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オーディション2020再延期 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』出演者募集 [メリー情報]



永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』出演者募集2020オーディションは、再延期 されました。


審査員もスタッフも準備怠りなくヤル気満々でしたが、現下の厳しい状況を考慮して、永見先生が再び決断を下されました。





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【 注 意 】

オーディション延期に関して次の点に留意してください。



①オーディションは、8月上旬に延期になりました。中止ではありません。


②応募締切は、令和二年=2020年5月15日(金)当日消印有効で、変更ありません。


③指定の応募用紙もありますが、現状を考慮してメールでの応募を受付けています。必ず次の各項目を明記のうえ応募してください。書類もオーディション選考の一部です。


1)氏名(振仮名をつける)

2)生年月日

3)性別

4)身長

5)体重

6)スリー・サイズ(バスト bust/ウエスト waist/ヒップ hip)

7)声種:次から選んで記入
女声:ソプラノ/メゾ・ソプラノ/アルト
男声:テノール/バリトン/バス

8)声域:歌うことの出来る最も低い音と最も高い音を記入

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9)所属または学校名:所属がなければフリーと記入
アマチュア団体、養成所、教室などは、所属と見なされない場合があります。

10)タップ・ダンスの審査を希望するか否か

11)舞台等の出演歴

12)レッスンの履歴
レッスンの期間と頻度やスタジオ名と先生の氏名も明記

13)リハーサルに出られない日時

14)令和2年10月と11月に本番がある場合はその日程

15)住所

16)携帯電話番号

17)Eメール・アドレス

18)バスト・アップと全身の写真画像を添付
2枚ともにカラーL版で3ヶ月以内に撮影されたものに限る



お問合せ&お申込み: 


ザ・ディライトフル・カンパニー NAGOYA
担当マネージャー:加藤

メール・アドレス:kato@delightful.co.jp
住所:〒463-0079
名古屋市守山区幸心3-1004





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メリー・アーティスツ・カンパニーのオーディション風景





新しい 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』出演者募集オーディション2020概要は 次の通りです。



オーディション開催日:
令和二年=2020年 8月10日(月・祝)


審査開始時刻:
13:00頃(詳細未定)
集合時刻等の詳細は、応募者の数などにより変動しますので、応募者に直接お知らせします。


審査会場:
名古屋市演劇練習館 アクテノン 3階
 名古屋市中村区稲葉地町1丁目47番地
 TEL. 052-413-6631


応募締切:
令和二年=2020年5月15日(金)当日消印有効


審査員長:
永見隆幸:メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督


審査員&審査員補佐:
・桜井ゆう子:脚本家/演出家/振付家
・くまがや敏:ザ・ディライトフル・カンパニー代表取締役社長
・市川ミサオ:タップ・ダンサー/STUDIO R³ 代表
・渡辺勉:メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO バンドリーダー
・蒔田裕也:作曲家/ピアニスト
ほか





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オーディションの応援に駆けつけてくださった黒江美咲さん(右)

毎週土曜日15:55にオン・エアーされている エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストが永見先生で、パーソナテリティを務めるのが黒江美咲さん。黒江さんは、「好きなDJランキングFM部門」の「全国一位」に輝く実績を持っています!





この度の決定について永見先生にお聴きしました。



Q:どのようなお考えで、この決定がなされたのでしょうか。

A:生命第一、安全安心最優先と考え、現時点では再び延期する事が最善と判断しました。諸般の事情をご賢察の上 ご高承賜りますよう お願い申し上げます。
この決定により、多方面の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることになりまして、心より謹んでお詫び申し上げます。また、大勢の方々にご心配いただきました。厚く御礼申し上げます。演劇練習館の皆様には、この大変な状況にも拘らず、誠意ある対応をしてくださいまして、深く感謝致します。


Q:ご判断の根拠をお聴かせいただけますか。

A:先ず、国の「緊急事態宣言」が本年5月末まで延長されたこと。医療現場では、依然として、関係者の方々の不眠不休の尽力により、ぎりぎりで何とか現状が保たれているそうです。医療崩壊やオゥヴァシュート overshoot 爆発的患者急増を阻止するためにも、この状況で「我々が感染者を増やしてはならない」という危機感と緊張感を共有しました。愛知県の公立校も5月末まで休校を決めており、各方面の自粛要請に協力するのは当然だと考えています。


Q:色々な意見がありましたか。

A:ありました。気持ちだけのことを言えば、一度延長していますし、私も含めて全員やりたかったと思います。それなりに万全の準備もしていました。しかし、それ以上に、「現状を正確に把握して正しく判断することの方が重要」という理解を得られたのだと思います。たくさんの意見に耳を傾け、最終的にザ・ディライトフル・カンパニーの社長と合意して決めました。


Q:どんな準備をされましたか。

A:基本的には、密閉、密集、密接を、徹底的に避ける努力です。
具体的には、5名ほどを一つのグループにして審査すること、人と人との距離を必ず2メートル以上あけること、1台30畳以上の効果がある次亜塩素酸水超音波噴霧器5台を会場に設置すること、窓や扉を開っ放しにすること、審査会場の人数が10名を超えないこと、待合室ロビーの人数が10名を超えないこと、各更衣室の人数が5名を超えないこと、非接触型体温計で測って37.5度以上あれば入場を断ること、審査会場に入る前に更衣室で練習着に着替えること、審査会場に入る前に石鹸による30秒以上の入念な手洗をすること、歌唱審査の前に丁寧にウガイをすること、マスクやハンカチなどを使って咳エチケットを徹底すること、必要のない私語の禁止、こちらが用意するアルコール消毒液(濃度85%以上)による消毒の徹底、ドアノブや机などの硬い物にはアルコールよりも効果が高いとされる次亜塩素酸水で消毒を徹底、自家用車での送迎を促すこと、などです。
最終的には、一人づつ審査することも検討しました。


Q:それだけ準備されたのでしたら、出来なくはないと思いますが。

A:これ以上に考えられないところまで準備したとは言えるかもしれません。しかし、医療崩壊やオゥヴァシュート overshoot 爆発的患者急増を阻止するために、この状況で我々が「これ以上、感染者を増やしてはならない」と考えると、延期しかない。よりよい判断は、再び延期する事と考えました。


Q:悩ましい苦渋の決断でしたか。

A:一生懸命、徹底的に突き詰めて考えましたが、悩みも躊躇ちゅうちょもしませんでした。各方面のご協力には、本当に感謝しかありません。大勢の方に迷惑をかけることに対しては忸怩 じくじ たる思いですが、主催者として、下すべき当り前の決定だと思っています。


Q:公演は、できそうですか。

A:予定された日程で公演が出来るかどうかについては、一 いつ にかかってコロナの収束状況によります。気持としては、是非やりたいと願っています。
公演可能な人数についてのお尋ねであれば、それは全く問題ありません。現段階でも、当初に予想していた三倍を超える応募者がありました。応募する方のレベルが、年々上って来ており、本当に楽しみです。
生命第一、安全と安心が最優先という方針は曲げられませんので、延期の可能性は拭 ぬぐ えませんが、公演自体を取止めることはありません。





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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』出演者募集2020オーディションは、本年、2020年 8月10日(月・祝)に再延期されました。

応募の締切は、本年、2020年5月15日(金:当日消印有効)と、変りません。





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新作オムニバス・スタイル・ミュージカル『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』の 脚本、演出、振付に携わるのは、おなじみの実力派舞台人、桜井ゆう子です。もちろんオーディションの審査にも加わります。

昨年大好評を得たミュージカル・コメディー『ラプソディー de パパ 〜 Rhapsody de PAPA』に続き、どんな作品を披露してくれるのでしょう! 今からワクワクが止まりません ♬





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桜井ゆう子
SAKURAI Yuko

演出家、振付家、脚本家。
スマイル・ミュージカル・アカデミー SMA 主宰。日本劇作家協会会員。ザ・ディライトフル・カンパニー・ミュージカル事業部長。

芸術創造センター開館30周年記念公演メリー・アーティスツ・カンパニー『Mr.ブロードウェイ』や、『ラプソディ de パパ』『ベリー・メリー・クリスマス』『サラ〜ベル・エポックを生きた華』など、メリー・アーティスツ・カンパニーの、ぼぼ全作品の脚本と演出と振付に携わる。『Swing Lively』で名古屋市民芸術祭 特別賞を受賞。

若年期、東京にて、振付家の坂上道之助、舞踊家の西田堯、演出家の角岡正美らの下で研鑽を積む。

NHKオーディオドラマ「FMシアター」「青春アドベンチャー」「中部ラジオ小劇場」などに、主演作、出演作、多数。
テレビ番組では、NHKドラマ愛の詩『オグリの子』『定年ゴジラ』、TBS系『幼稚園ゲーム』『キッズウォー5』などに、レギュラー出演。
ギャラクシー賞受賞作品に、複数、出演している。

愛・地球博で、石井竜也総合プロデュース『フォレスト・フェアリーズ・ボール』の振付と振付指導を務め、全国ツアーにも参加。

主宰するスマイル・ミュージカル・アカデミーSMAにおいて、ロンドンで初演された『Alice the Musical』の日本初演をはじめ、『ピーターとフック』や『白雪 the Musical』など、全公演の演出と振付を行う。劇団や合唱団やタレント養成所などの講師としても演出や振付を担当している。





既にご存知のように、オーディション2020に先立って、四人のプロフェッショナルの出演を決定しました!

あなたも、ホンモノのプロと共演しませんか ♬


プロ四名の方のほかに「メイン・キャスト」も「アンサンブル」も大募集 ♬ 役を多めに準備して お待ちしていますので 奮ってご応募ください!



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永見隆幸
NAGAMI Takayuki

20代はアメリカに住み、30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍する。
モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。
現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。



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五東 由衣
GOTO Yui

『SFX-OZ オズの魔法使い』で初舞台を踏む。その後、宮本亜門演出『エニシング・ゴーズ』『20世紀号に乗って』などに出演。
劇団四季に入団し、『美女と野獣』ベル役、『オペラ座の怪人』クリスティーヌ・ダーエ役、『アイーダ』アムネリス王女役、『サウンド・オブ・ミュージック』エルザ役、『壁抜け男』イザベル役、『マンマ・ミーア!』ドナ・シェリダン役、『キャッツ』ジェミマ役/ジェリーロラム=グリドルボーン役など、多数の作品に出演した。
劇団四季を退団後も、『オンディーヌ』『Carmen Opera Comic』『ホンク!』ほか、数多くのミュージカルやコンサートなどの舞台で活躍。ヴォ―カル・コーチなどの指導者としても幅広く活動している。



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羽根渕章洋
HANEBUCHI Akihiro

昭和59年=1984年にキャッツオーディションで劇団四季に入団。主な出演作品には、『キャッツ』ミストフェリーズ役/コリコパット役、『ライオンキング』ティモン役、『ウエストサイド物語』A-ラブ役、『コーラスライン』リチー役/アル役、『クレイジーフォーユー』ピート役、『ヴェニスの商人』ソレイニオー役、『嵐の中の子供たち』モールス役、『ハンス』、『エビータ』、「ソング&ダンス」、「35ステップス」、『夢から醒めた夢』、『ドリーミング』など多数。約25年在籍し、平成20年=2008年に退団。
その後も、OOBJ『twelve』、ミュージカル座『マリオネット』、RKX/フジTV『魔女の宅急便』など、多くの舞台を務めている。現在は、フリーで活躍。



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サカイダコージ
SAKAIDA Koji

18歳より市川ミサオ、26歳よりHIDEBOHの各氏に師事。ブロードウェイ・ミュージカル『ノイズ&ファンク』日本公演オープニング・アクト、「第6回 クラシックはいかが?」オーチャード・ホール、「スーパー・ダンス・プレミアム2008」新国立劇場、東熊谷和徳『TAPPERS RIOTⅡ』青山円形劇場、東京インターナショナルタップフェスティバル2009、TV東京「たけしの誰でもピカソ」アートバトル、パペッション『Time's Avenue』などに出演。SUJI Presents『FREE STYLE』タップバトル優勝。
映画では、北野武『座頭市』タップ・シーンや 水谷豊『TAP THE LAST SHOW』エンドロール・シーンに登場。





そして演奏を担うのは、メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO です!

スタイリッシュな迫力ある演奏で定評のメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO をバックに、思い切り歌って踊って芝居をしませんか ♬

日本を代表するアーティストにより編成されたメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO。腕利きのヴェテラン、才色兼備の女性プレイヤー、若手実力派、選り抜きのプロを揃えています。豪華メンバーで構成された MAJO との共演を楽しみにしてください。
指揮者には、当カンパニー『ラプソディ de パパ』の指揮で好評を得た柴田祥を予定しています。



Merry Artists Jazz Orchestra


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Photo:TES Osaka 田中聡
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO を指揮する永見隆幸(中央)
トランペット・ソロはメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO バンドリーダーの渡辺勉(左)





お問合せ&お申込み: 


ザ・ディライトフル・カンパニー NAGOYA
担当マネージャー:加藤

メール・アドレス:kato@delightful.co.jp
住所:〒463-0079
名古屋市守山区幸心3-1004





永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー2020新作オムニバス・スタイル・ミュージカル 『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』公演概要は次の通りです。


・タイトル:
THE☆BROADWAY

・邦題:
ザ☆ブロードウェイ

・公演日程:
令和二年=2020年 11月
 21日(土)
 22日(日)
 23日(月・祝)
3日間3公演 開演時刻等未定

・公演会場:
名古屋市芸術創造センター
 名古屋市東区葵一丁目3番27号
 TEL.052-931-1811


主催:
メリー・アーティスツ・カンパニー

制作:
ザ・ディライトフル・カンパニー

協力:
FM AICHI
スマイル・ミュージカル・アカデミー SMA
NG出版
マネージメント・プロ
芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイター





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル・コメディ『ラプソディー de パパ』





永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー2020新作オムニバス・スタイル・ミュージカル 『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』 スタッフ



芸術監督:永見隆幸

脚本 演出 振付:桜井ゆう子(TDC)
指揮:柴田祥
タップ振付:市川ミサオ(R3)
ジャズ・アドヴァイザー:渡辺勉(MAJO)
編曲:
 蒔田裕也
 渡辺勉(MAJO)ほか
演出助手:安藤麻実(TDC)
歌唱指導:松本朋子
音楽助手:目次恭子(TDC)
タップ振付助手:MIYO(R3)
舞台監督:渡辺智大(制作舎)
舞台監督助手:松原香音(制作舎)
照明 音響: 小嶋薫(JS)
舞台美術:松本浩(SCS)
小道具:井上知也
衣装:アトリエUTA
ヘア・メイク:長谷川真也
宣伝美術:吉田直子
制作協力:吉見真悟(MP)
制作:加藤雅之(TDC)
 ほか


【略号 abbreviation】

・TDC:
ザ・ディライトフル・カンパニー
・MAJO:
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ
・R3:
STUDIO R³
・SCS
ステージクラフト・サブ
・MP:
マネージメント・プロ





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル・コメディ『ラプソディー de パパ』キャストとオーケストラ・メンバー





ザ・ディライトフル・カンパニーの担当スタッフが、Q&A方式で、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』出演者募集2020オーディション要項について、ご説明します。



Q:公演のタイトルが、オムニバス・ミュージカル『ザ☆ブロードウェイ ~ THE☆BROADWAY』だそうですが、オムニバスとは何ですか?

A:いくつかの独立したストーリーを並べて一つの作品に構成するスタイルのことです。


Q:制作会社はどちらですか?

A:ザ・ディライトフル・カンパニーです。
昭和60年創業 since 1985 で、東京都品川区南大井に事務所を構えています。
名古屋にもザ・ディライトフル・カンパニー NAGOYA の事務所があり、所在地は守山です。


Q:メリー・アーティスツ・オーケストラ MAJO について教えてください。

A:メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO は、日本を代表するアーティストにより編成されたジャズ・オーケストラで、才色兼備の女性プレイヤーや若手実力派など、選り抜きのプロを揃えています。豪華メンバーで構成された MAJO との共演をお楽しみに! 指揮者には、当カンパニー『ラプソディ de パパ』の指揮で好評を得た柴田祥を予定しています。


Q:どんな内容の作品ですか?

A:ブロードウェイに因ちなんだ幾つかストーリーで展開するオムニバス・スタイルのオリジナル・ミュージカルです。ブロードウェイの人間模様、舞台人生の悲喜交々ひきこもごもを、メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラの迫力ある生演奏をバックに、歌とダンスと芝居で綴つづります。


Q:基本的な応募条件を教えて下さい。

A:歌唱、演技、ダンスのいずれかを経験していることが必須の条件です。
プロでもアマチュアでも、オーディションに参加していただくことができます。


Q:年齢制限はありますか?

A:一応、11歳から65歳までくらいです。


Q:ほかの団体に所属していても出演できますか?

A:もちろん大丈夫です。但し、所属している団体から事前に正式な出演許可を得てください。そうすれば、全く問題なく出演していただくことができます。


Q:子役の応募条件を教えてください。

A:歌唱、演技、ダンスなどのレッスンを3年以上重ねている必要があります。
保護者の方には、送迎などの協力をお願いしなければなりません。


Q:基本的なリハーサル・スケジュールを教えてください。

A:詳細は決っていませんが、2020年11月14日(土)から本番までのリハーサルには、必ず出てください。
2020年11月に他の舞台やイベント等の本番がある方は、出演できない場合があります。
原則として、この公演のリハーサルを他のスケジュールより優先できる方が採用されます。


Q:チケットのノルマはありますか?

A:30枚以上ご協力ください。(役柄等により変動)


Q:ギャラは支払われますか?

A:ありますが、交通費程度です。支払いは、当カンパニーの規定に基づいて行われます。高校生以下の方には、ギャランティがありせん。
主に勘案されるのは、役柄(本番の出来)、舞台や稽古に臨む態度(リハ―サルの出席率や内容)、協力姿勢(スタッフ、キャスト、関係者に対する姿勢やチケット販売枚数)などです。


Q:オーディションの内容を教えてください。

A:歌とダンスと演技の審査があります。
歌については、課題曲の楽譜データをメールで送ります。伴奏者は、こちらで用意します。
演技とダンスの審査内容は当日指定します。
タップ・ダンスについては、希望者のみ当日指定します。
そのほか、質疑応答や特技披露を求められる場合があります。


Q:オーディションの開始時刻はいつですか?

A:子役志望者も大人も午後の予定です。応募者の数などにより変動しますので、集合時刻等の詳細は、応募者に直接お知らせします。


Q:問合せや申込みは、どちらにすればよいですか?  

A:ザ・ディライトフル・カンパニー NAGOYA にお願いします。担当マネージャーは「加藤」です。
メール・アドレス:kato@delightful.co.jp
住所:〒463-0079 名古屋市守山区幸心3-1004


Q:指定の応募用紙を使わなければ申し込みは出来ませんか?

A:各自治体の外出自粛要請が出ている現状を重く受止め、メールでの受付を行っています。
詳しくは、この記事の冒頭のお知らせを御覧ください。


Q:オーディションの結果や合格の条件を教えていただけますか?

A:申し訳ありませんが、オーディションの結果や合格の条件などについての問合せには、一切お答えできません。


以上の応募条件は、あくまでも令和二年=2020年5月6日現在のものです。予告なく変更される場合がありますので、ご承知ください。





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル・コメディ『ラプソディー de パパ』フィナーレ





新型コロナ・ウイルスCOVID-19感染症の現状について、永見隆幸先生に是非お聴きしたいという声が、依然として多く寄せられています。以前のインタヴューに加筆して、Q&A形式に纏めてみました。



Q:永見先生に、新型コロナ・ウイルスCOVID-19感染症の現況について伺います。

A:自分は感染症の専門家ではありませんし、お役に立つか否か判りませんが、お聴きになりたいとおっしゃる方がおられるのでしたら、拙 つたな い愚見 ぐけん を申し上げましょう。



Q:永見先生にご意見を伺いたいという理由は、大きく分けて二つありました。いつも平常心を保ち、右顧左眄 うこさべん せず、どんな時でも泰然自若 たいぜんじじゃく として的確な決断を下される判断能力の高さを挙げられる方が多いですね。海外にも大勢の友人がいらっしゃり、お医者様のお知合も多くいらっしゃって、見識の広さを挙げる方も多くおられます。

A:いえいえ、自分も木石 ぼくせき ではありませんから、不安を感じることもあります。ですから、その辺 あた りは皆さんと何ら変りません。それに、交友範囲が自分以上に広い方は、いくらでもいらっしゃいます。



Q:どんな心構えが重要でしょうか。

A:今の状況は、「有事であって平時ではない」ということを、しっかり認識する必要があると思っています。普段の平和な生活を送っている時には許されることが、このような非常事態には許されないことがあります。例えば、私権の制限は、平時では極めて限定されるべきですが、有事には私権の制限が望ましい場合すらあります。



Q:具体的に、有事とは、どんな場合を指して言うのでしょうか。

A:一般的には、非常事態が起こる事と定義できるでしょう。具体的には、戦争、天変地異 てんぺんちい、疫病 えきびょう の大流行などです。



Q:今、何が一番大切だと思われますか。

A:わからない事について、憶測や噂をもとに判断するのではなく、先ず、わからない事を「わからない事」として受入れ、信用できる情報を取捨選択 しゅしゃせんたく し、自分自身で解釈して判断することが大切でしょう。元々完璧な人間など存在しないのですから、特に、この状況下においては、揚足 あげあし 取りや重箱の隅をつつくような発言は慎もうと、自分は、肝に銘じています。わからない事を、わからない事として受入れる精神的体力が求められていると考えています。



Q:新型コロナ・ウイルスCOVID-19感染症について、どのようにお考えですか。

A:現時点でも、まだ実態が完全に把握し切れていません。特効薬はおろか、有効だと正式に認められている治療法もありません。その前提を無視した議論には、大きな意味がないと思います。想像や憶測を交えての発言は極めて危険だとも言えます。
いま判っていることは、COVID-19は管理しにくいウイルスですが、人と人との物理的な距離を保つこと、所謂 いわゆる ソーシャル・ディスタンスィング social distancing によって意外にコントロールができるウイルスだということです。専門医が、密閉、密集、密接を避けよと、繰返し呼びかけているのは、それが最も大切と考えているからでしょう。



Q:今、我々は何をすべきでしょう。

A:先ず、一人一人が身の回りの事をキチンとする事ではないでしょうか。例えば、細目 こまめ に手を洗うこと。換気を頻繁 ひんぱん に行うこと。人の手が触れる所をしっかり消毒することなどです。自分は、石鹸を使って30秒以上、丹念に手を洗うように心がけています。特に外から帰って来た時と、食事する時は、必ず手を洗います。それに、密閉、密集、密接を避け、不要不急の外出を控えることです。
自分は、屋内で出来ることを中心に生活しています。今まで読めなかった本を読んだり、文章を書いたり、新しく楽譜をおこしたり、図面をひいたり、意外に充実した精神生活を送ることができます。
溜息 ためいき をネガティヴに捉える人もいますが、血圧も心拍数も下るそうです。自分は、緊張や不安を覚えると先ず溜息を吐いて、深呼吸するようにしています。そうすることによって、可成 かな り落着きます。
恐怖に怯えて体が震え、不安で涙が止まらないという方もおられます。不安に感じること自体、何もおかしくなく、むしろ自然ではないでしょうか。お互いの心に寄添い、手を携えて、この難局を乗切るという雰囲気を醸成 じょうせい する。それを心がけたいと思います。



Q:我々がしてはならないことは何でしょう。

A:何度も口にして恐縮ですが、密閉、密集、密接を避けること。現状では、知らない間に感染している可能性が捨てきれず、他人 ひと に うつす場合があるので、外出も控えるべきだと思います。それに、噂や流言飛語 りゅうげんひご に惑わされないことです。安易に結果論や比較論を振りかざして他人 ひと を非難しないこと。部分的、表面的に正しく見えることでも、色々な事情と立場がありますから、大局的、総合的、俯瞰的 ふかんてき に見て判断しなければなりません。木を見て森を見ずではいけませんし、逆に、森の外側ばかり見て木一本一本の危機に気が付かない場合があることにも留意すべきです。蟻の一穴天下の破れ、千丈の堤も蟻の一穴から、という例えもありますから、複眼的な思考が求められます。



Q:永見先生は、この状況でも泰然自若としておられますが、現状をどう受止めておられますか。

A:世界が集団ヒステリーに陥っているように見受けられます。自分自身を正当化するために他人を攻撃したり、都合のよい時に都合のよいところだけ弱者を装ったり、平時よりも一層そういった行為が目につきます。他人 ひと の所為 せい や 国の所為にしても、何もよい結果は得られないでしょう。「お互い様」の精神で、思い遣りを以て助け合う姿勢が大切だと思います。
言論の自由は、勝手に何を言っても構わないということではないような気がします。自分自身の自由を担保されたければ、他人 ひと の自由も担保しなければなりません。即ち、自由主義の法治国家においては、己 おのれ の自由を認められたければ、他人 ひと の自由も認めなければならないのです。
自分は、テレビやSNSや新聞と縁遠い生活を送っているので、情報過多にならず、落着いていられるのかも知れません。
誰もが不安ですが、考えても結論が出ない事を悩んでみても仕方ないとも思っています。
実態が知りたいと思ったら、国の専門家会議による分析と提言が誰にでも閲覧できるようになっていますし、そのほかにも、客観的なデータが意外に数多く見られるので、自分は、それらを参考にしています。
スコトーマ scotoma は、ギリシャ語で盲点 σκολόμα の意味です。心理学的には、認知的盲点や心理的盲点の事を指して言うそうです。判り易く言えば、「その時に、その人が、重要だと感じたものしか認識しない。」という現象です。言い換えれば、「自分自身にとって重要だと感じないものは遮断してしまう。」という脳の働きです。スコトーマはどんな人にも必ず現れ、サヴァイヴァルのための自己防衛反応でもありますから、スコトーマ自体を悪いとは言えません。しかし、現在のように世界が集団ヒステリーに陥っている場合には、自分に都合のよい意見だけに大きく傾くスコトーマから、自由になることが極めて大切です。大局的、総合的、俯瞰的に判断すること、複眼的な思考や新たな視点で物事を見ること、それを実践すれば、スコトーマから、延いては集団ヒステリーからも自由になることができるのではないでしょうか。



Q:若い人達の行動を無責任だと批判する論調が多く見受けられますが。

A:若年層だけの問題ではないと思います。根拠なく、感染症にかかっても何とかなるだろうと、無責任な行動をとる人は、あらゆる年齢層に見られます。自分自身が感染して他人 ひと に うつす可能性が皆無だと言い切れない以上、行動を慎むのは、人間としての義務であり責任だと自分は思っています。
若い時は、自分もそうでしたが、経験が乏しくて無知であるにも拘らず、根拠のない自信をもって、勝手気ままな行動をするものです。若年層には、できるだけ自分自身で気付くように促すのが最善の策だと考えます。
カリフォルニアのパーティでウイルス感染について開き直った発言をした若者が、実名でSNSに謝罪の投稿をしたという記事を読みました。こういう若者も実際に存在するのです。過ちを改むるに憚 はばか ること勿 なか れ。勇気を示す行動には称賛を以て応えるべきなのではないでしょうか。中高年層にも、大人として模範となる行動を示していただきたいと切に願っています。



Q:新型コロナ・ウイルスCOVID-19感染症の脅威は、どんなところだと思われますか。

A:先ずは、急激に重症化する恐れがあることです。お亡くなりになった方には、心より謹んで哀悼の意を表します。それに、イギリス王室のチャールズ皇太子殿下、オペラ歌手のプラシド・ドミンゴ、俳優のトム・ハンクスの例を挙げるまでもなく、老若男女貧富の区別なく、誰にでも感染する可能性があることです。因みに、感染が判明してからのトム・ハンクスの行動は、称賛に値すると思います。



Q:新型コロナ・ウイルスCOVID-19感染症に恐怖を感じられますか。

A:今や世界で24万人を超える方が亡くなっていらっしゃるので、恐い病気ではないとは言えません。しかし、余りに感情的に捉えると、自ら不安を煽 あお ることにもなりかねません。新型コロナ・ウイルスCOVID-19感染症の実態が、おぼろげながら解って来ているので、データに目を通して現実を知ることも、有益だと思います。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が細かい状況分析と提言をしているので、参考になさるとよいのではないでしょうか。全体の傾向としては、落着きつつあるのではないかと思います。
しかし、だからと言って、安心して手を弛 ゆる めてはならないでしょう。第二波を予測する向きもあります。医療現場では、関係者の方々の不眠不休の尽力によって、ぎりぎりで何とか現状が保たれているそうです。医療崩壊やオゥヴァシュート overshoot 爆発的患者急増を阻止するためにも、この状況で感染者を増やしてはならないという危機感と緊張感を共有すべきだと考えます。



Q:今後、何が最も懸念されると思われますか。

A:気の弛 ゆる みから第二波を招き寄せてしまうこと。それに、経済ですね。医学的な生命の危機、経済的な生命の危機、我々は両方の危機に晒 さら されていると思います。その次に来るのが犯罪。経済が落込むと必ず犯罪が増えます。詐欺は間違いなく増加するでしょうね。家庭内暴力、DVも増えるでしょう。コロナ離婚も冗談ではないと思います。社会の閉塞感 へいそくかん が尋常 じんじょう ではなく、鬱病や自殺者の急増も懸念されます。



Q:国の経済的な対応を、どのように評価されますか。

A:自分は経済の専門家ではありませんので、充分なデータを持合わせておらず、正確な評価ができません。



Q:現金の支給について、どう思われますか。

A:金額が妥当か否かは判断できませんが、現金支給自体にはインパクトがあるのではないでしょうか。全ての人を完全に満足させることは不可能ですし、我々が持ち得ないデータを国が持っているので、一人でも多くの人が救われる決定を下していただきたいと祈るばかりです。



Q:消費税減税について、どう思われますか。

A:基本的に減税に反対する人は少ないので、実行すれば喜ぶ人が多いでしょう。しかし、財源をどうするかという議論をしない訳には行きません。国は、目前の危機に対処しなければならないのは言うまでもありませんが、その後の事にも備えない訳には行かない。兵力の逐次投入は避けるべきというのは真実ですが、場合によっては、生兵法は大怪我の基という格言を証明することにもなりかねません。減税の効果が大きいか否かと言うと、限定的と述べる識者も少なくないし、軽々しく触れないという意見も多く、実際には難しいというところでしょうか。



Q:マスクについて、どうお考えですか。

A:マスクは飛沫とエアロゾルを防ぐので感染拡大抑止には意味があり、感染を防ぐこと自体には余り効果がないと一般に言われますが、自分は、意外に感染防止にも効果があるのではないかと想像しています。マスクさえすれば感染症が防げるということでは決してありませんが、マスク着用に関る実験も論文も数少なく、未だ研究の余地があるのではと想像しています。
しかし、日本人のマスクさえしていれば安心と考える傾向が強すぎるのは事実でしょう。最も大切なのは、人と人との物理的な距離を保つこと、所謂 いわゆる ソーシャル・ディスタンスィング social distancing ではないでしょうか。
余談になりますが、ソーシャル・ディスタンス social distance は、社会学において特定のグループや個人を排除するという意味にも使われるので、ソーシャル・ディスタンスィング social distancing と表現した方が、間違いが無いと思います。
医療機関でさえマスクが不足している現状ですから、自分は、手元にマスクが数枚あるにはあるのですが、いざという時のために着用する機会を減らし、新たに買いにも行っていません。



Q:国の経済支援が不十分で遅すぎるという批判がありますが、どのようにお考えですか。

A:飲食業や観光業などで実際に倒産している企業もありますし、経済的に逼迫している方も大勢いらっしゃるので、経済支援は早ければ早い方が望ましい。目の前に危機を迎えた方が、対応が遅いと感じても無理はないと思います。どこで線を引くかというのが難しければ、範囲を広めに配っておいて、事態鎮静後に調整するというのも手かも知れません。
いずれにせよ、国のトップが、財政、金融、税制を総動員して思い切った措置を講じて行きたい、リーマン・ショックの時を超える対策を行うと宣言されたのですから、全ての国民が納得するのは不可能だとしても、やがて一定の効果が表れて来るのではないかと願っています。国のトップは、それが仕事だとは言え、完全にキャパシティを超えているという現状で、よく奮闘しておられるのではないでしょうか。
既に、国というシステムの許容範囲を超えた危機に突入している可能性も考えられるので、我慢を強いられるのは、止むを得ない事なのかも知れません。二の矢、三の矢を番 つが えるという国の方針を信じたいと思います。
アメリカの大統領だったジョンFケネディは、"My fellow Americans: ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country. My fellow citizens of the world: ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man." つまり「我が同士なるアメリカ国民諸君、国が諸君のために何をなし得るかを問うのではなく、諸君が国に何をなし得るかを考えよう。我が同士なる世界中の市民諸君、アメリカが諸君のために何をするのかを問うのではなく、我々が共に人類の自由のために何をなし得るかを考えよう。」と訴えました。今まさに、全人類が、彼の精神を胸に刻んで前に進むべき時なのではないでしょうか。



Q:感染者の数について、どのようにお考えですか。

A:どの国も正確に把握できていないと思います。殊に、独裁的な全体主義国家によるデータの信憑性 しんぴょうせい は、誰にも保証できないと思っていた方がよさそうです。ですから、それを見て一喜一憂する必要はないと考えています。



Q:PCR検査について、どのようにお考えですか。

A:先ず、我々が思っているほど精度がよくないという問題があります。実際に、検査エラーで、感染者ではないのに陽性が出る偽陽性や、隔離が必要なのに陰性が出る偽陰性のケースが結構あるそうです。加えて、効率が悪く、医療機関の負担が大きく、むしろ医療崩壊を招きかねないというのが、医療従事者の多数の意見だと聴きます。ですから、無暗やたらに検査の数を増やす事に反対だという意見は、筋が通っていると言えるのではないでしょうか。感染の疑われる患者が検査を受けられない現状は憂うべきですし、検査の数を増やすこと自体を悪いとは言えませんが、検査数こそが新型コロナ・ウイルス対処法の決め手だとは言えないでしょう。
有事ですから、色々な齟齬 そご が様々な場面で生じるのは事実でしょう。それはそれとして改善すべきですが、医療従事者の数も医療物資も不足しているギリギリの現状で、不安だからと言って検査数を無暗に増やす事には簡単に賛同できません。したくても出来ないのが実状ではないでしょうか。
国内で精度の高い検査器が開発されている最中ですし、抗体検査という手段も検討されており、検査体制を整えつつあるという話も耳にしますので、それらに自分は期待しています。
PCR検査については、現場で闘っている医療従事者の意見を尊重し、あくまでも医学的根拠に基づいて、科学的に処置されるべきだと考えています。



Q:外国と比較して現状をどう思われますか。

A:どの国も、それぞれ政治体制や経済状況や歴史や人種が違い、従って法律も税制も文化的背景も千差万別、医療や公衆衛生のレベルも異なり、自 おのず から感染症対策も違って来ます。それを表面的に単純に比較してみることには大きな意味を感じません。参考になるところは取入れればよいのですが、安直に比較して真似すればよいというものでもないと思います。



Q:政治家やマスコミの無責任な発言に対して非難の声が上がっていますが、どう思われますか。

A:今の状況は、「有事であって平時ではない」ことを、再び申し上げたいと思います。今まで経験したことのない危機に直面しているのですから、直ぐに正解が出せる訳がないと思っていた方がよいと、自分は構えています。
こういう危機的な事態になると、残念ながら集団ヒステリーに陥って、哀しいかな悪者捜しや生贄 いけにえ 捜しに奔 はし るのが人間の性 さが というものなのでしょうか。
全てを、他人 ひと の所為 せい、 国の所為、政治家の所為、マスコミの所為、評論家の所為にしても、よい結果は何も得られません。「お互い様」の精神で、思い遣りを以て助け合う姿勢が大切だと思います。
非難するばかりではなく、興味を持って向き合ってみては如何でしょうか。政治家やマスコミが、この機をチャンスと捉えて政治的に立回るのは、ある意味、当然なのかも知れないですね。もちろん、大きな声が即ち正しき声とは言えません。「マスコミや評論家は、無責任だからこそ面白く大胆な意見が言える。」くらいに構えてみては如何でしょうか。我々が、政治家の特質やマスコミの特質をよく理解して、信用できる情報を取捨選択 しゅしゃせんたく し、自分自身で解釈して判断する事こそが大切なのだと思います。



Q:日本は、なぜ罰則のある外出禁止令を出したり、ロック・ダウンしたり、しないのでしょうか。

A:日本は法治国家です。我国にそのような法制度が無いからです。罰則のある法律を制定するには、私権の制限など、難しい問題に関して議論を一から始めなければならず、今ここにある危機には間に合いません。有事の法制を整えるべきという声もありますが、現状は、国や地方の自治体も、要請しかできず、国民一人一人の自覚に頼るしか無いのです。
政治の世界では、与党にせよ野党にせよ、相手が言えないことや答え難いことだと判っていて、駆引きしたり攻撃をしかけたりすることが常套手段ですから、それも念頭に入れて全体を考える必要があるかも知れませんね。
自分は、自由主義の法治国家である日本の一市民として、自分の自由を守るためにも他人 ひと の自由を守り、毅然たる態度で行動したいと考えています。



Q:生命か経済かという議論について、どう思われますか。

A:原則論として、平時ならば、命か金かと問われれば、躊躇 ちゅうちょ なく命と答えます。しかし、今は、有事ですし、有事だからこそ、現実にしっかり向き合わねばなりません。
先ず、経済活動が、利益や金銭の問題だけではないことを指摘したいと思います。
命を守るために必要な医療物資は誰が作るのでしょう。今まさに必要とされるエクモ ECMO や人工呼吸器、検査機器、薬、マスクに至るまで、企業の活動です。それを運んで下さるのは誰でしょう。我々の知らないところで、知らない分野で、多くの良識ある人々が新型コロナと格闘して下さっていることに目を向けなくてはなりません。
もう一方で、明日にも食べられなくなるかも知れない方に、誰が面と向って経済活動を止めろと言えましょうか。
生命か経済かと選択を迫るのは、極論と言ってよいでしょう。各個人が出来る範囲で最善を尽くせばよいと自分は考えます。
意見交換や真摯な議論は必要ですが、こうした極論や結果論は、百害あって一利なし。耳を傾ける必要はないでしょう。



Q:永見先生に、心配なことは全くありませんか。

A:とんでもない。我々の仲間の事がとても気にかかっています。
大きなところでは、フィールドが少し異なりますが、カナダのモントリオールを拠点に活動するサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ Cirque du Soleil」が、既に全スタッフの95%に当たる4千6百人超を解雇し、破産申請も視野に入れていると報じられています。
ブロードウェイの劇場、メトロポリタン・オペラ、ミラノのスカラ座、パリのオペラ座をはじめ、世界の劇場が休業の憂き目に遭っているのです。しかし、こうした世界的な劇場は、パンデミックが収束すれば、何らか補償の受けられる可能性が高いのですが、我々舞台人の仲間は、殆どが個人事業主や零細事業者のようなものなので、こういう危機には非常に弱い立場なのです。



Q:最近は事務所に所属している若い舞台人が多いと聞きますので、生活は比較的安定しているのではありませんか。

A:実態はよく知りませんが、殆どは形だけだと聞いています。所属と言っても、事務所に食べさせて貰っているのは、本当に、ごく一握りの舞台人だけなのではないでしょうか。実際には、自分自身で仕事をとって来なければならないケースが殆どだと言われています。ですから、所属しているか否かで線を引くのではなく、実態に即した救済がなされる事を強く願っています。



Q:ザ・ディライトフル・カンパニーの所属も形式的ですか。

A:ウチの事務所は、カンパニーの所属を一般企業の雇用に近い形で位置付けているので、恵まれている方だと思います。少額ですが、月給もボーナスも支給されますので、形だけではありません。しかし、この状況が続けば、いつ所属を解消される人が出て来てもおかしくありません。ウチだけが無事でいるとは考え難い現状です。



Q:ザ・ディライトフル・カンパニー自体は大丈夫ですか。

A:この状況下で、何があっても絶対に大丈夫とは言い切れないと思います。運営は、事務方の人達がやって下さっているので詳細は判りませんが、今年一年は、何とか持堪 もちこた えることが出来るのではないでしょうか。それ以降は我々の努力次第だと考えています。何としても継続させるべく、必死の努力を重ねるつもりです。



Q:これから、どうなるとお考えですか。

A:収束に向わなかった感染症はありません。重要なのは、収束まで手を弛 ゆる めない事です。同時に、人類が撲滅できた感染症は、天然痘だけと言われています。ですから、コロナ・ウイルスCOVID-19 が存在し続ける可能性が高いという現実を受入れなければならなくなるでしょう。これは長期戦です。どこかで感染防止策と社会生活再開の折合いをつけなければならないと考えますので、たいへん難しい選択を迫られると思います。我々のライフ・スタイルが劇的に変る可能性についても頭の片隅に留めておいた方がよいかも知れません。
しかし、世界中でワクチンの開発が始まっています。コロナ・ウイルスCOVID-19 感染症治療に効果があると推測される、エボラ出血熱抗ウイルス薬(ギリアド・サイエンシズのレムデシビル)、抗インフルエンザ・ウイルス薬ファビピラビル(富士フイルム富山化学のアビガン)、抗HIV薬ロピナビル/リトナビル配合剤(アッヴィのカレトラ)、喘息治療薬シクレソニド(帝人ファーマのオルベスコ)、皮膚エリテマトーデス/全身性エリテマトーデス治療薬ヒドロキシクロロキン(サノフィのプラニケル)、膵炎治療薬ナファモスタット(日医工のフサン)などの観察研究や臨床研究も既に開始されています。暗いニュースばかりではないのです。
東日本大震災における被災者のご苦労を偲べば、何のこれしきと思います。先の戦争で焦土と化した日本は、先人の懸命の努力で現在の平和と繁栄を築き上げました。
生きていれば何とかなる。いや、皆さんと共に生き抜いて、何とかしましょう。
明けぬ夜なし、止まぬ雨なし、冬来りなば春遠からじ。





♬ オーディション審査員長 永見隆幸の横顔 ♬


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永見隆幸
NAGAMI Takayuki

音楽家 著作家 舞台ディレクター
Musician Writer & Stage Director

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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永見隆幸先生(右)と 大学時代の恩師である音楽家のデューマス博士(中)学友のジム・ヘンリーさん(左)

ジム・ヘンリーさんは、BHS ア・カペラ・カルテット世界チャンピオン「クロスローズ」のベース、BHS ア・カペラ・コーラス世界チャンピオン「ジ・アンバサダーズ・オヴ・ハーモニー」の芸術監督、アメリカ中西部のハーバードと謳われるワシントン大学の音楽学部教授として知られています。





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BHS ア・カペラ・カルテット世界チャンピオン CROSSROADS と共に歌う永見先生(中央)





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イタリアにてトリノ王立歌劇場 Teatro Regio di Torino に出演された永見先生



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イタリアのトリノ王立歌劇場 Teatro Regio di Torino で開催されたレセプションにて トリノ市文化担当評議員 Francesca Leon フランチェスカ・レオンと握手を交す永見先生





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オーストリアにてウィーン国立歌劇場 Wiener Staatsoper の永見先生





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オーストリアにてウィーン楽友協会 Wiener Musikverein ヴィーナー・ムジークフェラインの永見先生





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ドイツにてバイエルン国立歌劇場 Bayerische Staatsoper の永見先生





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ドイツにてミュンヘン音楽大学 Hochschule für Musik und Theater München の永見先生





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イタリアにてミラノ・スカラ座 Teatro alla Scala の永見先生





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フランスにてパリ・オペラ座 L'Opéra de Paris の永見先生





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フランスのパリにてオペラ・バスティーユ L'Opéra de la Bastille の永見先生





芸術創造センター開館30周年記念公演 メリー・アーティスツ・カンパニー『Mr.ブロードウェイ』


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Mr.ブロードウェイことジョージ М コーハンを歌い演じる永見先生(中央ボックス上)





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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ザ・ヴォイス ~ フランク・シナトラ The Voice ~ Frank Sinatra』より


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フランク・シナトラ役の永見先生(中央)



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メリー・アーティスツ・カンパニー『サラ ~ ベル・エポックを生きた華 Sarah Bernhardt』より


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品位の高い風格ある公爵を歌い演じる永見隆幸(中央)



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『サラ ~ ベル・エポックを生きた華 Sarah Bernhardt』フィナーレ





メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO「帝国ホテル東京ディナー・ショウ Imperial Hotel Tokyo Dinner Theater」より


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メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO リード・ヴォーカル 永見隆幸





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メリー・アーティスツ・カンパニー『BOBBY ボビー』でボビー・ダーリンを歌い演じる永見先生(中央)





名古屋市民芸術祭主催公演 メリー・アーティスツ・カンパニー『マイ・ブルー・ヘヴン My Blue Heavern』より


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序曲を指揮する芸術監督の永見先生



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ジャズ・シンガー役の永見先生(一人二役)


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スピリチュアル『ゴーイング・ホーム Going Home』を歌う上等兵 英霊役の永見先生(一人二役)


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指揮者を務める永見先生





永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『ベリー・メリー・クリスマス ~ Very Merry Christmas』より


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アーヴィング・バーリン(永見先生)と孤児エンジェルの出会い



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白の燕尾服に身を包み『ベリー・メリー・クリスマス ~ Very Merry Christmas』フィナーレで歌う永見先生





誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.

Photo:TES OSAKA





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永見隆幸2020オーディションを語る
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Merry Artists Company 2020 audition


メリー・アーティスツ・カンパニー
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永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
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This is Takayuki NAGAMI


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永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト
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ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
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メリーのブログ管理人ご挨拶
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