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永見隆幸 大黒屋 江戸木箸 訪問 江戸木箸専門店 [永見隆幸 箸]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京の墨田区東向島にある江戸木箸の専門店 大黒屋 を訪問されました。



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永見隆幸先生(左)大黒屋店主 竹田勝彦さん(右)





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大黒屋工房の看板

技一筋江戸木箸 大黒屋


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江戸木箸は、大正初期より作り始められ、約百年の歴史があるそうです。
黒檀や紫檀や鉄木など、厳選された銘木を素材として、木そのものの良さを生かした箸です。
機能性と意匠を追及、摘み易く、握りの良い、手仕上げされたもの。
手の感覚は、人それぞれに異なるため、長さや太さや重さなど、自分の手に合った箸を幅広く選ぶことのできる処に、江戸木箸の奥深い魅力が隠されているのだとか。
江戸木箸は、大黒屋主人の竹田勝彦さんが、平成11年=1999年に命名、商標登録されました。





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大黒屋の玄関

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しっかり新型コロナ感染対策を実行していらっしゃいます!
撮影の時だけマスクを外していただきました。


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店内の至る所に見られる竹田さんの思いが込められたメッセージ

ぬくもりのある木箸でおいしいものを味わってもらいたい
毎日そう思ってひとつひとつ心をこめて作っています
こんなお箸使ってみて下さい

江戸木箸





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竹田勝彦
TAKEDA Katsuhiko

昭和17年=1942年、東京都台東区鳥越生れ。昭和六十年=1985年、墨田区にて大黒屋を設立。平成十八年=2006年に墨田区マイスター、平成十九年=2007年に東京都マイスターに認定される。
祖父が大工、父が桐下駄職人と、木に縁のある家庭で育つ。昭和三十九年=1964年、食器問屋に就職し、営業に携わる。そこで箸についての様々な疑問が生じ、20年勤めた後に独立して箸問屋を始める。当初は自分の頭に描いた箸を職人に依頼していたが、満足するものが得られず、自ら箸職人の道に入る事を決心し、現在に至る。


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江戸木箸

食べると云う命の根源を運ぶ大切な道具であるのに、その人に合った箸と云うものがなかった。
人によって手の形も指の長さも違う試行錯誤の末に生まれた五角、七角形の箸、奇数の角度は偶数の角度にくらべて非常に難しい。
江戸木箸はすべて目と手の感触と職人の感性で作り出す。
機能性とはその人の手に持って初めてわかるもの。
大黒屋の作る箸は道具としての機能性を追求した、もの作りのこだわりと云う思いを江戸木箸と命名しました。

商標登録 江戸木箸 大黒屋





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江戸木箸は喰先一寸が命とおっしゃる竹田さん。


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如何に喰先が大切かを熱く語っていらっしゃいました。


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竹田さんが指物師に依頼して出来たばかりの竹筒箸箱

様子がよいと永見先生も興味津々


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箸について「希少材 極上 別上など こだわりの箸コーナー」と「プロ用 特注の箸コーナー」で真剣に語り合う永見先生と竹田さん


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竹田さんお手製の絵葉書を頂戴しました。





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箸は、食と人を箸渡しして、命の箸渡しをする大切な道具だと竹田さんはおっしゃいます。

箸は毎日使う自分専用の道具。人によって、指の長さや太さ、手の厚み、手の癖などは様々なのに、我々は、自分自身の手に合うか、使い易いか、口にした時の感触はよいのか、よく考えず、安直に決めているのかも知れません。

竹田さんは、そんな重要な箸だからこそ、手に馴染み、使い易く、口にしっくりくる、自分だけのこだわりの一膳を選んでいただきたいと強く願っていらっしゃいます。

摘む、解 ほぐ す、切る、混ぜる、包む、運ぶ、箸は実に多くの機能を果します。細かい魚の骨を取り除いたり、柔らかい豆腐を摘み上げたり、そういう繊細な作業をやってのける道具だから、見た目だけでは判らず、手に触れてこそ本当に自分に合った箸を選ぶことができる。それが竹田さんの信念です。

江戸木箸は道具という観点から作られ、四角、五角、六角、七角、八角、丸形、小判、変形と、多種多様。自分の手に合った「これぞ」というものを選んでいただけると自負していらっしゃるのでしょう。

美味しい物をより美味しく召上ることのできる温もりある江戸木箸で食事を味わっていただきたい。そう念じつつ、竹田さんは、毎日、一膳一膳、心を込めて箸を作っていらっしゃるそうです。





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永見隆幸
NAGAMI Takayuki

音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。


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置物の陶犬と目が合う永見先生





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ユニバーサル・クラフト・ジャパンの選定作品になった「ずんぐり箸」を取出す竹田さん

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手に力の入り難い方やお年寄りにも使い易いと大評判の「ずんぐり箸」

余りの使い易さに永見先生も吃驚 びっくり


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大黒屋では、二百種類以上の箸を揃え、各コーナーに陳列しています。


・希少材や極上や別上など こだわりの箸

極上別上作りとは、五角形や八角形などの面のある箸を先端まで削り仕上げる箸のこと。箸先まで削ることで、丸く仕上げた箸よりも食物を掴み易くなります。作るのが技術的に非常に難しい箸なのだとか。青黒檀、紅木紫檀、スネーク・ウッドなどの希少銘木でも作られているそうです。


・用途箸 専用箸

納豆箸、豆腐箸、うどん箸、ラーメン箸、蕎麦箸、お鮨箸、卵かけご飯箸、餃子箸、お好み焼箸、ずんぐり箸、滑らない「楽ちん吸い付き箸」など、様々な箸が揃っています。もちろん菜箸や盛付箸なども。


・プロ用 特注の箸

プロの方が料理を盛付けるのに考案された箸です。長目に作り、先端を極力細く仕上げてあります。材に貴重な青黒檀などを用いているため、箸の重さやしなり具合が抜群で使い勝手もよく、高級感に溢れています。


・子供用木箸

・各種箸箱箸袋

・銘木箸置

・銘木耳掻

ほか





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耳掻や箸置などの品揃えも充実

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東京スカイツリーの高さ634mに因んで、頭部が六角形、持ち手が三角形、喰い先が四角形と、それぞれの部分の角数を変えた箸「武蔵箸」も話題を呼びました。技術的にも作るのが大変難しい箸だそうですが、握る部分が三角形なので安定感が抜群。喰先も、より食材が摘み易いように角のある四角形に削られています。頭部は、手に当る部分を柔らかく感じられるよう、六角形に仕上げたそうです。


そのほか、箸置き不要の「箸先浮き上がり箸」、横綱白鵬関が使っている「横綱箸」、七五削り箸、五角変則削り箸、大黒削り箸等々、ユニークな箸が所狭しと並んでいます。





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永見先生の視線の先にあるのは…





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江戸木箸の出来るまで


一、板割 いたわり
充分に乾燥させた材をテーパーの付いた板状に製材します。

二、小割 こわり
板割を棒状に製材します。

三、寸法決 すんぽうぎめ

四、胴張付 どうばりつけ
四角形の棒から研磨機で大まかに色々な形を作り、鉋 かんな で形を整えます。

五、裾丸目 すそまるめ

六、喰先付 くいさきつけ
江戸木箸は、喰先一寸=3cm が箸の心臓部です。先を細く仕上げるために鉋 かんな で箸の形を整えます。

七、柄掛 がらかけ
箸の長さと同じ位の幅の、ゴム製帯の輪の中に、隙間なく二百五十膳の箸を両側から挿します。
これを、ガラと呼ばれる機械に、川砂と研磨剤と共に入れます。川砂が零れぬように初めだけ水を垂らしてから、途中一度くらい砂を足し、四~五時間回転させます。
箸同士が擦れて表面が滑らかになるという次第で、ガラを掛けた後は天日で一日乾かします。

八、目止 めどめ

九、下磨 したみがき

十、仕上 しあげ
木の風合いを生かすため、削り出した後、鉋 かんな で箸の形を整えます。

十一、完成 帯掛 おびかけ





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左から:
東京マイスター認定証
The Wonder 500[トレードマーク] 認定書
すみだモダン 2010 認証書
すみだマイスター認定証





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永見先生に何処で箸を買い求めたらよいか伺いました。


自分専用の箸をとことん追求したいのであれば、東京なら大黒屋江戸木箸、京都なら京都お箸工房。
老舗の歴史と伝統の凄さに触れたいのであれば、東京なら箸勝本店、京都なら御箸司 市原平兵衞商店。
漆芸中島、愛媛新居浜の加藤家具、WOODEN ARTの銘木箸も、よいと思います。
あとは、お好みと予算次第ですね。


そう、おっしゃっていました。





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永見隆幸 箸勝本店 訪問 宮内庁御用達 老舗 高級割箸専門店 [永見隆幸 箸]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京の千代田区外神田 そとかんだ にある高級割箸の老舗 箸勝本店 はしかつほんてん を訪問されました。



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永見隆幸先生(左)箸勝本店 宮本敏治 専務取締役(右)





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箸勝本店の外観





創業家である山本家は、奈良県吉野地方の庄屋で、ご先祖は、南北朝時代、後醍醐天皇に従って来た、清和源氏の流れを汲む武士だそうです。この地は、高級杉や檜の産地として知られ、材木問屋を営むようになり、その後、割箸の卸問屋になったというお話です。

明治四十三年 =1910年に東京へ進出、これを以て箸勝本店創業とされています。





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宮本専務と談笑なさる永見先生





割箸が使い捨てなので、有限の森林資源の無駄使いと誤解をしている人が まだいるようですが、事実は全く逆です。
割箸の材料になる木は、建築用材料の残りである端材や廃材など、植林中に間引きした間伐材など、元々捨てられる物を無駄無く使っているのです。
つまり、ほかの製品に使われる材料の残りを利用して、一本の木を、余すことなく使い切っている訳です。産業廃棄物として焼却せずに済むので、二酸化炭素やダイオキシンの発生などを防いでいるとも言えます。
間伐材とは、植林の際に森林を健全に育成するため、優良な木を生育させるため、間引かれた木材のことです。間伐材を利用する事で、過剰な伐採をせずに済み、森林を守ることにも繋がります。伐採された山林に再植林する事で、無限資源として活用され、同時に、土壌の改良にも寄与しているのです。





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先生の背後には二百種類を超える箸の数々、高級割箸の品揃え日本一!


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永見先生の前には数多くの賞状などが並んでいます。





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箸勝の社是

・正商を信條 登録商號「箸勝」

・箸勝製品なるがゆえに優良なり





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英国王室ダイアナ妃よりの感謝状 昭和61年=1986年4月29日

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上段は「用箸悠久五千年」第四十六代総理大臣 片山哲 かたやま てつ が箸の古く長い歴史を表して箸勝主人に贈った書

中段右は 宮中で用いられる箸の見本 
中段左は 吉野杉と吉野檜の箸の見本

足元に近い段は、右から、昭和大帝の御真影、昭和大帝とダグラス・マッカーサー、明治大帝の御真影、昭和大帝大喪儀に参列した 箸勝本店 第四代 山本權之兵衛 社長。





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永見先生は、吉野杉と吉野檜の箸の見本に興味を持たれたようで、さかんに宮本専務に質問されていました。





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大嘗祭神饌用具一式 箸勝本店謹製

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箸勝本店が宮内庁御用達になったのは昭和二十五年=1950年

爾来、宮中の神事で用いられる御箸、天皇陛下の御箸、常陸宮様用の御箸など、様々なお箸をお納めしているそうです。





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永見先生に、お箸を買い求めるなら、どちらがよいか伺いました。


買い求める箸の種類にもよるのでしょうけれども、「東京なら箸勝本店と大黒屋江戸木箸と漆芸中島、京都なら御箸司 市原平兵衞商店と京都お箸工房がお勧めです。それに、愛媛の新居浜にある加藤家具の箸と WOODEN ARTの箸も面白いと思います。」というお答えでした。


永見先生のように突詰めれば、箸の世界も奥が深そうですね。

それにしても、箸にも造詣が深くていらっしゃるとは。

私なんか、それこそ、箸にも棒にも掛からぬ口ですから…





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橘右之吉 永見隆幸 再訪 うのす UNOS [永見隆幸& UNOS]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、橘流寄席文字書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉さんのアトリエ「うのす UNOS」を再訪されました。



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永見先生が招木 まねき を受取りに行かれた折に撮影された写真





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橘右之吉さんと真剣に対話される永見先生





何と、永見先生がお持ちになっている右之吉師匠の書籍に、サインをくださることに!





一口に、永見先生がお持ちになっている右之吉師匠に関する書籍と申しましても…



・彬子女王「イノリノカタチ 消し札 - 橘右之吉」和樂 2020年2/3月号 小学館

・「伝説の匠 - 第四十六回 橘右之吉」江戸楽 edo-gaku 2019年7月号 No.123 エー・アール・ティ

・monoスペシャル「職人モノ No.2 - 洒落と縁起が込められた寄席文字・江戸文字 橘右之吉」ワールド・ムック851 ワールドフォトプレス 平成23年

・丸若屋×井浦新「美しい手が生み出すモノたち 寄席・江戸文字/橘右之吉」ハースト婦人画報社 ELLE DECOR 日本版2013年8月号

・山崎真由子「職人の手 16 PROFESSIONAL STORIES - 江戸文字 橘右之吉」KTC中央出版

・『中村勘三郎、襲名!特集』和樂(小学館)

・福田和子『吉原はこんな所でございました』(ちくま文庫)

・沢村貞子『私の浅草』(平凡社)

・『右之吉文字かたり』が連載されている月刊誌「銀座百点」一月号から今月号まで


等々、数え切れません!





永見先生は「取材の鬼」とも呼ばれていて、興味を持たれた方の作品を、穴の開くほど幾度もご覧になり、関係のある場所を足繁くお尋ねになり、関連書籍を出来るだけそのままの形で集められます。
書籍を手になさらなくても記事の切抜きで充分なのでは、と伺った事がありました。「切抜きでは、時代背景などが抜け落ちてしまいます。装丁 そうてい や同時に掲載されている諸々に目を通すだけでも、色々なものを読取ることが出来ます。」とのお答え。感服しました。そこまでしなければ本質は掴 つか めないんですね。いつもながら敬服の至りです。





右之吉師匠は、そんな沢山の本に、一つ一つ丁寧にサインなさり、落款を押して行かれます。


こういう所にも、師匠のお人柄が偲ばれます。





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落款を押される橘右之吉師匠


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粛々とサインや落款をくださる右之吉師匠の手元を、恐縮した面持で凝視なさる永見先生。


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右之吉師匠にサインと落款を頂戴して大喜びの永見先生 ♬

余談ながら、偶然ですが、永見先生の隣に置かれている鞄は、月刊誌「銀座百点」六月号『右之吉文字かたり』其之六『鞄』で取上げられた「銀座タニザワ」のブライドル・レザー Bridle Leather アタッシェ・ケース attaché case です。

永見先生は、右之吉師匠と、色んな所に ご縁があるんですね。





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橘右之吉師匠の写真が掲載されている荒井修著『浅草の勘三郎』に「修さんに悪いなぁ」とおっしゃりながらサインされる右之吉師匠

因みに、著者の荒井修さんは、老舗扇子店「荒井文扇堂」四代目店主で、右之吉師匠と親交があり、永見先生も、荒井文扇堂の扇子や投扇興道具をお持ちでいらっしゃいます。





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橘右之吉
TACHIBANA Unokichi

橘流寄席文字 江戸文字 書家
昭和25年=1950年 東京に生れる。
昭和40年=1965年 橘流寄席文字家元の橘右近に師事。
昭和44年=1969年 正式な継承者として橘右之吉の筆名を認可される。
昭和50年=1975年 株式会社文字プロを設立。
平成22年=2010年 湯島天神前にオフィス兼工房の株式会社UNOSを構える。
平成25年=2015年 文京区伝統工芸会より「文 ふみ の京 きょう 技能名匠者」に認定される。
令和2年 = 2020年 月刊誌「銀座百点」に『右之吉文字かたり』を連載。

主な作品や筆耕歴は、国立劇場や国立演芸場のポスター、湯島天満宮、柴又帝釈天、浅草鷲神社、浅草神社、中村勘三郎丈襲名招木 まねき、坂東三津五郎丈襲名祝掛行灯、中村勘九郎丈襲名記念飾絵馬群、平成中村座ニューヨーク公演ベルリン公演スペイン公演等 揮毫実演、坂東彌十郎丈欧州公演 揮毫実演、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー大看板、永見隆幸招木 まねき、ほか多数。

個展は、「橘右之吉の世界展」東京新宿住友ビル 夢ギャラリー、オーストリアのウィーンで開催された「橘右之吉因維納」 "Tachibana Unokichi in Vienna" など。江戸開府400年記念作品展「江戸のタイポグラフィ展」アド・ミュージアム東京にも参加している。

題字や装丁も、なぎら健壱『東京の江戸を遊ぶ』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝創作落語大全集』(メディアクラフト)題字、『中村勘三郎、襲名!特集』和樂(小学館)タイトル題字、澤田隆治『決定版 上方芸能列伝』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い』(コミックヨシモト)タイトル題字、福田和子『吉原はこんな所でございました』(ちくま文庫)装丁とタイトル題字、沢村貞子『私の浅草』(平凡社)装丁とタイトル題字と後書きエッセイ、ほか多数。

NHK「美の壷 - 浅草」、木村和久「江戸文字」週刊宝島、「モノが伝える中村勘三郎襲名披露」ぴあ月刊カラフル、浅原須美「粋に遊ぶ」助六 二玄社、堀口葉子「パソコンには奪えぬ仕事」フジサンケイ ビジネスアイ、NHKBSハイビジョン「襲名 坂東三津五郎」、NTV 阿藤快「ぶらり途中下車の旅」、BS11 大人の自由時間「なぎら開宝計画」、monoスペシャル「職人モノ No.2 - 洒落と縁起が込められた寄席文字・江戸文字 橘右之吉」ワールド・ムック851 ワールドフォトプレス 平成23年、丸若屋×井浦新「美しい手が生み出すモノたち 寄席・江戸文字/橘右之吉」ハースト婦人画報社 ELLE DECOR 日本版2013年8月号、山崎真由子「職人の手 16 PROFESSIONAL STORIES - 江戸文字 橘右之吉」KTC中央出版、「伝説の匠 - 第四十六回 橘右之吉」江戸楽 edo-gaku 2019年7月号 No.123 エー・アール・ティ、彬子女王「イノリノカタチ 消し札 - 橘右之吉」和樂 2020年2/3月号 小学館など、数多くのメディアに取上げられている。





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右之吉師匠が手にされているのは、『納札壱丁會會札集』1979~2015(昭和54年~平成27年)です。非売品の、たいへん貴重なもの。

あとがきにも、右之吉師匠ご自身が次のように述べていらっしゃいます。

 以前に「壱丁會会札をまとめた本の刊行を」との有難いお話もいただいたが、納札はいわば私的な自費出版物という、特殊な位置付けのため、一般販売を目的とする商業ベースの刊行に「ためらい」があり、しばらく立ち消えとなっていた。
 これが一転、出版という運びとなったのは、ひとつは「今、手を付けなければ、資料が散逸して難しくなるだろう」という、漠然とした危機感が後押ししたためと、ふたつには私的刊行で「一般販売はしない」という、こだわりが活かされたためにもよる。



何と、このように貴重な『納札壱丁會會札集』を 永見先生が頂戴する事になりました!



橘右之吉師匠の本質を掴もうとする永見先生の努力と誠意に対する贈り物なのかも知れませんね ♬





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お見せくださったのは、木版の千社札。千社札シールなどとは異なり、許可が得られれば、神社仏閣に貼ることの出来る正式な千社札です。何とも羨ましいことに、永見先生は、この千社札も頂戴しました。





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永見先生の招木 まねき が余りに素晴らしい出来なので思わず歓声を上げた我々ですが、橘右之吉師匠も共に喜んでくださいました。





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橘右之吉師匠の木版千社札





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和樂 2020年2/3月号

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江戸楽 edo-gaku 2019年7月号 No.123





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ハースト婦人画報社 ELLE DECOR 日本版 2013年8月号





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monoスペシャル 職人モノ No.2 ワールド・ムック851





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『納札壱丁會會札集』1979~2015(昭和54年~平成27年)

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橘右之吉師匠のサインは、江戸文字でなくても、迷いの無い達筆です。





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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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橘右之吉 永見隆幸の招木 揮毫 完成
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 永見隆幸の消札 揮毫 制作
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 角大師 大入袋 揮毫 制作
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ザ・ディライトフル・カンパニー
千社札 橘右之吉 揮毫 制作
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橘右之吉 UNOS
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江戸趣味小玩具 助六 永見隆幸 再訪 五代目 木村吉隆 [永見隆幸 江戸文化]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、東京都台東区浅草の 江戸趣味小玩具 助六 を再訪なさいました。



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助六 五代目店主 木村吉隆さん(左)永見隆幸先生(右)





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浅草寺 雷門の前に立つ永見先生





助六は、江戸末期の慶応二年 =1866年から続く、日本で唯 ただ 一軒の江戸趣味小玩具の店です。
八代将軍吉宗の頃、贅沢禁止令が出され、裕福な町人が楽しんでいた豪華に飾る大型の玩具がご法度になり、その結果、できるだけ小さく精巧な細工を施したり、風刺や洒落を利かせたりした江戸趣味の小玩具が作られるようになったそうです。助六は、普通の玩具ではなく、そういった小玩具や豆おもちゃを専門に扱う店です。
助六という店名の由来には二つの説があるそうです。一つは、花川戸に御宅があり、歌舞伎の花川戸助六に因 ちな んで「助六」とつけたという説。もう一つは、小玩具が「五臓六腑を助ける」と言われることから「助六」と名付けたという説が伝えられています。





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永見先生と談笑する木村吉隆さん





木村吉隆 きむら よしたか
KIMURA Yoshitaka

昭和十二年 =1937年、浅草生れ。 慶應義塾大学経済学部卒。18年間商社に勤め、昭和五十二年 =1977年、42歳にして助六を継ぎ、現在に至る。江戸趣味小玩具「助六」五代目店主。手間暇かけた精緻な職人の仕事と、江戸以来の小玩具文化を今に伝える。著書に、「江戸の縁起物 - 浅草仲見世助六物語」亜紀書房、「江戸暦 江戸暮らし - 浅草仲見世助六 江戸趣味小玩具」亜紀書房、藤井恵子編著「浅草 老舗旦那のランチ」小学館、など。





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著書にサインをなさる 助六 五代目店主 木村吉隆さん


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「江戸の縁起物 - 浅草仲見世助六物語」亜紀書房、「江戸暦 江戸暮らし - 浅草仲見世助六 江戸趣味小玩具」亜紀書房、藤井恵子編著「浅草 老舗旦那のランチ」小学館。





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助六の江戸趣味小玩具を熱心にご覧になる永見先生

撮影禁止の印が沢山ありますが、もちろん、特別に許可をいただいて撮影しています ♫





永見先生は、おもちゃという物に特に興味がある訳ではないとおっしゃいます。しかし、助六の玩具だけは、先生の感性に強く鋭く訴えるものがあるのだそうです。助六と五代目店主の木村吉隆さんは、永見先生にとって、正に特別な存在なのですね。





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橘右之吉師匠の角大師護符を発見!


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永見先生は色紙に揮毫していただいています ♬





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永見隆幸 助六 訪問
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Taka. NAGAMI visited SUKEROKU


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鷲見麿 永見隆幸 対談 令和二年九月 SUMIMARO スミマロ すみまろ [永見隆幸 美術 工芸]




メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生と、画家の鷲見麿 スミマロ さんが対談。忌憚のない意見交換をされました。歯に衣着せぬ物言いで、美術や芸術については言うまでもなく、ジャンルを問わず、あんな事やこんな事まで、語り尽くされました!





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鷲見麿 SUMIMARO
スミマロ すみまろ


画家、美術家。

白土舎を中心に、Galerie Gabriele Rivet/Köln、Christian Gröger/München、Espai13 - Fundació Joan Miró/Barcelona、ギャルリーユマニテ名古屋、GALLERY HAM、名古屋市美術館などで個展を開催。

Landscapes Aschenbach Galerie/Amsterdam、Kunstverein/Ludwigsburg、Kölnischer Kunstverein/Köln、Mediapark/Köln、Ausstellung im Kunstverein/Düsseldorf、Museo de la Ciudad de México、愛知県美術館、埼玉県立近代美術館、群馬県立美術館、滋賀県立近代美術館などへも出展している。

ART COLOGNE/Köln には、平成5年 =1993年から平成14年 =2002年まで10年にわたり参加。

代表作に、『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』や『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』などがある。

典子に捧げるシリーズ、ビートルズ・マリアン・シリーズ、青紀シリーズ、聖なるファティア・シリーズなどでも知られる。

精緻な描写力や色点分解の手法について「右に出る者がいない」と謳われている。





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先付と刺身

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真剣に話し合う永見先生と鷲見さん

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九絵 クエ の煮付





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段々熱を帯びて来る対話

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鮑と土瓶蒸を召上る鷲見さん


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いつになく真面目な表情の永見先生





お二人とも 作品の事になると 一層 増して来る目の輝き


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スマホをご覧になりながら 熱く作品について語る お二人





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伊賀牛のローストビーフ


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金目鯛の煮付





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鱶鰭 フカヒレ の 鼈 スッポン 仕立を召上る鷲見麿さん





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議論は益々ヒートアップ

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ちぎっては投げ ちぎっては投げ!

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もぅ どうにも止まらない!

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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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穴子の蒲焼


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鯛御飯


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梅茶漬





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すっかり意気投合して溜飲を下げた様子の永見先生と鷲見麿さん



鷲見麿さんがおっしゃるには、鷲見さんの中に在るのは、ただ一つ。オモシロクして行きたい!それだけだそうです。しかし、そうするために、一人では何ともならないと思ってみえるのだとか。永見先生の存在は、鷲見さんにとって無くてはならない物になっていると、鷲見さん自身が言ってみえました。もちろん永見先生も、鷲見さんは、ソウルメイト soulmate と おっしゃいます。



アーティスト同士の素晴らしい人間関係性! 本当に羨ましい ♬





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永見隆幸 鷲見麿 個展 訪問
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SUMI-MARO Solo Exhibition


鷲見麿最高傑作 ドリーム・ア・ドリーム
ファンエイク ファンデルパーレの聖母子
 ↓
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Sumimaro crowning work Dream a Dream
Jan van Eyck "Virgin and Child with Canon van der Paele"


鷲見麿個展図録 フローリアン入手
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Florian received Exhibition Catalog


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設楽知昭 愛知県立芸術大学退任 記念展覧会 東京 名古屋 永見隆幸 [永見隆幸 美術 工芸]



画家で愛知県立芸術大学教授の設楽知昭さんが、愛知県立芸術大学を退任されるに当り、令和二年十月に、東京と名古屋で、記念展が目白押しです。

令和二年九月には、美学者で名古屋大学准教授の秋庭史典さんが執筆された『絵の幸福 シタラトモアキ論 みすず書房』が上梓 じょうし されました。


設楽知昭さんは、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『サラ~ベル・エポックを生きた華』の舞台美術に携わってくださったり、メリーの舞台作品を多数ご覧くださったり、永見先生と親交のある、我々に縁の深い芸術家です。





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設楽知昭(左)永見隆幸(右)

メリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)にて 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー『サラ~ベル・エポックを生きた華』の舞台用に描かれた設楽作品の前で





設楽知昭
SHITARA Tomoaki


画家、愛知県立芸術大学教授。北海道生れ。
東京芸術大学、沖縄県立芸術大学、西安造形大学、名古屋芸術大学、名古屋造形芸術大学ほかで、非常勤講師や特別講師などを歴任。愛知県立芸術大学元美術学部長兼美術研究科長。

白土舎、不忍画廊、STANDING PINEなどで、個展やグループ展を数多く開催している。

[主な受賞歴]
名古屋市芸術創造賞受賞 平成7年=1995年
石田財団芸術奨励賞受賞 平成8年=1996年
 など

[主なパブリックコレクション]
愛知県美術館
名古屋市美術館
豊田市美術館
徳島県立近代美術館
 ほか





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設楽さんから永見先生宛に届いた荷物

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中にはメモが…


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永見隆幸さま

お元気ですか。
私はゆっくりやっています。
展らん会が重なって、やきもきしそうなので
もっとゆっくりやろうと考えています。
「本」も受けとってください。
コロナが去って 永見さんとゆっくりお話しできることを夢見ます。

シタラトモアキ





荷物の中には…


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名古屋の個展の招待状



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東京の個展の招待状とリーフレット

四ツ折になっていて 開くと…


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そして何と!


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出来立てホヤホヤの 秋庭史典著『絵の幸福 シタラトモアキ論 みすず書房


設楽さんのメモにあった「『本』も受けとってください。」というのは、この事だったんですね。





永見先生に、秋庭史典著『絵の幸福 シタラトモアキ論 みすず書房』について伺いました。


端的に、設楽知昭を知るために不可欠な書と言わざるを得ません。設楽知昭の人と作品を、深く理解している人の手になるテキストです。冷静で客観的な筆致ですが、その奥には、愛情さえ感じられます。新聞での美術批評における秋庭史典の詩的な表現とは異なる魅力を感じました。学問的探究の成果に満ちており、難しいコンセプトも、大事なポイントを押さえつつ、実に見事に、判り易く解説されています。美術のみならず、音楽や舞台などの分野を問わず、芸術に携わる人は、本書から何かを得ることが期待されるでしょう。読後感の快い、読み応えのある良書に、久し振りに出会いました。一読を強くお勧めします。





永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
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現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





設楽知昭作品



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雲 CLOUD 2007





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船室 CABIN 2009





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兵士 SOLDIER 2007





設楽知昭氏 御逝去
 ↓
https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2021-07-28
 ↑
We extend our sincerest condolences on the passing away of Mr. Tomoaki SHITARA


設楽知昭退任記念個展 永見隆幸 訪問
 ↓
https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2020-10-14
 ↑
T.Nagami visits T.Shitara
special solo art exhibition


永見隆幸&設楽知昭 令和初対談
 ↓
https://merry-3.blog.ss-blog.jp/2019-07-11
 ↑
T.Nagami & T.Shitara
the first meeting in Reisei era


設楽知昭 平成の掉尾を飾る新作発表
 ↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-04-07-1
 ↑
T.Shitara new works 2019 April


永見隆幸&設楽知昭 対談 at atelier
 ↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-03-13-1
 ↑
T.Nagami & T.Shitara meeting 2019 Mar.


永見隆幸&設楽知昭 対談 at メリスタ
 ↓
https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-01-14-2
 ↑
T.Nagami & T.Shitara meeting 2019 Jan.


設楽知昭 MAC『サラ』舞台美術
 ↓
https://merry2.blog.so-net.ne.jp/2016-10-05
 ↑
T.Shitara MAC "Sarah" scenography


舞台美術に設楽知昭氏の起用内定!
 ↓
https://merry2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-30
 ↑
Tomoaki Shitara MAC scenography


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サウンド・ステップス 令和二年九月収録 FM AICHI 80.7 Sound Steps 永見隆幸 黒江美咲 [本 新聞 テレビ ラジオ 等]




毎週土曜日15:55 オン・エアー "エフエム愛知のラジオ番組" FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!


我らのメリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督が レギュラー・ゲスト!

パーソナテリティは、「好きなDJランキングFM部門」の「全国一位」に輝く実績を持つ、おなじみの 黒江美咲さん ♬

番組ディレクターは、「神の手を持つ男」の異名をとる敏腕ディレクター 須渕康夫さん!


歌やダンスや演劇や演奏、お届けするのは、そんな舞台の魅力です ♬





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黒江美咲(手前)永見隆幸(奧)





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真剣な表情で何やら真面目に話し合う永見先生と黒江さん





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手前は番組ディレクターの 須渕康夫さん





放送200回を迎えて以降の サウンド・ステップス は、枝葉ではなく根幹を深堀りしようと、新しいテーマ、ミュージカルのルーツと言われる「オペレッタ」について、あんなことから こんなことまで、語り尽します!





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クレオパトラの如く振舞う美咲女王と 畏 かしこま る永見大王





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レディ・ガガ Lady Gaga を中央に

レディ・ガガ Lady Gaga の本名は ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ Stefani Joanne Angelina Germanotta ♬ ご存知でしたか?





サウンド・ステップス Sound Steps 本年9月の放送は、オッフェンバック Jacques Offenbach のオペレッタ 『天国と地獄 Orphée aux Enfers 地獄のオルフェ』をフィーチャーして、お届け致しております!





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神々しく後光の差す美咲女王





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永見先生と黒江さんのツーショットを撮る須渕ディレクター





毎週土曜日15:55オン・エアー!

エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」

歌やダンスや演劇や演奏、そんな舞台の魅力をお届けします。

本年 2020年8月8日を以て 皆様のおかげで放送200回を迎えた「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」!

どうぞ、お楽しみに ♬





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スカした感じの お二人 ♬





FM AICHI サウンド・ステップス HP
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FM AICHI "Sound Steps" official website


サウンド・ステップス
オペレッタ特集
 ↓
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FM AICHI "Sound Steps"
special feature on OPERETTA


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内田鋼一 新作発表 永見隆幸 訪問 令和二年九月 名古屋 栄 [永見隆幸 美術 工芸]



永見隆幸先生と親交があり、数多くのメリー・アーティスツ・カンパニーの公演に お越しくださっている、造形作家で陶芸家の内田鋼一さんが、名古屋の栄で新作を発表されました。



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内田鋼一さん(左)永見隆幸先生(右)





【内田鋼一 プロフィール】

当代随一の呼び声も高い、実力と人気ともに抜群の、造形作家であり、陶芸家である。窯を焚く頻度は一般の陶芸家の五倍以上とも言われ、作品の、質、量、多様さにおいて、他を圧倒する。それでも、引っ張りだこの内田に展覧会を依頼するのは至難のわざ、とギャラリーのオーナー達は口を揃える。

名古屋市に生れる。量産型製陶工場の勤務を経て、世界各国を旅しながら窯業所を巡り、現地の土で焼き物を制作して研鑽を積む。1992年、三重県四日市市に窯場を構えて独立。以後、個展を中心として国内外で精力的に活動する。2015年に、BANKO archive design museumを立上げる。
東京国立近代美術館、愛知県陶磁資料館、兵庫陶芸美術館、札幌芸術の森美術館、北海道立釧路芸術館などの展覧会へも出品。
アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア、西アフリカ、ベトナム、タイ、韓国、中国、台湾、インド、南米ほか、世界各地で作品を制作し、発表している。
作品集(書籍)に『UCHIDA KOUICHI』(求龍堂)など、多数。
平成30年度 日本陶磁協会賞 受賞。
近年は、様々な分野のプロデューサーとしても活躍している。





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今回の個展では、茶碗に観るべきものが多くあったと、永見先生。特に、新しく濃紫の釉薬を試した作品が目に留まったそうです。

内田さんの新たな挑戦を怠らぬ所が素晴らしく、そこが永見先生と内田さんの共鳴なさる点の一つなのでしょうね。





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烈々たる気迫で生きていらっしゃる永見先生と内田さん。精神的にも社会的にも完璧に自立かつ独立して活躍していらっしゃるお二人。アーティスト同士で意気投合するとは、本当に素晴らしい!





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永見隆幸 内田鋼一 対談 令和二年 at 呼月
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永見隆幸 内田鋼一工房訪問 令和2年6月
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永見隆幸 内田鋼一 対談 平成30年 at 呼月 
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永見隆幸 内田鋼一 対談 at Ribbon
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永見隆幸 内田鋼一 平成掉尾の対談
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内田鋼一 日本陶磁協会賞 受賞
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壺中居 受賞記念展


内田鋼一出展アートフェア東京2019
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Uchida Koichi Art Fair Tokyo 2019


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鷲見麿 新聖なるファティア個展図録 フローリアン SUMIMARO すみまろ スミマロ [永見隆幸 美術 工芸]



ヨーロッパで一番の鷲見麿作品コレクターであるフローリアンさんが、鷲見麿さんの「新聖なるファティア」個展図録を手にされました。



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個展図録を手にするフローリアンさん

この図録は、本年(令和二年=2020年)8月下旬に開催された鷲見麿個展 SUMIMARO Solo Exhibition「新 聖なるファティア New Sacred Fatiah」に合わせて出版されたものです。





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フローリアンさん(左)と ケルンで画廊を営む ガブリエレ・リヴェットさん(右)





お二人から送られて来たお礼のEメールには、


Very nice new pictures! Omedeto!

とても素晴らしい新作絵画たちだわ!おめでとう!

We still hope they won't be your very last ones, though…

但し、私達は、これらが本当に貴方の最後の作品にならぬように願っていますけれども…


と、結んであったそうです…





鷲見麿個展 SUMIMARO Solo Exhibition「新 聖なるファティア New Sacred Fatiah」は、鷲見麿最後の個展と銘打って開催されています。


永見先生に、その点について伺うと、「さぁ、どうでしょうね。」と、笑っていらっしゃるばかり…





因みに、フローリアンさんが来日された際には、永見先生もお目にかかって、会食されています。





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鷲見麿個展 SUMIMARO Solo Exhibition「新 聖なるファティア New Sacred Fatiah」に出展された《新 聖なるファティア「アルノルフィーニ夫婦像」》の前にて

鷲見麿さん(左)永見隆幸先生(右)

この作品もフローリアン・コレクションに収蔵されました ♬





鷲見麿 SUMIMARO
すみまろ スミマロ


画家、美術家。

白土舎を中心に、Galerie Gabriele Rivet/Koln、Christian Goger/Munchen、Espai13 - Fundacio Joan Miro/Barcelona、ギャルリーユマニテ名古屋、GALLERY HAM、名古屋市美術館などで個展を開催。

Landscapes Aschenbach Galerie/Amsterdam、Kunstverein/Ludwigsburg、KONISCHER KUNSTVEREIN/Koln、Mediapark/Koln、Ausstellung im Kunstverein/Dusseldorf、Museo de la Ciudad de Mexico、愛知県美術館、埼玉県立近代美術館、群馬県立美術館、滋賀県立近代美術館などへも出展している。

ART COLOGNE/Koln には、平成5年 =1993年から平成14年 =2002年まで10年にわたり参加。

代表作に、『Dream a Dream ~ヤン・ファン・エイク《ファン・デル・パーレの聖母子》』や『アルトドルファー《アレクサンドロス大王の戦い》』などがある。

典子に捧げるシリーズ、ビートルズ・マリアン・シリーズ、青紀シリーズ、聖なるファティア・シリーズなどでも知られる。

精緻な描写力や色点分解の手法について、「右に出る者がいない」と謳われている。





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鷲見さんから永見先生に贈られた個展図録


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鷲見さんが永見先生に送られた個展招待状と作品資料

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鷲見麿個展 SUMI-MARO Solo Exhibition「新 聖なるファティア New Sacred Fatiah」の目玉と言われた《新聖なるファティア「神秘の仔羊の礼拝」》

この作品は、目玉と言われたにも拘らず、非売品。収蔵先にも鷲見さんの強い願望がおありのようで、その秘密を永見先生に語ってくださったそうです。
大きな理由の一つは、「白土舎の土崎さんへの感謝」。





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永見先生が、《新聖なるファティア「神秘の仔羊の礼拝」》の、この辺りが おかしい と指摘なさいました。


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鷲見さんは、「流石、鋭い! 実はこれ、フローリアンさんなんですわ…」と、アッサリ白状。


皆さん 永見先生に「スゴイ よく判りましたね」と ビックリ仰天!





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鷲見麿作品の最高傑作と呼ばれる『ドリーム・ア・ドリーム Dream a Dream』~ ヤン・ファン・エイク『ファン・デル・パーレの聖母子』Jan van Eyck "Madonna met kanunnik Joris van der Paele 聖母子像と律修司祭ヨリス・ファン・デル・パーレ" の中心部と 永見隆幸先生





永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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鷲見麿個展 SUMIMARO Solo Exhibition「新 聖なるファティア New Sacred Fatiah」にて

左から、永見先生、鷲見麿さん、美術評論家の福住廉さん。





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永見隆幸 鷲見麿 個展 訪問
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SUMI-MARO Solo Exhibition


鷲見麿最高傑作 ドリーム・ア・ドリーム
ファンエイク ファンデルパーレの聖母子
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Sumimaro crowning work Dream a Dream
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永見隆幸 十三や 訪問 京都四条通 つげ櫛御調製処 御櫛師 櫛専門店 [永見隆幸 櫛]




音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、京都の四条通にある櫛専門店の老舗 十三や を訪問されました。





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十三や五代目店主の竹内伸一さん(右)と 永見隆幸先生(左)





明治八年=1875年創業の柘植櫛専門店で、奈良時代からの変らぬ製法を受継いでいるという老舗。京都で「つげの櫛」といえば先ず「十三や」の名が挙ると言われる 宮内庁 皇室 御用達 ごうようたし の名店です。





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日本人の髪型に使われる柘植櫛は、主に30程の種類があります。しかし、大きさや歯の種類と数も異なるので、実際には、もっと沢山の種類が存在するそうです。



品揃えの点では、事実、京都四条通の「十三や」が間違いなく日本一充実していると、永見先生も太鼓判! 京都という土地柄故に、需要もあるのでしょうねとおっしゃってみえました。





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黄楊という表記は、木材の世界において、台湾朝熊黄楊 たいわんあさまつげ を指すことが多いそうなので、この記事においては、柘植と書き表すことに致します。





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十三や で扱う柘植櫛の原木には、鹿児島県指宿 いぶすき 産の柘植を使用しています。
指宿地方の気候は温暖で、育つ柘植が堅く粘り気があって、櫛作りにとても適しています。柘植の木には、肥料なども与えられ、大切に育てられるそうです。


櫛作りは、原木となる柘植の木を選ぶところから始まります。樹齢30年程の木を選定し、その櫛の原型になる形に製材します。それから、燻蒸 くんじょう し、10年程、乾燥させます。それによって、歪の少ない折れ難い櫛になるのです。そこから、充分に安定した物だけを櫛の形に加工します。充分に寝かせていないと、加工後に歯が曲る事もありますので、それを防ぐため、20年以上、物によっては30年以上、寝かせることもあるそうです。そこから、漸く櫛の形に加工されて行きます。


櫛の歯を弓鋸 ゆみのこ で切出す作業は歯挽 はび きと呼ばれます。職人の感覚が頼りになる繊細な作業です。歯の形が出来たら、次は、歯摺 はず り。木賊 とくさ や 椋 むく の葉で歯を磨き、棕櫚 しゅろ の葉で艶を出します。
一つ一つ丁寧に手間暇をかけ、心をこめて職人が拵えた十三やの柘植櫛は、伊勢神宮遷宮の折に奉納される「神宝」としても用いられています。





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柘植櫛は髪通りが命。機械では櫛のきめ細かさを作れず、髪通りもよくすることが出来ないので、木目を見ながら、ひとつひとつ丁寧に仕上げているのだとか。十三やでは、奈良時代から変らない方法で、つまり、手作業で丹精込めて柘植櫛を作っているそうです。


柘植櫛は、使用するにつれて歯の部分が削られ、磨かれ、使う人の髪質に合った物になって行きます。天然の木を用いているので、静電気も起らず、枝毛にもなりません。また、手作業で作られているため、ひとつひとつが微妙に異なり、同じ物が二つとないのです。柘植は、丈夫な木なので、大切に扱えば、その方だけの櫛として、30年も使う事が出来るのだとか。


柘植櫛を使う事自体を「育てる」と表現する方がいるくらい、柘植櫛の歯は、使う程に丸みを帯び、髪によく馴染んで行くそうです。





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十三や三代目店主の竹内親口吏 たけうち ちかしさんによる柘植櫛三作品をご紹介します。


本来、竹内親口吏さんの「口吏」は、漢字一字です。偏 へん が「口」、旁 つくり が「吏」で、「し」と読むそうです。珍しい漢字なので探す事が出来ませんでした。やむを得ず、このような表記に致しましたので、ご高承くださいませ。



流石に品位と風格の違いを感じさせる名手による名作



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日本髪を結うために制作された十三やの櫛についても、永見先生は造詣が深くていらっしゃいますので、改めてお話を伺った上で、記事に纏めたいと思っています。是非お楽しみに!





十三やでは、一般的な櫛も扱っていらっしゃいます。





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極上国産薩摩柘植櫛 五寸五分 梳櫛 ときぐし 荒歯(下)
極上国産薩摩柘植櫛 四寸 手付 紳士用(右上)





十三やという屋号の主な櫛専門店は、京都四条通の「十三や」、上野池之端の「十三や櫛店」、京都山科の「十三や工房」と、三軒あります。永見先生は、三軒ともよくご存知なので、その違いなども纏めて、別途、記事にしたいと考えています。乞う、ご期待!





日本広しと雖も、柘植の木を板にして、歯を入れ、櫛にまで仕上げるという、一貫生産を実際に行っている店は、京都四条通の「十三や」だけと言われています。





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永見隆幸 上野池之端 十三や櫛店 訪問
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Tak NAGAMI visited Jyusan-ya kushiten
Japanese boxwood comb speciality store


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