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設楽知昭 アトリエ 永見隆幸 再訪 Atelier Paretin [永見隆幸 美術 工芸]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、画家で愛知県立芸術大学教授の設楽知昭さんのアトリエを再訪されました。



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設楽知昭さん(左)永見隆幸先生(右)





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パステルの作品三点


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独:Schmincke Pastell Malkasten Pastell Holzkasten 400 Stifte

英:SCHMINCKE Finest Extra-Soft Artist Pastels, Set of 400

日:シュミンケ・ソフト・パステル 400色セット 木箱入


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ソフト・パステルの最高峰とされるのがドイツのシュミンケ Schmincke、次いでイギリスのラウニー Daler-Rowney。これらは上級者向として知られています。オランダのロイヤル・ターレンス Royal Talens が手がけるレンブラントや日本のホルベインとゴンドラは、使い易さで人気があるそうです。


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シュミンケ・ソフト・パステルは、高純度の最高級顔料だけを原料とし、必要最小限の結合剤のみを用いて製造されています。
顔料は、超硬質な溶岩を粉砕機で丁寧に挽き、伝統的な方法で棒状に拵 こしら え、ラベルも一つ一つ手で貼る念の入れよう。
表面から内部に至るまで均質で、非常に柔らかく、ベルベットやシルクに例えられる程です。
特に、豊富なカラー・バリエーション、鮮やかな発色、高い耐光性は、唯一無二と言われています。
一般的なパステルというイメージとは全く正反対で、この粘り気のあるソフト・パステルは、寧ろ深い質感を表現するのに適しているのだとか。
設楽さん曰 いわ く、「色の拵 こしら え方も極めて合理的で非常に巧い」そうです。


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設楽さんは、シュミンケのパステルだけを使っている訳ではなく、臨機応変に、作品にとって最適な絵の具を選ぶように心がけておられ、フランスのパステルなどを用いる事もあるそうです。





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設楽さんの最新作

この作品にもパステルが用いられています。





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設楽知昭
SHITARA Tomoaki


画家、愛知県立芸術大学教授。北海道生れ。

東京芸術大学、沖縄県立芸術大学、西安造形大学、名古屋芸術大学、名古屋造形芸術大学ほかで、非常勤講師や特別講師などを歴任。愛知県立芸術大学元美術学部長兼美術研究科長。

白土舎、不忍画廊、STANDING PINEなどで、個展やグループ展を数多く開催している。

[主な受賞歴]
名古屋市芸術創造賞受賞 平成7年=1995年
石田財団芸術奨励賞受賞 平成8年=1996年
 など

[主なパブリックコレクション]
愛知県美術館
名古屋市美術館
豊田市美術館
徳島県立近代美術館
 ほか





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顔料の棚





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繊細なビュラン burin の作品に 思わず唸る永見先生

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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き」や「見巧者 みごうしゃ」と呼ばれている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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設楽知昭氏 御逝去
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We extend our sincerest condolences on the passing away of Mr. Tomoaki SHITARA


設楽知昭 メリスタ再訪 令和二年歳末
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T.Shitara visited T.Nagami MAC-studio


設楽知昭退任記念展 永見隆幸訪問
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T.Shitara special solo art exhibition


設楽知昭 退任記念 個展
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T.Shitara special solo exhibition


設楽知昭個展 絵の幸福
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T.Shitara solo exhibition in Tokyo


設楽知昭 愛知県芸大 退任記念展
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T.Shitara special solo exhibition


永見隆幸&設楽知昭 令和初対談
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T.Nagami & T.Shitara
the first meeting in Reisei era


設楽知昭 平成の掉尾を飾る新作発表
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https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-04-07-1
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T.Shitara new works 2019 April


永見隆幸&設楽知昭 対談 at atelier
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https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-03-13-1
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T.Nagami & T.Shitara meeting 2019 Mar.


永見隆幸&設楽知昭 対談 at メリスタ
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https://merry-3.blog.so-net.ne.jp/2019-01-14-2
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T.Nagami & T.Shitara meeting 2019 Jan.


設楽知昭 MAC『サラ』舞台美術
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https://merry2.blog.so-net.ne.jp/2016-10-05
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T.Shitara MAC "Sarah" scenography


舞台美術に設楽知昭氏の起用内定!
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Tomoaki Shitara MAC scenography


永見隆幸の最新プロフィールはコチラ ♪
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This is Takayuki NAGAMI!


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ザ・ディライトフル・カンパニー社長ご挨拶
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TDC president greetings


メリーのブログ管理人ご挨拶
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