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永見隆幸 宮脇賣扇庵 訪問 京扇子 老舗 京都 六角富小路 [永見隆幸 扇子]




音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、京都の六角富小路にある京扇子の老舗「宮脇賣扇庵」を訪問されました。


永見先生が仰 おっしゃ るには、京扇子と言えば、宮脇賣扇庵。そして、小牧和彦さん。江戸扇子ならば、荒井文扇堂。だそうです。





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宮脇賣扇庵は、近世の町屋そのままの店舗と共に、京の歴史と風格を体現した店と言われています。江戸時代より、殆ど全ての品を、自力で仕上げて来たそうです。三代目が飾り扇を考案した後も、その伝統と技法は今日に継承されて来ました。手触りや開き具合、重さ、使い勝手など、美しさと一体になった扇作りは高い評価を受けています。 扇面の多彩な絵はオリジナルで、その多くが手描きで仕上げられているそうです。





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扇子は八十七回職人の手を通ると言われ、その工程は二十余に分れているそうです。大別すると、扇骨作り、扇面作り、扇骨と扇面を組合せる仕上げ作業です。時を経るに従って、職人の確保が難しくなっているそうですが、宮脇賣扇庵は、優れた職人とその技術を確保し、熱意をもって技術継承に取組んでいらっしゃいます。





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京扇子と呼ぶことが出来る品は、京都扇子団扇商工協同組合の組合員が、扇面、扇骨、仕上加工まで国内生産した物だけだそうです。宮脇賣扇庵は、宮内省御用達の名店としても知られています。





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創業は文政六年=1823年(仁孝天皇 江戸時代 第十一代将軍徳川家斉)。美濃国出身の初代が、近江屋新兵衛の株を買受けて創業しました。以来、現在の場所から殆ど動いていません。蛤御門の変で全焼し、少し西に移りましたが、同じ大黒町にあります。現在の屋号は、書画を嗜み、文人墨客とも深い交流があった三代目新兵衛の時、明治二十年=1887年、日本画家の富岡鉄斎に、賣扇桜という京の銘木に因んで名付けられたそうです。 商標の美也古扇 みやこせん は冷泉為紀 れいぜい ためもと の筆によります。





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百有余年を経た店舗は、往時の商家の名残をその儘に留め、店内には古扇の資料が数多く見られます。





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扇の誕生は平安時代の初期。最初の扇子は「檜扇 ひおうぎ」と呼ばれ、木簡 もっかん という細長く薄い木の板を綴り合わせたものでした。その後、形状が洗練の度を増し、扇面は上絵で飾られ、宮中女子の間に広まりました。続いて竹や木を骨として、片面にだけ紙を貼った「蝙蝠扇 かわほり」という紙扇が登場しました。これは、扇を開いた形が蝙蝠 こうもり の羽を広げた姿に似ているからとも言われています。平安時代後期になると、扇の骨に透し彫をした「皆彫骨 みなえりぼね」や「透扇 すかしおうぎ」、「切透扇 きりすかしおうぎ」などが生れ、扇子も多様化しました。





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鎌倉時代になると、禅僧らによって扇は中国へ渡りました。そこで紙を両面に貼る形に変わり、室町時代に「唐扇 からおうぎ」として逆輸入され、日本の扇にも用いられるようになりました。現代の日本の扇の基本になる形が確立したのもこの時代です。江戸時代に入ると、扇作りは、冠、烏帽子 えぼし 作りと共に「京の三職 さんしき」として栄え、庶民の日常生活にも普及。江戸時代後期になると、扇はインドやルイ王朝のヨーロッパにまで伝播 でんぱ したのです。





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扇は人生の節目に登場します。初めての宮参りで扇を奉納することに始まり、三歳、五歳、七歳の祝事の神詣では必ず扇を持ちました。七歳になると、童用扇を持つようになります。京都では十三歳になると行う「十三参り(知恵参り)」を境に、扇も大人用に変わりました。大人になって、好みの扇子や家独特の扇子を持つことが許されたのです。
扇子は、現在も、茶道、舞踊、能、狂言、歌舞伎、落語、投扇興、結納、結婚式など、多くの場面で活躍しています。





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額装されているのは富岡鉄斎の書





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永見先生の後ろに素適な中庭





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二本の扇子はお手洗の印


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永見先生の左のお足元に配 あしら われているのは勝虫(蜻蛉)





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いよいよ御来賓御入口より店内に





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コロナ感染予防でペットボトルのお茶をご馳走に


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いざ二階へ





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この青海波 せいがいは の一つ一つの文様は、扇子に見立てられているのかもしれません。


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巨大な親骨のオブジェ





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永見隆幸先生は、宮脇賣扇庵の扇子について、よくご存知です。特に、煤竹の扇子や投扇興の道具にお詳しいので、是非、改めて特集記事を書かせていただきたいと望んでおります。





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明治三十五年、鉄斎、栖鳳 せいほう、直入 ちょくにゅうなど京都画壇の巨匠 四十八画伯よって描かれた扇の絵柄を配 あしら った天井画が残され、東都著名画家十二人による扇画面と共に、大切に保存されています。


重要文化財の指定も受けているそうです。





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中二階の和室にも沢山の展示品





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投扇興の道具や扇面の掛け軸なども見られます。


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二階の展示室は、さながら、扇子の博物館。





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移築前の旧店舗から受継いだ欄間やランプなど、歴史を語る様々な調度を楽しむことが出来ます。





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四条派の流れをくむ紀廣成 きの ひろなり の大作や、名立たる作家による寄書きや掛軸なども残されています。 これらの収蔵品は、貴重な美術作品として宮脇賣扇庵の扇作りに活かされています。





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三代目新兵衛は、大正六年=1917年に、初代から集められた扇に関する資料や知識を纏め、「賣扇庵扇譜」という本を出版しています。





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この写真で、永見先生の左手にある濃い色の額に収まっているのは、色々な種類の木による扇子の親骨の見本です。





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扇子の博物館とも称すべき宮脇賣扇庵作品展示室入口の左右に掛けられているのは 当時の皇后陛下と清子内親王殿下(現在の 太上皇后陛下と伊勢神宮祭主 黒田清子様)の御写真





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永見隆幸先生は、宮脇賣扇庵の煤竹の扇子や投扇興の道具にお詳しく、お話をお聴きして、特集記事に纏めさせていただくつもりでおります。

請う、ご期待!





永見隆幸 荒井文扇堂 訪問
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NAGAMI Takayuki visited Araibunsendo


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鷲見麿 SUMI-MARO "Dream a Dream"~ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』 永見隆幸 Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele" [永見隆幸 美術]




音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生に、お知り合いで画家の 鷲見麿 すみまろ さんの最高傑作と謳われる『ドリーム・ア・ドリーム Dream a Dream』~ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"(聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ)について伺いました。


永見先生:永見隆幸先生

スタッフ:メリー・アーティスツ・カンパニーのスタッフ



誠に恐れ入りますが 「動画、写真、画像、ロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the video, the photograph and the logotype is strictly forbidden.





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永見隆幸先生と鷲見麿作品『ドリーム・ア・ドリーム Dream a Dream』~ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"(聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ)の中心部





スタッフ:
もの凄く長いタイトルですね。


永見先生:
この鷲見麿作品のタイトルは、『Dream a Dream』、日本語タイトルも『ドリーム・ア・ドリーム』です。この作品の下敷きになっているのがヤン・ファン・エイクの『ファン・デル・パーレの聖母子』なので、それを併記する事が多く、長い題名と勘違いしてしまいますね。下敷きになった作品の原題は、Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"と言い、直訳すると、ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』。英語では、Virgin and Child with Canon van der Paele と訳されます。律修司祭は、カトリック教会における司祭の位の一つです。興味のある方は、お調べになれば、直ぐ判りますよ。





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鷲見麿『Dream a Dream』ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』の中心部





スタッフ:
下敷きになったヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』が制作されたのは、いつ頃ですか。


永見先生:
初期フランドル派の画家ヤン・ファン・エイク Jan van Eyck が、1434年=永享六年(後花園天皇 室町幕府 将軍足利義教)の秋に、聖職者ヨリス・ファン・デル・パーレ Joris van der Paele から、自分自身の墓碑祭壇画用にと制作依頼を受け、1436年=永享八年に完成したと言われています。





スタッフ:
ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』制作に使われた画材は何ですか。


永見先生:
オークの板に油絵具 Oil on oak panel です。





スタッフ:
ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』の大きさは、どれ位ありますか。


永見先生:
縦141cm(56インチ)× 横176.5cm(69.5インチ)の大作です。縦122.1cm × 横157.8cm という表記も見られますが、こちらは、額を含めない、内寸かも知れません。





スタッフ:
ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』に登場する人物について教えてください。


永見先生:
先ず、中央の玉座には、幼きキリストを抱いた聖母マリア Madonna が描かれています。
鑑賞者から見て聖母マリアの左手に描かれているのが、司祭服に身を包んだ聖ドナティアヌス St. Donatianus。この作品が奉納されたブルッヘ(ブルージュ)Brugge の「聖ドナティアヌス教会 Sint-Donaaskerk」の守護聖人ですが、実在の人物ではないと言われています。
伝説によると、ランスの司教だった聖ドナティアヌスは、迫害者達にテヴェレ川 Fiume Tevere へ投じられました。聖ドナティアヌスを探すために、「火の灯った蝋燭が五本立てられた車輪」を川上から流すと、その車輪は、ある所で止ったのです。その場所で聖ドナティアヌスが発見され、祈りによって蘇生したと言われています。つまり、この作品の、手にしている「五本の蝋燭が立てられた車輪」こそが、聖ドナティアヌスの象徴なのです。
鑑賞者から見て最も右側に立つのは、依頼主ファン・デル・パーレの守護聖人で、異教の有翼竜を退治した伝説で知られる聖ゲオルギウス St. Georgios。中世の騎士が着用した甲冑を身に着け、右手で聖母に敬意を表して兜を取り、左手によってファン・デル・パーレを聖母子に紹介しています。
青銅の様に描かれた画面の最も下の縁に、聖ドナティアヌス St. Donatianus と 聖ゲオルギウス St. Georgios の名が、ラテン語で刻まれています。
聖母子 Madonna と 聖ゲオルギウス St. Georgios の間に跪いている人物こそ、依頼主の律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ kanunnik Joris van der Paele その人です。白いサープリス surplice(聖職者が着る広袖のゆったりした上張り)を着用したファン・デル・パーレが、手に持った時祷書に眼鏡を置いたところを描いています。





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ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"





スタッフ:
ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』の歴史を、簡単に教えてください。


永見先生:
この作品が、ブルッヘ(ブルージュ)Brugge の 聖ドナティアヌス教会 Sint-Donaaskerk に献納されたのは、完成直後の1436年=永享八年(後花園天皇 室町幕府 将軍足利義教)か、ファン・デル・パーレが永眠した1443年=嘉吉三年(後花園天皇 室町幕府 将軍足利義勝)のどちらかと言われています。主祭壇に置かれたのは、1566年=永禄九年(正親町天皇 室町幕府 将軍空位)のことだったそうです。建物が解体された1779年=安永八年(後桃園天皇 江戸幕府 第十代将軍徳川家治)までは、聖ドナティアヌス教会 Sint-Donaaskerk が所有していましたが、1794年(光格天皇 江戸幕府 第十一代将軍徳川家斉)に始まったフランス軍の北ネーデルラント侵攻によって奪われ、ルーヴル美術館に収蔵されました。
現在は、ベルギー王国 Koninkrijk België のブルッヘ Brugge にあるグルーニング美術館 Groeningemuseum に所蔵されています。





スタッフ:
ヤン・ファン・エイク Jan van Eyck はどんな画家だったのか、簡単に教えてください。


永見先生:
1390年(南朝 元中七年/北朝 康応二年)頃の生れで、苗字から推測して、恐らくリエージュのマースエイク出身ではないかと考えられています。主にブルッヘ Brugge で活動し、15世紀の北ヨーロッパで最も重要な画家の一人とされます。バイエルン公 Herzog in Bayern ヨハン三世 Johann III.に仕えていましたが、ヨハン三世が逝去すると、1425年=応永三十二年(称光天皇 室町幕府 将軍空位)頃、宮廷画家や近侍や外交官として、ブルゴーニュ公 duc de Bourgogne フィリップ三世 Philippe III.「善良公 le Bon」の宮廷に迎えられ、寵愛を受け、特別な地位を占めるようになりました。ファン・エイクは1441年=嘉吉元年(後花園天皇 室町幕府 将軍空位)7月9日に永眠するまで ブルッヘ Brugge で暮らし、同地の聖ドナティアヌス教会 Sint-Donaaskerk に埋葬されました。
画家としての評価は、言うまでもありませんが、極めて高いものです。第一級の画家、15世紀世紀前半で最高の芸術家、油彩技法を刷新した天才、絵画に革命を巻き起こした巨匠、神の手、自然観察の執拗さと細部に関する知識の正確さは群を抜いているなど、枚挙に暇が無い程です。





スタッフ:
ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"は、どのような評価を受けているのですか。



永見先生:
主な評価を大まかに挙げて行きましょう。

・西洋絵画史上の最高傑作。
・絵画のバイブル。
・幾多の絵画の中でも白眉といえる作品。
・祭壇画の常識を打破った。
・視覚の革命を起こした。
・絵画における仮想的空間描写を革新した作品。
・ヤン・ファン・エイクの徹底した写実力が如実に表れている大作の一つ。
・複雑で精緻な空間描写や寓意表現がなされている作品。

例えば、聖母子の座る玉座に表現されているアダムとイヴは、キリストの磔刑を想起させ、引いてはキリストの復活の予兆とも捉えられます。そのほかにも聖書の逸話が幾つも表現されています。因みにアダムは、玉座の向って左、イヴは右に描かれています。

本作品は、稠密な質感描写と鮮明な色彩法を確立した絵画としても知られています。その証左を幾つか挙げてみましょう。
聖ゲオルギウスの兜には、絵の中には見られない手前の窓からの光と聖母子が幾重にも映っています。そして、背負うように描かれている盾には、自画像の映り込みさえも描かれています。因みに、オランダ語で「画家」の語源は、「盾を飾るもの」。
絨毯や、建物の細密な装飾や、聖母が纏う深紅の衣と宝石。聖ドナティアヌスが身に纏う祭服の金刺繍や毛足の長い緑の縁や赤の裏地、冠とその手に持つ杖。その仕上りには、息を呑むばかり。
ファン・デル・パーレの持つ小さな眼鏡のレンズに、文字が歪んで映っているのも判ります。
窮め付けは、この絵を見た現代の医師が、ファン・デル・パーレの病を、側頭動脈炎と言い当ててしまったのです。

技術的な面ばかりではなく、精神世界の表現としても高い評価を獲得しています。

・聖なる存在と絵画の依頼主との親密な精神的交流が表現されている。
・ファン・デル・パーレが理想化された聖人ではなく、世俗の社会性や精神性を持つ人として描かれている。
・聖と俗を隔てる精神的な壁が絵画表現によって取払われ、聖母子に認められた依頼主は、この絵画によって永遠の存在となった。

ヤン・ファン・エイク『聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"は、時代を超えて、美術愛好家、美術品収集家、画家や美術家、美術研究者、美術史家、美術評論家に至るまで、多くの人に高い評価を受けて来たのです。





スタッフ:
それでは、お待ちかね、鷲見さんの『Dream a Dream』~ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele"について伺いましょう ♬





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鷲見麿『Dream a Dream』ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』の中心部





永見先生:
分り易く、人物に焦点を当てて、お話したいと思います。先ずは中心にある聖母子から。





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スタッフ:
どこに注目すればよいですか。

永見先生:
色々な仕掛けや面白い所が満載なんですが、先ずは、下敷きになったファン・エイクの作品と大きく異なる点を観て行きましょう。

スタッフ:
わくわくしますね。

永見先生:
謎解きのつもりで楽しんでください。

スタッフ:
ヒントをいただけますか。

永見先生:
絨毯 じゅうたん、聖母の衣、聖母子の胸元、その三箇所が判り易いですね。少し近づいて観てみましょうか。





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スタッフ:
凄く細かくよく描かれているのは理解できますが…

永見先生:
鷲見麿作品の画像とファン・エイクの作品の写真を、よく見比べてください。

スタッフ:
あっ!鳥が何かリボンのような物を咥えてますね!





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永見先生:
この鳥は、鸚鵡 おうむ なんですが、何かのメッセージを運んでいるのかも知れませんね。ファン・エイクの作品の鸚鵡は何も咥えていません。キリスト教において、鸚鵡は、様々な意味やメタファーに用いられています。鸚鵡を研究している美術系の学者さんだっているんですよ。凄いでしょ!では、もっと近づいてみましょう。





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鷲見麿作品の聖母子





スタッフ:
あれ… 幼いキリストの口が開いてませんか。

永見先生:
よく判りましたね。その通り。ファン・エイクの作品におけるキリストより、少し、にこやかな表情を浮かべているように見えます。比較してみましょう。





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ファン・エイクの作品における聖母子



スタッフ:
鷲見さんは、聖母の影もきちんと描いてるんですね。

永見先生:
その通り。影に目が行くようになったら、目利きへの第一歩ですよ。

スタッフ:
第一歩ですかぁ…

永見先生:
芸術は奥深いですからね、その意味で、第一歩!

スタッフ:
影の周辺が何やら変な感じがするのですが…

永見先生:
おぉ!いい線 行ってますよ!もう一歩、近づいたかな…
それでは、足元を観てみましょう。





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スタッフ:
絨毯 じゅうたん が違います! 色も質感も、全く異なりますね!

永見先生:
ご名答。色は比較的わかり易いかも知れませんが、質感の相違に気がつくとは、素晴らしい。芸術の理解に、自分は、質感の違いを感じ取る力が不可欠と考えています。
次は、向って左側の聖ドナティアヌス St. Donatianus に目を向けましょう。





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スタッフ:
凄い… 細部まで忽 ゆるが せにしない丁寧な仕事ですね。

永見先生:
違いの判る人ですねぇ!
冠と宝石、杖と十字架、柱の装飾、聖ドナティアヌス の顔、祭服の布等々、全てにわたって鷲見さんは、色 艶 光 だけではなく、その質感も見事に描き分けています。





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スタッフ:
聖ドナティアヌス の足元が変ですよ。色が剥離して… 落ちるんじゃなく…

永見先生:
そう、色が剥れて浮遊しているように見えますね。ここに、鷲見さんが何を表現したいのか、ヒントが隠されていると思います。もう一つ、聖ドナティアヌス の祭服の裏地の色を観てください。

スタッフ:
ファン・エイクの方は真紅で厚手の布の質感ですが、鷲見さんのはパステルカラーでフラットですね。

永見先生:
聖ドナティアヌス の祭服の裾を観てみましょう。何が描いてありますか。





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スタッフ:
これは、ひょっとして…

永見先生:
ひょっとしたら…

スタッフ:
鷲見麿さんですか…

永見先生:
そうなんですよ。

スタッフ:
お茶目ですねぇ。

永見先生:
遊び心も満載。鷲見さんの作品は、こういう所を探すのも楽しみの一つなのです。それでは、聖ゲオルギウスに目を転じてみましょう。





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永見先生:
如何ですか。

スタッフ:
細密な描写が凄いと思います。思わず、息を飲み込んじゃいますね。

永見先生:
そうですね。ファン・アイクは、兜や甲冑に映り込んだものを、その凄まじい描写力によって丹念に拾い上げているのですが、鷲見さんも、全然、負けていません。

スタッフ:
左腕の根元から急にパステルカラー調になるのは、何か意味があるのでしょうか。

永見先生:
そういう事が気になりだしたら、もう、美術愛好家の仲間入りですね。鷲見さんは、確かに感性の人ですが、意図的に「意味」を消すことはあるものの、少なくとも絵画に関しては、意外に無意味な事をしない人なんです。視線を下に落としてみますか。





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スタッフ:
荒々しいタッチのパステル調ですね。しかし、全く違うものが同居してるのに、不思議に違和感がありません。

永見先生:
そこが鷲見麿の鷲見麿たる所以 ゆえん です。そのあたりは考えに考え抜いています。ニュアンスとしては、計算し尽くされたというより、考え抜かれたと表現すべきでしょう。荒々しいタッチですが、筆の運びなどが明確に判って、実に興味深い。

スタッフ:
丁度タッチが変る所で、背負うように描かれている盾に自画像の映り込みが描かれていると言いますから、チョッと勿体ないような気がしますけれど…

永見先生:
おっと、どっこい、さにあらず。鷲見さんを見くびっちゃいけません。ファン・エイクに敬愛の念を表して、鷲見さんは、ちゃんと痕跡を残しています。ファン・エイクの自画像があるべき箇所を探してみてください。

スタッフ:
本当だ!凄い!恐るべし、鷲見さん。

永見先生:
でしょ。では、聖ゲオルギウスの全体像を観てみることにしましょう。





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スタッフ:
改めてこうして拝見すると、聖ゲオルギウスとファン・デル・パーレのコントラストが際立っていますね。

永見先生:
よい視点です。流石ですね。何故その対比がこの絵画に必要だったかと考えれば、鷲見さんの意図を読み解くことが出来るのではありませんか。
聖ゲオルギウスがファン・デル・パーレの白いサープリスを踏んでいます。それは、ファン・デル・パーレが神の御許に召される日の近い事を暗示していると言われています。
まだまだ、見所があるんですよ。

スタッフ:
まだあるんですか。

永見先生:
こんな程度で、鷲見さんが勘弁してくれる訳は、ありません。
聖母子の玉座、向って左側をご覧ください。





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スタッフ:
ファン・エイクの絵では、アダムが描かれている所ですが、カラフルなモザイク状になっています。

永見先生:
少し「引いて」観てください。

スタッフ:
あっ!女性の顔に見えます。

永見先生:
シャルロット・チャーチ Charlotte Maria Church というウェールズ出身の女性歌手です。12歳にして天使の歌声を持つ天才少女として、突如、舞台に現れました。澄んだ、透明な、美しい歌声で、当時は、文字通り、天空に飛翔するといった赴きの歌唱を披露していました。そして、2000年=平成12年に彼女がリリースしたクリスマス・アルバムが『Dream a Dream』なのです。

スタッフ:
この作品のタイトルじゃありませんか!





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永見先生:
どうですか。

スタッフ:
綺麗ですね。その下に記されているのは、シャルロットさんの名前ですか。

永見先生:
そうです。

スタッフ:
しかし、不思議な絵ですね。

永見先生:
鷲見さんは、引いて観ると何等かの形に見える物でも、寄って観ると模様に見えると表現します。それを端的に証明するのが、この手法で、自分は、色点分解と呼んでいます。引いて観ると何かの形に見えますが、寄って観ると本当に色の点やブロックにしか見えない。鷲見さんにしか、なし得ない、面白い画面の在り方だと思います。


スタッフ:
聖母子の玉座、向って右側にも、ありますね。




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永見先生:
見つけましたね。ファン・エイクがイヴを描いた所です。
その人こそ、長年にわたって、鷲見さんが、聖なるファティアというシリーズで追いかけているファティアさんです。

スタッフ:
この方がですか。

永見先生:
もう一人、隠れているんですが。

スタッフ:
え…

永見先生:
判りませんか。

スタッフ:
見当りません。

永見先生:
ファティアさんの下に鷲見麿さん本人が…

スタッフ:
これ、隠れてるって言えませんよ。
しかも素裸…
隠すべきところを、ちゃんと隠しているとは言え…

永見先生:
そこが、鷲見さんの鷲見さんたる所ですから、それを否定したらお仕舞いです。

スタッフ:
そんなもんでしょうか。

永見先生:
そんなもんです。





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スタッフ:
ファティアさんと鷲見さんのコントラストが大胆不敵と言うか…

永見先生:
そこが鷲見さんの鷲見さんたる所以 ゆえん ですから

スタッフ:
そんなもんでしょうか。

永見先生:
そんなもんです。
それは、さておき、色点分解について、おさらいの意味でも作品を観てみましょう。
聖なるファティアのドゥローイング・シリーズです。





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聖なるファティアのドゥローイング A



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聖なるファティアのドゥローイング B



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聖なるファティアのドゥローイング C



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聖なるファティアのドゥローイング D



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聖なるファティアのドゥローイング E



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聖なるファティアのドゥローイング F



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聖なるファティアのドゥローイング G



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聖なるファティアのドゥローイング H



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聖なるファティアのドゥローイング Z





永見先生は、ファティアさんをご存知だとか…





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鷲見麿さんが運営していたフリースペース「めだかの学校」で談笑するファティアさん(左)と永見先生(右)





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近年の鷲見麿さんの話題作『ファティアによるバッタもんのウソ八百』2110×1623×155 mm / mixed media

近くで見ると こんな具合…


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鷲見麿の最高傑作と謳われる『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』

アートフェア東京、滋賀県立近代美術館、愛知県美術館などに展示され、大きな反響を呼んでいます。





【鷲見麿 すみまろ


画家、美術家。

白土舎を中心に、Galerie Gabriele Rivet/Koln、Christian Goger/Munchen、Espai13 - Fundacio Joan Miro/Barcelona、ギャルリーユマニテ名古屋、GALLERY HAM、名古屋市美術館などで個展を開催。

Landscapes Aschenbach Galerie/Amsterdam、Kunstverein/Ludwigsburg、KONISCHER KUNSTVEREIN/Koln、Mediapark/Koln、Ausstellung im Kunstverein/Dusseldorf、Museo de la Ciudad de Mexico、愛知県美術館、埼玉県立近代美術館、群馬県立美術館、滋賀県立近代美術館などへも出展している。

ART COLOGNE/Koln には、平成5年 =1993年から平成14年 =2002年まで10年にわたり参加。

代表作に、『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』や『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』などがある。

典子に捧げるシリーズ、ビートルズ・マリアン・シリーズ、青紀シリーズ、聖なるファティア・シリーズなどでも知られる。

精緻な描写力や色点分解の手法については、「右に出る者がいない」と謳われている。





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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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KUNST ARZT での鷲見麿個展にて、左から、鷲見麿、永見隆幸、美術評論家の福住廉。





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誠に恐れ入りますが 「動画、写真、画像、ロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
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永見隆幸 鷲見麿 個展 訪問
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永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
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サウンド・ステップス 令和二年八月収録 FM AICHI 80.7 Sound Steps 永見隆幸 黒江美咲  [本 新聞 テレビ ラジオ 等]




毎週土曜日15:55 オン・エアー "エフエム愛知のラジオ番組" FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!


我らのメリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督が レギュラー・ゲスト!

パーソナテリティは、「好きなDJランキングFM部門」の「全国一位」に輝く実績を持つ、おなじみの 黒江美咲さん ♬

番組ディレクターは、「神の手を持つ男」の異名をとる敏腕ディレクター 須渕康夫さん!


歌やダンスや演劇や演奏、お届けするのは、そんな舞台の魅力です ♬





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サウンド・ステップス は、令和二年 =2020年8月8日で、何と放送200回を迎えました ♬

八月八日と末広がりの「八」が重なり、2020年という区切りのよい年に迎えた200回という節目。
そう言えば、エフエム愛知の拠点である名古屋の市章も、尾張徳川家の合印として用いられていた「丸に『八』の字」紋です ♬

かような縁起のよき節目に放送200回を迎えられましたのも、ひとえに、リスナーの皆様や サウンド・ステップス を支えてくださる いずれも様のおかげと、謹んで厚く御礼申し上げます。





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永見隆幸(左)黒江美咲(右)


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放送200回を記念する行事として、メリー・アーティスツ・カンパニー「サウンド・ステップス」放送200回記念コンサート、 放送200回記念「サウンド・ステップス」ラジオ収録見学会、サウンド・ステップス 放送200回記念「親子で楽しめるミュージカル教室」などなど、楽しい企画が目白押しだったのですが…

新型コロナ感染症 COVID-19 が蔓延する中で、断念せざるを得なかった数々のプランは、放送300回記念で、是非、実現させたいと考えています。請うご期待!



放送200回を迎えてからのサウンド・ステップスは、ミュージカルのルーツと言われるオペレッタについて、あんなことや こんなことを 語っています ♬





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須渕康夫(手前)黒江美咲(左)永見隆幸(右)


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毎週土曜日15:55オン・エアー!

エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」

歌やダンスや演劇や演奏、そんな舞台の魅力をお届けします。

本年 2020年8月8日を以て 皆様のおかげで放送200回を迎えた「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!

どうぞ、お楽しみに ♬





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サウンド・ステップス
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サウンド・ステップス
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永見隆幸 鷲見麿 個展 訪問 NAGAMI Takayuki visited SUMI-MARO Solo Exhibition [永見隆幸 美術]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、お知り合いで画家の 鷲見麿 すみまろ さんの個展を訪問されました。



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鷲見麿 すみまろ さん(左)永見隆幸先生(右)

ガッチリ握手された後、お二人とも、アルコール消毒液をふんだんに使って手を洗っていらっしゃいました…





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本展の目玉と言われる鷲見麿作品『新・聖なるファティア「神秘の子羊の礼拝」』は、2885㎜×1855㎜の大作で、「非売品」。

永見先生は、何故か、この作品が非売品である秘密をご存知のご様子です…





根底に、「白土舎の土崎正彦さんへの感謝の気持ちがある」と、鷲見さんが永見先生に語っていらっしゃったそうです。


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白土舎での土崎ご夫妻





永見先生は、何と、ファティアさんも ご存知らしいのですが…





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永見隆幸先生のもとに鷲見麿さんから送られて来た招待状と書類


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膨大な資料も一緒に!

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鷲見麿 個展 SUMI-MARO Solo Exhibition『新・聖なるファティア New Sacred Fatiah』の 展覧会図録 Exhibition Catalog





何と、図録には、本個展を最後に、鷲見さんが作家活動に終止符を打たれるとあります…!





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【鷲見麿 すみまろ


画家、美術家。

白土舎を中心に、Galerie Gabriele Rivet/Koln、Christian Goger/Munchen、Espai13 - Fundacio Joan Miro/Barcelona、ギャルリーユマニテ名古屋、GALLERY HAM、名古屋市美術館などで個展を開催。

Landscapes Aschenbach Galerie/Amsterdam、Kunstverein/Ludwigsburg、KONISCHER KUNSTVEREIN/Koln、Mediapark/Koln、Ausstellung im Kunstverein/Dusseldorf、Museo de la Ciudad de Mexico、愛知県美術館、埼玉県立近代美術館、群馬県立美術館、滋賀県立近代美術館などへも出展している。

ART COLOGNE/Koln には、平成5年 =1993年から平成14年 =2002年まで10年にわたり参加。

代表作に、『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』や『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』などがある。

典子に捧げるシリーズ、ビートルズ・マリアン・シリーズ、青紀シリーズ、聖なるファティア・シリーズなどでも知られる。

精緻な描写力や色点分解の手法については、「右に出る者がいない」と謳われている。





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身振り手振りを交えて熱のこもった議論を重ねるお二人


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美術評論家の福住廉さん(左)を 永見隆幸先生(右)に紹介する 鷲見麿さん(中央)



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左から、永見隆幸、鷲見麿、福住廉。





【福住廉 ふくずみ れん


昭和50年 =1975年東京生れ、美術評論家。

2003年、美術出版社主催第12回芸術評論で佳作。「美術手帖」2004~2005 や「artscape」2006~2017 で展評を連載。現在は、「共同通信」2007~ で展評を連載中。そのほか、美術雑誌、ウェブマガジン、新聞、展覧会図録や作品集などにも寄稿。

著書に、『今日の限界芸術』(BankART1929、2008)など多数。

「21世紀の限界芸術論」Gallery MAKI 2005~2011 のほか、「里山の限界芸術」まつだい「農舞台」ギャラリー 2012~2015 など、展覧会のキュレーションも手がける。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」では、プロジェクト・ディレクターとして、「今日の限界芸術百選」(まつだい「農舞台」ギャラリー)を企画。

現在、東京藝術大学大学院、女子美術大学、多摩美術大学、横浜市立大学、和光大学、講師。

BankART1929「BankART school」2005~、アーツカウンシル東京「アートプロジェクトの0123」2010~2019、3331 Arts Chiyoda「ARTS PROJECT SCHOOL」2018、札幌文化芸術交流センター「SCARTS アートコミュニケーター」2019~ など、社会教育の現場でも講師を務める。
2020年より、「東京ビエンナーレ2020」のソーシャル・プロジェクト「アートライティングスクール」のプロジェクト・ディレクター。





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新・聖なるファティア「アルノルフィーニ夫妻像」~ ヤン・ファン・エイク "Portret van Giovanni Arnolfini en zijn vrouw" が下敷き

この作品は、既に、ヨーロッパで一番の鷲見麿作品コレクターであるフローリアンさんの手に渡っています。


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ちゃっかり制作年を描き込んでいたのを、作者の鷲見さん自身が忘れてました!





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永見先生が、新・聖なるファティア「神秘の子羊の礼拝」の、この辺りが何だか妙だとおっしゃいますと…

鷲見さんは、すかさず、永見先生に「流石っ!鋭いっ!」と答え、「実はこれ、フローリアンさんなんですわ」とアッサリ白状!


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バレた記念に、フローリアンさんに送ろうと、写真を撮り出す鷲見さん。





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ヨーロッパで一番の鷲見麿作品コレクターであるフローリアンさん(左)と ケルンで画廊を営む ガブリエレ・リヴェットさん(右)


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ケルン大聖堂の近くでお寿司を召上るフローリアンさん

永見先生も、フローリアンさんが来日された折に、食事をご一緒されています。





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展覧会場のギャラリー KUNST ARZT を運営され ご自身も美術家である岡本光博さん(右)


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個展会場 KUNST ARZT

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鷲見さん最後の展覧会なんて寂しいですね…と、永見先生に申し上げたら、「さぁ、どうなんでしょうか。鷲見さんはメタファーの人です。彼の文章に接する時は、行間を的確に深く読まねばならぬし、会話なら裏や逆も考えなければなりません。レトリックの達人であり、根っからのいたずら小僧ですので、このまま終って仕舞うとは、自分には、到底、信じられないですね。」とのお返事でした!





はてさて、どうなっちゃうんでしょうか?!





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聖なるファティアⅡ 2003 水彩 アクリル 鉛筆 紙


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第一級恋愛罪 1992 アクリル カンバス


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ON the AOKI 1997 スタンプ コラージュ 紙


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A Portrait - She was born a long long time ago 1994 oil on wood(Piero del Pollaiuolo "Profile Portrait of a Young Lady")





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鷲見麿の最高傑作と謳われる『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』

アートフェア東京、滋賀県立近代美術館、愛知県美術館などに展示され、大きな反響を呼んでいます。





A. Altdorfer Alexander schlacht Sumimaro 1997.JPG
こちらも代表作の一つ『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』





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最高傑作『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』の中心部





永見先生に、何故この『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』が最高傑作なのか伺いました。



鷲見さんの圧倒的で精緻な描写力が遺憾なく発揮されているところが第一に挙げられます。彼の、心身ともに最も充実した時期の7年間を費やして制作されたのが本作品です。
ヤン・ファン・エイクの宗教画は、宗教と無関係にフラットで面白いと、ほかの美術家に対してより、強い興味を鷲見さんが抱いています。鷲見さんと、下敷きにされるヤン・ファン・エイクの作品の相性は、「抜群」と自分は見ます。
『ファン・デル・パーレの聖母子』には、稠密 ちゅうみつ に描かれている部分と意外に粗く描かれている所があって、そのコントラストが面白いと鷲見さんから聞きました。そのコントラストを、油彩を用いたり、色鉛筆を使ったりして、描き分けるのです。テキストなどを用いて理屈っぽく説明臭くしてしまうのではなく、独自の描写力と技法を駆使し、鷲見さん流の分析結果を基に、作品自体を再構築してしまうのです。かくして、ヤン・ファン・エイクの『ファン・デル・パーレの聖母子』は、見事に、鷲見麿作品として現代に甦 よみがえ りました。

ドイツのピアニストであるクリスティアン・ツァハリアス Christian Zacharias に「依頼されて」制作したから『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』が一段劣るとするのは誤りです。この作品も、鷲見さんの代表作の一つに挙げられるべき傑作に違いありません。元々鷲見さんは、人間の関係性が創作意欲の根幹を成すと言っているように、ほかの作家ならともかく、むしろツァハリアスによってインスピレーションを掻立てられた部分が大きいのではないかと自分は推測しています。きちんと絵を観れば、それが杞憂であることは、直ぐに判る筈です。依頼されて作るものは駄目で自主制作でなければならないと考えるのは、近代思想の呪縛に過ぎず、捉われる必要はありません。とうに、鷲見さんは、そんなものから自由です。

ただ、『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』が、より自由な創作であることは間違いないでしょう。魂の飛翔、表現の解放、鷲見さん一流の遊び心など、何にも捉われず、鷲見さんの力が全て思いのまま発揮されているのが、この作品の特長です。最高傑作と謳われる所以 ゆえん の一つと言えましょう。





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近年の鷲見麿さんの話題作『ファティアによるバッタもんのウソ八百』2110×1623×155 mm / mixed media

近くで見ると こんな具合…


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聖なるファティアのドゥローイング A



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聖なるファティアのドゥローイング B



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聖なるファティアのドゥローイング C



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聖なるファティアのドゥローイング D



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聖なるファティアのドゥローイング E



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聖なるファティアのドゥローイング F



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聖なるファティアのドゥローイング G



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聖なるファティアのドゥローイング H



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聖なるファティアのドゥローイング Z





そう言えば、永見先生は、ファティアさんも ご存知だという噂を耳にしたのですが…





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ファティア・ビュルクナー Fatiah Buerkner さんと語る 永見隆幸先生(左)



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鷲見さんが主宰されていたフリースペース「めだかの学校」における食事会

永見先生の英語ジョークに微笑むファティアさん(お誕生日席)

ファティアさんを直視できない様子で、鷲見さんにとって彼女は本当に聖なる存在なのかも知れない。そう納得した瞬間だったと、永見先生が振返っておられました。





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永見隆幸 御箸司 市原平兵衞商店 訪問 京都 老舗 箸専門店 [永見隆幸 箸]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、京都の下京区小石町にある御箸司「市原平兵衞商店」を訪問されました。



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永見隆幸先生(左)御箸箸司「市原平兵衞商店」八代目店主の市原高 いちはらたかし さん(右)





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温故知新を実践なさり、分野を問わず、古い物にも新しい物にも興味を示される永見先生。

その中でも、木や紙や土や布などの、天然自然由来の材料を用いた手仕事の作品がお好みのように拝察します。

選ばれるものは、永見先生の芸術的な感性を刺激し、かつ職人の精緻な技術に裏打ちされたものばかり。

櫛は想定外でしたが、扇子は想定内。しかし、お箸は、意外でした!

お箸にも造詣が深い永見先生。伺ったお話を、早速、纏めて記事にさせていただきます。





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市原平兵衞商店は、禁裏御用御箸司、つまり宮内省御用達の名店で、老舗料亭の花板さんたちなど数多くのプロの料理人に愛されて来ました。創業は、明和元年 =1764年、第百十七代 後桜町 ごさくらまち 天皇の御代、第十代将軍徳川家治の時代です。何と、四百種を超える箸が常備されており、日本広しと雖も、普段使いから茶事や仏事に至るまで、全ての種類の箸が揃うのは恐らく御箸司「市原平兵衞商店」だけと言われています。





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熱心に箸をご覧になる永見先生


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この祝箸は、手仕上げ。両端が削られて中央が丸みを帯びています。素材は車水木 クルマミズキ。実は、英照皇太后 えいしょうこうたいごう さまのお使いになられた御膳箸の写しです。英照皇太后さまは、孝明天皇の女御であらせられ、明治大帝の御嫡母として皇太后に冊立されました。


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平安箸 拭漆仕上

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平安箸 白竹溜塗分

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当代の八代目が考案されたのは、若い真竹を使い、粘りが強く、細くて軽い「平安箸」。平安箸に用いている素材は、京都で育った三年目の竹です。弾力性があり、手元に塗られた漆の独特の質感も味わうことができます。





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先代の七代目が考案なさったという「みやこばし」は、稀少な煤竹を使った看板商品です。普通の竹に比べて腐食し難いのが特徴で、自然についた煤竹の模様は、得も言われぬ味わいがあります。

煤竹 すすたけ は、天井裏などに使用されていた竹が、囲炉裏や竈 かまど の煙で燻 いぶ され、およそ百五十年の年月を経て頑丈に変化した竹です。古い建物が減少すると共に採取されなくなり、今では大変貴重な素材になりました。





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みやこばし ~ 煤竹を中心に色々な表情を浮かべる竹箸たちのニュアンスも豊か ♬





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今年だけ見ても、朝日新聞出版の「京都はんなり こものとおやつ」、クロワッサンの「暮らしの道具・決定版」、&Premiumの「暮らす人に教わる、京都ガイド」、ほぼ日発行の「まさこ百景」などに掲載されており、御箸司「市原平兵衞商店」は、実に多くのメディアに取上げられています。





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栗枝箸

昔は、漆器の質が今ほどよくなかったようで、栗の樹液が漆かぶれを防ぐ働きがあると言われ、重用されたそうです。


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黒文字箸 ~ 御茶事 懐石道具

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もちろん黒檀や紫檀などの銘木箸もあります。

これは蛇紋木。別名、スネーク・ウッド、虎紋木、豹麗木、レオパード・ウッドなどと呼ばれる世界最高峰の銘木材の一つ。堅牢さと稀少価値によって「木のダイヤモンド」と称されています。





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白竹熨斗付箸 しらたけのしつきばし 尺一

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【箸の歴史】


大陸から日本へ箸の文化が伝来し、箸が用いられるようになったのは縄文時代からと言われています。神様の御供物を掴む道具として鑷子 せっし(ピンセット)のような形の箸が用いられ、弥生時代に調理の道具として使われるようになり、現在の形になったようです。箸が庶民にも使われるようになったのは奈良時代以降のことだそうです。

最も古い箸は、中国、殷王朝の都である殷虚から発掘された青銅製の儀礼用の物と考えられています。

奈良県正倉院の御物の中から発見された物は、鑷子 せっし(ピンセット)のような、鉄製の掴む道具でした。大襄祭では、祭器として、一本の竹を削って中央部を折り曲げた鑷子 せっし(ピンセット)型の箸を使用したと記録されています。

昭和三十八年 =1963年、平城宮跡より、食器と共に数百膳の杉や桧製箸が発掘されました。同時に発見された出土品等から、この箸は、奈良時代中期以前の物とされ、奈良時代には二本の棒状の箸が普及していたと考えられています。現時点では、七世紀後半の飛鳥板蓋宮跡と藤原宮跡より出土した箸が、日本最古とされます。

『古事記』には、建速須佐之男命(素戔男尊)スサノオノミコト が出雲の国 鳥髪 とりかみ(現在の奥出雲町鳥上)の地で、簸川 ひのかわ(肥の河 現在の斐伊川)に「箸」の流れ来るのを見て、上流に人ありきと気付いて遡り、見事、八岐大蛇 ヤマタノオロチ を退治して天叢雲剣 アメノムラクモノツルギ (草薙剣 クサナギノツルギ )を得たという、俗に言う「箸拾いの神話」があります。





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御箸箸司「市原平兵衞商店」八代目店主の市原高 いちはらたかし さんから説明を受けられる永見先生


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驚いたのは、お話をされ始めて間もなく、市原さんが永見先生に「どんな景色のお箸がお好きでいらしゃいますか」と、お尋ねになったことです。「この方は、当然、『景色』を理解されるだろう」という自然の流れで、永見先生が「お目利き」である事を、直ぐに見抜いておられたのです。


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煤竹箸こかし 拭漆仕上 二種


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堅牢な作りの木製箸箱


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竹箸箱「寿恵廣 すえひろ


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煤竹箸置





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豆匙





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三角楊枝

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小物なども極めて充実しています。





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展示用の箸と写真に納まる永見先生


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締切2020年8月15日必着 サウンド・ステップス放送200回記念プレゼント FM AICHI 80.7 Sound Steps 永見隆幸 黒江美咲 [本 新聞 テレビ ラジオ 等]




毎週土曜日15:55 オン・エアー "エフエム愛知のラジオ番組" FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!


我らのメリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督が レギュラー・ゲスト!

パーソナテリティは、「好きなDJランキングFM部門」の「全国一位」に輝く実績を持つ、おなじみの 黒江美咲さん ♬

番組ディレクターは、「神の手を持つ男」の異名をとる敏腕ディレクター 須渕康夫さん!


歌やダンスや演劇や演奏、お届けするのは、そんな舞台の魅力です ♬





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サウンド・ステップス は、令和二年 =2020年8月8日を以て、何と、放送200回を迎えました ♬

八月八日と末広がりの「八」が重なり、2020年という区切りのよい年に迎える200回という節目。エフエム愛知の拠点である名古屋の市章も、尾張徳川家の合印として用いられていた「丸に『八』の字」紋です ♬

かような縁起のよき節目に放送200回を迎えられますのも、ひとえに、リスナーの皆様や サウンド・ステップス を支えてくださる いずれも様のおかげと、謹んで厚く御礼申し上げます。





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左から、黒江美咲、永見隆幸、須渕康夫 ~ 2 0 0 ♬





放送200回を記念して、サウンド・ステップスでは、リスナーの皆さんから、番組についてのご意見、サウンド・ステップスならではの企画やイヴェントなどを募集しています。

ご応募いただいた方の中から、抽選で10名様に、エフエム愛知オリジナル・クオカード千円分をプレゼント!

詳しくは、FM AICHI ホームページ:https://fma.co.jp/「PRESENT プレゼント」欄を、ご覧ください。2020年8月15日(土)まで、関連記事がアップされる予定です。

応募受付は、2020年8月15日(土)当日到着分まで有効。当選者の発表は、商品の発送を以て代えさせていただきます。

奮って ご応募ください!





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放送200回を記念する行事として、メリー・アーティスツ・カンパニー「サウンド・ステップス」放送200回記念コンサート、 放送200回記念「サウンド・ステップス」ラジオ収録見学会、サウンド・ステップス 放送200回記念「親子で楽しめるミュージカル教室」などなど、楽しい企画が目白押しだったのですが…

新型コロナ感染症 COVID-19 が蔓延する中で、断念せざるを得なかった数々のプランは、放送300回記念で、是非、実現させたいと考えています。

請うご期待!





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毎週土曜日15:55オン・エアー!

エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」

歌やダンスや演劇や演奏、そんな舞台の魅力をお届けします。

令和二年 =2020年8月8日を以て 皆様のおかげで放送200回を迎えた「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!

どうぞ、お楽しみに ♬





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2020公演 無期限延期 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー NAGAMI Takayuki & Merry Artists Company [メリー情報]



【無期限 延期】



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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニーは、本年、令和二年 =2020年に予定されていた全ての公演について、無期限に延期する事を決定致しました。従って、オリジナルのミュージカル『ザ☆ブロードウェイ』の公演も、今年は断念し、無期限の延期に致します。

これに伴い、50名を超す出演希望者とスタッフや関係者の方々には個々にメール等で通知しましたように、本年8月10日(月・祝)のオーディションは行いません。本年のオーディションにエントリーしてくださった方には、次のオーディションが決りましたら、真っ先にお知らせします。

実に多くの皆様から「楽しみにしている」という、ご支援のお言葉を頂戴して、誠に有難く、私共も、「何としても、無事に安全に、上演する方法はないものか」と、模索し続けて参りました。しかし、現在の状況を、つぶさに精査しましたところ、「公演を延期せざるを得ぬ」との結論に至った次第でございます。

誠に不本意な決断でございます。断腸の思いです。皆様には、多大なるご迷惑をお掛けする事を、謹んでお詫び申し上げます。諸般の事情をご賢察の上、ご高承賜りますよう伏してお願い申し上げます。

しかし、令和二年 =2020年の上演は断念致しますものの、中止ではございません。新型コロナ感染症の蔓延が収束し、皆様に安全に楽しんでいただける日が参りましたら、必ずや、オリジナル・ミュージカル『ザ☆ブロードウェイ』を上演する事を、お約束致します。

もちろん、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニーのコンサートやディナー・ショウなども、再開の目処が立ちましたら、このブログなどで、お知らせ致します。

どうぞ皆様、再び劇場で、素晴らしいひと時を私共と一緒に過ごしていただける日の来るまで、ウイルスに打勝って、お元気にお過ごしくださいませ。

かような結果になりました事を、重ねてお詫び申し上げます。
いずれも様のご健勝とご多幸を心よりお祈り致します。



メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督
永見隆幸

ザ・ディライトフル・カンパニー代表取締役社長
くまがや敏





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル・コメディ『ラプソディー de パパ』





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Photo:TES Osaka 田中聡
芸術創造センター開館30周年記念公演 ミュージカル 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『Mr. Broadway ~ ミスター・ブロードウェイ』





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル・コメディ『ラプソディー de パパ』キャストとオーケストラ・メンバー





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル『"ザ・ヴォイス" フランク・シナトラ ~ "The Voice" Frank Sinatra』





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演ミュージカル・コメディ『ラプソディー de パパ』フィナーレ





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Photo:TES Osaka 田中聡
永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー公演オリジナル・ミュージカル『VERY MERRY CHRISTMAS ~ べリー・メリー・クリスマス』フィナーレ





誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.

Photo:TES OSAKA





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Photo:TES Osaka 田中聡
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO を指揮する永見隆幸(中央)
トランペット・ソロはメリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO バンドリーダーの渡辺勉(左)





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サウンド・ステップス 明日 放送200回 FM AICHI 80.7 Sound Steps 永見隆幸 黒江美咲 [本 新聞 テレビ ラジオ 等]




毎週土曜日15:55 オン・エアー "エフエム愛知のラジオ番組" FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!


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パーソナテリティは、「好きなDJランキングFM部門」の「全国一位」に輝く実績を持つ、おなじみの 黒江美咲さん ♬

番組ディレクターは、「神の手を持つ男」の異名をとる敏腕ディレクター 須渕康夫さん!


歌やダンスや演劇や演奏、お届けするのは、そんな舞台の魅力です ♬





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黒江さん「2」永見先生「0」須渕ディレクター「0」= 200回!





サウンド・ステップス は、明日、令和二年 =2020年8月8日を以て、何と放送200回を迎えます ♬

八月八日と末広がりの「八」が重なり、2020年という区切りのよい年に迎える200回という節目。
そう言えば、エフエム愛知の拠点である名古屋の市章も、尾張徳川家の合印として用いられていた「丸に『八』の字」紋です ♬

かような縁起のよき節目に放送200回を迎えられますのも、ひとえに、リスナーの皆様や サウンド・ステップス を支えてくださる いずれも様のおかげと、謹んで厚く御礼申し上げます。





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永見隆幸(左)黒江美咲(右)


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須渕康夫ディレクター


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左から、永見先生、黒江さん、写真を撮るエフエム愛知営業部の小堀副参事。


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放送200回を記念して、サウンド・ステップスでは、リスナーの皆さんから、番組についてのご意見、サウンド・ステップスならではの企画やイヴェントなどを募集しています。

ご応募いただいた方の中から、抽選で10名様に、エフエム愛知オリジナル・クオカード千円分をプレゼント!

詳しくは、FM AICHI ホームページ:https://fma.co.jp/「PRESENT プレゼント」欄を、ご覧ください。2020年8月15日(土)まで、関連記事がアップされる予定です。

応募受付は、2020年8月15日(土)当日到着分まで有効。当選者の発表は、商品の発送を以て代えさせていただきます。

ドシドシご応募ください!





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毎週土曜日15:55オン・エアー!

エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」

歌やダンスや演劇や演奏、そんな舞台の魅力をお届けします。

明日の 2020年8月8日を以て 皆様のおかげで放送200回を迎える「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!

どうぞ、お楽しみに ♬





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橘右之吉 永見隆幸 消し札 揮毫 制作 [永見隆幸& UNOS]



橘流寄席文字書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉さんが、音楽家で著作家そして舞台ディレクターでもある永見隆幸先生の「消札 けしふだ」を揮毫、制作してくださいました。



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東京都文京区湯島にある 橘右之吉さん(左)のアトリエ「うのす UNOS」を訪問された永見先生(右)





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江戸っ子文化について熱心に語る橘右之吉さんと永見先生

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江戸文字、招木 まねき、消札 けしふだ、千社札 せんしゃふだ などは言うまでもなく、今や江戸文化や風俗を語れば右に出る者が無いと謳われる程の橘右之吉さん。永見先生も真剣な表情で、話が尽きません。





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お作りいただいた消札 けしふだ を早速ご披露くださる橘右之吉さん

特注品で欅 けやき の五寸超特大彫上消札 ほりあげ けしふだ 三種と 欅の四寸特大彫上消札


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〜 消札 けしふだ とは 〜

火事と喧嘩は江戸の華といわれた時代、火事の延焼を防いだ所に、町火消しが組名を記した札を掲げたのが「消札 けしふだ」の始まりとされています。

消札には、「纒 まとい と共に後へは引かぬ」という、命懸けで果敢な町火消しの心意気が込められていました。以来、消札は、火難や災厄を逃れる目出度い意匠の縁起物として、江戸庶民の間で盛んに用いられ、深く浸透して行きました。





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消札の見事な出来栄えに大喜びの永見先生と橘右之吉師匠

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けやき の五寸超特大彫上消札 ほりあげ けしふだ

オーソドックスな意匠で、「家紋」、「品川」、永見先生の愛称「たかさん」、右之吉師匠の「銘 めい と 落款 らっかん」が、配 あしら われています。



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けやき の五寸超特大彫上消札 ほりあげ けしふだ

意匠の基本は同じですが、品川の文字が朱書 しゅがき 印形 いんぎょう です。



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けやき の五寸超特大彫上消札 ほりあげ けしふだ

こちらも意匠の基本は同じですが、品川が短冊 たんざく になっており、独特の色気があります。





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右側三枚は 欅 けやき の五寸超特大彫上消札 ほりあげ けしふだ

左側二枚は 欅 けやき の四寸特大彫上消札 ほりあげ けしふだ





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消札を身につけられて気合が入る永見先生

反転すると現れる「開運招福」

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橘右之吉師匠が BS朝日の「みらい遺産」に出演!
ご覧になった方も多いのでは ♬


橘右之吉
TACHIBANA Unokichi

橘流寄席文字 江戸文字 書家
昭和25年=1950年 東京に生れる。
昭和40年=1965年 橘流寄席文字家元の橘右近に師事。
昭和44年=1969年 正式な継承者として橘右之吉の筆名を認可される。
昭和50年=1975年 株式会社文字プロを設立。
平成22年=2010年 湯島天神前にオフィス兼工房の株式会社UNOSを構える。
平成25年=2015年 文京区伝統工芸会より「文 ふみ の京 きょう 技能名匠者」に認定される。
令和2年 = 2020年 月刊誌「銀座百点」に『右之吉文字かたり』を連載。

主な作品や筆耕歴は、国立劇場や国立演芸場のポスター、湯島天満宮、柴又帝釈天、浅草鷲神社、浅草神社、中村勘三郎丈襲名招木 まねき、坂東三津五郎丈襲名祝掛行灯、中村勘九郎丈襲名記念飾絵馬群、平成中村座ニューヨーク公演ベルリン公演スペイン公演等 揮毫実演、坂東彌十郎丈欧州公演 揮毫実演、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー大看板、永見隆幸招木 まねき、ほか多数。

個展は、「橘右之吉の世界展」東京新宿住友ビル 夢ギャラリー、オーストリアのウィーンで開催された「橘右之吉因維納」 "Tachibana Unokichi in Vienna" など。江戸開府400年記念作品展「江戸のタイポグラフィ展」アド・ミュージアム東京にも参加している。

題字や装丁も、なぎら健壱『東京の江戸を遊ぶ』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝創作落語大全集』(メディアクラフト)題字、『中村勘三郎、襲名!特集』和樂(小学館)タイトル題字、澤田隆治『決定版 上方芸能列伝』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い』(コミックヨシモト)タイトル題字、福田和子『吉原はこんな所でございました』(ちくま文庫)装丁とタイトル題字、沢村貞子『私の浅草』(平凡社)装丁とタイトル題字と後書きエッセイ、ほか多数。

NHK「美の壷 - 浅草」、木村和久「江戸文字」週刊宝島、「モノが伝える中村勘三郎襲名披露」ぴあ月刊カラフル、浅原須美「粋に遊ぶ」助六 二玄社、堀口葉子「パソコンには奪えぬ仕事」フジサンケイ ビジネスアイ、NHKBSハイビジョン「襲名 坂東三津五郎」、NTV 阿藤快「ぶらり途中下車の旅」、BS11 大人の自由時間「なぎら開宝計画」、monoスペシャル「職人モノ No.2 - 洒落と縁起が込められた寄席文字・江戸文字 橘右之吉」ワールド・ムック851 ワールドフォトプレス 平成23年、丸若屋×井浦新「美しい手が生み出すモノたち 寄席・江戸文字/橘右之吉」ハースト婦人画報社 ELLE DECOR 日本版2013年8月号、山崎真由子「職人の手 16 PROFESSIONAL STORIES - 江戸文字 橘右之吉」KTC中央出版、彬子女王「イノリノカタチ 消し札 - 橘右之吉」和樂 2020年2/3月号 小学館など、数多くのメディアに取上げられている。





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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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橘右之吉 永見隆幸の招木 揮毫 完成
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 角大師 大入袋 揮毫
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ザ・ディライトフル・カンパニー
千社札 橘右之吉 揮毫 制作
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橘右之吉 UNOS
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永見隆幸 荒井文扇堂 訪問 浅草 文扇堂 扇子団扇専門店 江戸扇子 [永見隆幸 扇子]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京 浅草にある扇子と団扇を専門に扱う老舗の名店「荒井文扇堂」を訪問されました。



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荒井文扇堂女将の荒井利恵さん(左)永見隆幸先生(右)写真は「全ての工程を一人で仕上げられる唯一の扇子職人」と謳われた文扇堂四代目店主の荒井修さん





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温故知新を実践なさり、分野を問わず、古い物にも新しい物にも興味を示される永見先生。

その中でも、木や紙や土や布などの、天然自然由来の材料を用いた手仕事の作品がお好みのように拝察します。

選ばれるものは、永見先生の芸術的な感性を刺激し、かつ職人の精緻な技術に裏打ちされたものばかり。

櫛は想定外でしたが、扇子は若い頃から使っていらしたし、たいへんお似合いでもあったので、恐らく造詣が深くていらっしゃるだろうと想像しておりました。

早速、先生に伺ったお話を纏めて記事にさせていただきます。





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明治の創業以来120年を超える老舗の名店「文扇堂」





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浅草 槐の會 お客様おもてなしマガジン『日本の扉 浅草 槐の會』2020年春夏号 "The Door Step to Japan vol.44" に、文扇堂四代目店主 荒井修さんの記事が掲載されています。


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荒井修さんには、多くの著書があります。


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江戸・東京 下町の歳時記(集英社新書)
浅草の勘三郎(小学館)
江戸のセンス - 職人の遊びと洒落心(集英社新書)
浅草 謎歩き散歩(新人物文庫)
真ん中の写真は「浅草 老舗旦那のランチ」(小学館)の一コマ

名扇子職人であるのみならず、荒井修さんは、江戸時代からの文化や風俗にも詳しく、その分野においても活躍されています。





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荒井文扇堂と親交がある中村屋の「平成二十九年猿若祭二月大歌舞伎『門出二人桃太郎』」で取られた勘太郎と長三郎と勘九郎の隈取 くまどり の前で

永見先生(右)文扇堂女将の荒井利恵さん(左)





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錚々たる歌舞伎役者の招木が掛けられています。
右から
市川團十郎 いちかわ だんじゅうろう
中村時蔵 なかむら ときぞう
中村橋之助 なかむら はしのすけ
中村児太郎 なかむら こたろう
中村芝雀 なかむら しばじゃく
中村勘九郎 なかむら かんくろう
坂東玉三郎 ばんどう たまさぶろう
中村智太郎 なかむら ともたろう
片岡孝夫 ~ 仁左衛門 かたおか たかお ~ にざえもん





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こちらにも錚々たる歌舞伎役者の招木
右から
市村羽左衛門 いちむら うざえもん
尾上菊五郎 おのえ きくごろう
市村萬次郎 いちむら まんじろう
市川左團次 いちかわ さだんじ
坂東八十助 ~ 三津五郎 ばんどう やそすけ ~ みつごろう
坂東彥三郎 ばんどう ひこさぶろう
坂東正之助 ばんどう まさのすけ
尾上辰之助 ~ 松緑 おのえ たつのすけ ~ しょうろく





歌舞伎役者、各流派の舞踊家、噺家、芸者さんなど、文扇堂の御贔屓には、多彩な名士が名を連ねます。
特に、五代目 坂東玉三郎丈、十八代目 中村勘三郎丈、十代目 坂東三津五郎丈、十二代目 市川團十郎丈、六代目 尾上菊五郎丈、十一代目 市川海老蔵丈、六代目 中村勘九郎丈を始め、文扇堂には、歌舞伎役者の常連が多い事でも知られています。





文扇堂は、橘流寄席文字書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉師匠とも親交があり、扇子に江戸文字を入れたい時、右之吉師匠にお願い出来るのは、非常に大きな特典です。





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扇子は、日本で発明されたものです。それが中国に渡り、シルクロードを通じてヨーロッパに広がって行ったのだそうです。





江戸扇子と京扇子には、異なるところがあります。江戸扇子は、骨の数が15~18本と少なく、折幅は比較的広く、すっきりした絵柄が特徴です。京扇子は、骨の数がおよそ25〜35本と多く、比較的折幅が狭く、優雅な絵柄が特徴です。
江戸扇子は「粋 いき」、京扇子は「雅 みやび」、と言われています。
京扇子の起源は、平安時代で歴史的にも古く、各工程の分業が確立しています。江戸扇子は、武家社会において発展した故に全体的に簡素で、素材や見えないところに凝って装飾も隠喩が主流、分業ではなく殆どの工程を一人で仕上げる事が多いそうです。





扇子の構図には、かなり制約があるのだそうです。扇子に絵柄をつけるのは折る前なので、折った時を考えながら絵柄を描かなければなりません。例えば、扇子の「日の丸」は、平面にすると横長の楕円なのだとか。濃淡も大事で、折山の影になる部分は、濃く見えてしまうので、実際の絵柄は下絵よりほんの少し色を薄くするのだそうです。

扇子の絵柄ならではの技法も数々存在するそうです。例えば、あえて全体を描かずに、扇面から外を想像して貰う手法を「ノゾキ」と言います。
日本画での余白に当るものを、扇子では「ツマ」と呼ぶらしいのですが、広さを感じて貰うためには、「ツマ」を上手く用いなくてはなりません。
また、膠 にかわ が強すぎると、折った時に顔料が割れてしまうので、顔料を薄くして絵柄に奥行きを出すために、「たらしこみ」という暈 ぼか す技法を用いるそうです。
関連する図案や意匠を描いて他のものになぞらえる手法は、「見立て」といいます。





お客様が喜んでくださる意匠を生出すには、触れて来た沢山の意匠を自分の中できちんと消化し、新しい形にして表現する事が大切だと荒井修さんはおっしゃっています。

荒井さんならではの、技術力、表現力、柔軟な発想、遊び心などを絶妙に結び付けられたからこそ、素晴らしい粋な扇子の数々を生出されて来たのでしょうね。





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河童の釣り

文扇堂オリジナルで、四代目のお弟子さんが絵付けをしていらっしゃるそうです。

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達磨と河童の睨めっこ

これも文扇堂オリジナル

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縞と勝虫 かちむし(=蜻蛉) 文扇堂オリジナル

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縞と松葉 文扇堂オリジナル

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この風通し入り二段張の渋扇は、文扇堂五代目店主の荒井良太さんが考案されたものです。先代の意匠や技術を踏襲するのみならず、新しい扇子を生出されるとは、やはり四代目の血を引いていらっしゃると、感服致しました。

永見先生は、この扇子が大層お気に召して、ほかの二色と大き目の寸法で、新しいものを誂えていただくそうです。

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荒井文扇堂の扇子袋

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先生は、煤竹 すすたけ の扇子がお好きなので、ほかの職人さんの煤竹江戸扇子も、お持ちです。

しかし、江戸扇子と言えば、やはり「文扇堂」が一押しと、永見先生は、おっしゃいます。

殊に、扇子の作りと絵柄が、抜きんでているように思われるそうです。





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四代目もご一緒に談笑されているかのようです ♬





永見隆幸 荒井文扇堂 再訪
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Takayuki Nagami visits Arai-Bunsendo


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