢の世界へ!呼ばれたら来ない訳には行かない!」
何もかも投げ捨てて、ただひたすら前に進めば、そこは天国!
神様有難う!神様に感謝!天国にお邪魔しちゃおう!
手拍子、足拍子、楽しくステップ踏んじゃおう!
現在、過去、未来、迷い道の途中にいても、今始まる!
Clap yo' hands 手拍子!
ハレルヤ、ハレルヤ!
Come along and join 天国へ!
現在、過去、未来、迷い道の途中にいても、今始まる!
Clap yo' hands 手拍子!
ハレルヤ、ハレルヤ!
Come along and join 天国へ!
別れが迫るMr.G と腕を組んで歌うアマンダとディクシー
人間共よ!
天国への階段を見つけたからと言って、無暗矢鱈に登って来るんじゃないぞ!
そちらとこちら、繋がっているのは、音楽のみとしようじゃないか!
歌は、繋がっている! 愉快、愉快!
神様(左:福田敏一)
Mr.G:See you soon!
Mr.G こと ジョージ・ガーション(右:永見隆幸)
ここで万雷の拍手が起き、びっくりする私に、ある舞台関係者が耳打ちしてくださいました。
何を驚いているんですか。これぐらいの拍手は当り前でしょう。
この作品が描こうとしているのは、音楽をはじめとした芸術が、国境や人種はもちろん、生と死も超えた普遍性を以て人を感動させることができるというテーマです。
もう一つのテーマが愛。妻アマンダとの一風変っている愛、三人の娘との個性的な親子の愛、兄アイラとの兄弟愛。紆余曲折を経ながら、劇中、通奏低音のように常に根底に流れているものは、温かい愛です。
ガーシュウィンの音楽を用いて、この二つのテーマが、鮮やかに、重層的に描かれています。しかも、丁寧に。そして、そこまでのドラマの蓄積が、ありきたりの形ではなく、神様の台詞とMr.G の「See you soon!」という「点」に収斂(しゅうれん)し、強いメッセージ性を帯びて客席に放たれました。実に見事に構築された作品です。フィクションとしての台本が、ガーシュウィンの音楽と、幻想的かつ有機的に大きな化学反応を起こした瞬間と例えることができるかも知れません。聴衆観客が共感しない訳がない。ニューヨークだったらスタンディング・オヴェイション間違いなしですよ。
脚本を書いた桜井さんは言うまでもありませんが、永見さんも恐らくここで大きな拍手が来ることは想定していらっしゃたことでしょう。お二人とも、その位のことは朝飯前にできる人です。
こんな風に舞台を読み解ける方だったとは存じませんで、たいへん失礼しました!勉強になります…
三女ディクシー:ねぇ、皆鞄持って、どっか行っちゃうの?
次女クロエ:私の鞄は女優の夢が詰まったまま!家に帰ると甘えちゃうからさ、一人で頑張ります!
アマンダ:何かあったら、いつでも帰って来て。
長女バーバラ:私は、検挙されなかったけど、反省を忘れず、ここでのキャリアを元に、外で仕事をしてみるわ。一人で頑張ってみる!
三女ディクシー:お姉ちゃん…
バーバラ&クロエ:メソメソするな!ディクシーらしくないぞ!
三女ディクシー:うん、Mr.G が… うううん、パパがいつも言ってた!
長女バーバラ:じゃあ決意が揺らがないうちに…
次女クロエ:そうね、行こう!パパへの感謝は忘れません!今度こそ、アディオス!元気で!
三女ディクシー:元気で!
長女バーバラ:私も!権利書を預かったから、今度こそ、ちゃんと管理するわ!
後のこと、お願いします、アマンダ「ママ」!
ディクシー、家のこと頼んだわよ!バーイ!
三女ディクシー:バイバイ!
三女ディクシー:みんな行っちゃった… アマンダも?
アマンダ:あぁ、この鞄は家出した時に持って出たものだから、これを持って家に帰るわ、ディクシーと一緒に!暫く二人で頑張ろ!そうね…私の娘として養子縁組したら、あなたにちゃんとパパの財産が遺せるわ!
三女ディクシー:お金なんて、要らないよ!
振向けば いつもそこにあるの!
ステキな音楽、リズム、メロディ、ハーモニー!
朝の目覚めも、夜のキスも、そこには音楽!
パパが遺したもの、大切に歌い継ぐ!ダンスも、しちゃう!
目を閉じて耳を澄ませば、そこに…
ステキな音楽、リズム、メロディ、ハーモニー!
楽しいリズム、ステキなメロディ、美しいハーモニー、大好きよ!パパ!
ディクシー:パパの音楽を忘れないように…
アマンダ&ディクシー:It’s showtime!
Stairway to Paradise with tap dance
Summertime
皆様、お楽しみいただけましたでしょうか?
それではフィナーレに、皆様ご存知の、この曲をお送り致します!
I Got Rhythm
I've Got to Be There ~ Encore
メイン・キャストがオペラ・カーテンの前で一人一人礼をして、大歓声と鳴りやまぬ拍手に応えます。
万雷の拍手と沸上る歓声に応えて、もう一度、幕が上りました。
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Photo:TES Osaka 田中聡
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お楽しみいただけましたでしょうか。
メリーの公演を東京でという声は、毎年のように上っていましたが、予算等、諸般の事情で前へ進みませんでした。しかし、『ラプソディー de パパ ~ Rhapsody de PAPA』をご覧になった複数の舞台関係者が、また、作品のレベルが昨年よりアップしていると評価してくださり、「東京で是非メリー・アーティスツ・カンパニーの公演を」と働きかけていただいた結果、どうやら三年以内には実現しそうです。これもひとえに、ご来場賜ったお客様とご協力くださる皆様のおかげと、心より厚く御礼申し上げます。
我々が一目置く、所謂(いわゆる)目利きとか見巧者とか言われる玄人筋の舞台関係者や批評家の方々は、総じて『ラプソディー de パパ ~ Rhapsody de PAPA』の出来が、今までの作品の中で最もよかったと評価してくださいました。これに慢心せず、精進する所存でございます。私個人は、全てのメリー作品に愛着がありまして、甲乙つけ難しというところです。
永見先生は、「お客様がご覧になって、どのようにお感じになっても自由です。他人様(ひとさま)が、どんな感想を持たれても、それは構いません。」と、相変わらず承認欲求が無いご様子なので、「自ら反みて縮くんば、千万人と雖も吾往かん。」ということなのでしょうかと尋ねたら、そんな大層なことではありませんが、と前置なさり、「どう捉えてくださっても、それも、構いません。」と、笑っていらっしゃいました。「解る人には解る、解らない人には解らくてよい。」というのとも違うような気はしますが、とにかく先生の器は、とてつもなく大きい…
舞台写真 第一幕 ラプソディdeパパ
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Rhapsody de PAPA stagh photoⅠ
ラプソディdeパパ お客様 紳士淑女録
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Rhapsody de PAPA guest
ラプソディdeパパ 打上げ
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Rhapsody de PAPA afterglow party
ラプソディdeパパ 反響
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Rhapsody de PAPA review
ラプソディdeパパ 千龝樂
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Rhapsody de PAPA closing day
メリー・アーティスツ・カンパニー令和元年総括
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Merry Artists Company 2019 review
メリー・アーティスツ・カンパニー
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メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ
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ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
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2020-02-10 13:52