永見隆幸 伊勢神宮 参拝 皇大神宮 豊受大神宮 [永見隆幸先生information]
永見隆幸先生が神宮(伊勢神宮)を参拝されました。
正宮 皇大神宮(内宮)板垣南御門の前に佇む永見先生 午前五時頃撮影
まさに浄暗という感じですね ♬
万物の呼吸を感じて清新な気持ちになったと、永見先生がおっしゃっていました。この日の一番乗りで、神職の方のほかは誰も居ません。今日はメリー・アーティスツ・カンパニーの関係者も同行していないので、私は、その意味でも少し緊張しています。
永見先生が、この日は、早朝五時の開門と同時に神宮(伊勢神宮)を散策なさいました。
五時頃:皇大神宮(内宮)散策
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六時頃:豊受大神宮(外宮)散策
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八時半頃:豊受大神宮(外宮)御祈祷
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九時頃:正宮 豊受大神宮(外宮)御垣内正式参拝
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十時頃: 皇大神宮(内宮)御祈祷
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十時半頃:正宮 皇大神宮(内宮)御垣内正式参拝
写真は、散策の時に写した早朝の画像と後で参拝した折のものが混じっていますので、ご高承賜りますようお願い致します。
誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.
豊受大神宮(外宮)午前六時頃撮影
豊受大神宮(外宮)神楽殿 午前六時頃撮影
御祈祷までの待合室 午前八時半頃撮影
正宮 豊受大神宮(外宮)板垣南御門の前に佇む永見先生 午前六時半頃撮影
伊勢神宮の正殿は、外から、板垣、外玉垣、内玉垣、穂垣、に囲まれています。一般参拝は、板垣を通って、外玉垣南御門外に掛けられている白い御幌(みとばり)の前で行われます。
御垣内(みかきうち)平面図/左:皇大神宮(内宮) 右:豊受大神宮(外宮)
それとは別に、御垣内(みかきうち)参拝や神宮特別参拝と呼ばれる正式参拝があります。御垣内参拝には三種あり、参拝する場所が、内玉垣に近い順に、内玉垣南御門外、中重御鳥居際、外玉垣南御門内、と異なるそうです。
永見先生は、御正殿に最も近い内玉垣南御門外(赤枠で囲った処)での参拝をなさることができます。総理大臣と雖(いえど)も、これより前で参拝することはできないそうです。
私達は、中重御鳥居と外玉垣南御門の間で控えておりましたが、永見先生は、中重御鳥居をくぐって、内玉垣南御門の直ぐ前で参拝なさいました。
内玉垣南御門外の御垣内参拝ができる永見先生の特別参宮章
御垣内参拝は、正装で臨まなければなりません。永見先生は正式な礼装であるモーニング・ドレスをお召しになって参拝されます。宮中のドレスコードにもイギリス王室のドレスコードにも合致する立派な礼装です。
太上天皇陛下と今上陛下の御召物を仕立られ、皇室のテイラーとして知られる服部晋さんが、永見先生の礼服も仕立てくださっています。
永見先生(左)服部晋さん(右)
皇大神宮(内宮)入口の鳥居 午前五時頃撮影
宇治橋の永見先生 午前九時半頃撮影
宇治橋から見る五十鈴川
手水舎(てみずしゃ)御手洗場(みたらし)で身を清められる永見先生 午前五時頃撮影
皇大神宮(内宮)神楽殿 午前五時半頃撮影
皇大神宮(内宮)神楽殿 午前十時頃撮影
御祈祷まで待合室で寛がれる永見先生
正宮 皇大神宮(内宮)
正宮 皇大神宮(内宮)石段に佇む永見先生(右) 午前五時頃撮影
芸術評論家の馬場駿吉氏より「永見隆幸は多面体。その核心には強い自由の希求がある。」と評された先生に、独断的、教条的、ドグマティックな原理主義的宗教は似つかわしくありません。それはさておき、意外に神仏の事にお詳しい。
以前に、祈る心は尊いと述べられたことがあります。祈りが心身によい影響を及ぼすという研究があるそうで、それについて語っていらっしゃったこともあります。
欧米に住んでいらした頃は教会の独唱者を務められ、ルーテル教会におけるバッハのカンタータ連続演奏会でのテノール・ソロを皮切りに、ヘンデル『メサイア』、バッハ『マタイ受難曲』、モーツァルト『レクイエム』、メンデルスゾーン『エリヤ』、ベルリオーズ『キリストの幼時』など、数え切れぬ程の宗教曲の独唱をなさっています。
私の体験談で恐縮なんですが、先生がA.H.マロット『主の祈り』をアメリカで歌われた時の感動は、決して忘れることができません。曲の終りと同時に、会衆のアメリカ人全員が「アーメン」と口を揃えて唱え、教会に鳴り渡る大拍手が起こったのです。教会なのに、サインを求める長蛇の列ができたのも印象的でした。
永見先生は、神社、寺院、教会などへ足を運ばれることがあります。しかし、宗教という狭い括りに拘っておられないことくらいは、私にも理解できます。心の問題として捉えてみえるのかな、と勝手に想像しているのですが…
以前、この話について詳しくお聴きしようとしたら、「自分は不可知論者ですから。」と、ご自身をそのように定義していらっしゃるご様子。宗教や精神世界についてご意見を伺おうと思ったら、「君子、怪力乱神を語らず。」とおっしゃるだけ。元々は、孔子が自分自身について述べたことで、色々な解釈があるようですが、「徳を積んだ人は、道理に合わないことや理性で説明できないことを軽々しく語らない。」というような意味なんでしょうか。先生のお考えになっていることは哲学的に深すぎて、しばしば???
話はかわりますが、永見先生は晴男(はれおとこ)としても知られています。この日も、天気予報が雨だったにも拘らず、午後までに快晴。もちろん100%という訳ではないんでしょうが、永見先生と同行させていただくと、台風や嵐の予報があっても、晴れてしまうという場面に出くわすことが確かに凄く多いので驚きます。ここまでの晴男は、他に類を見ません。私なんかは直ぐ、「天照大御神の御加護」などと言いたい口なんですが、先生に「君子、怪力乱神を語らず。」と叱られそうなんで、やめておきましょう。
正宮 皇大神宮(内宮)においても、もちろん永見先生は、内玉垣南御門で参拝なさいます。
午前五時頃撮影
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