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設楽知昭 アトリエ 永見隆幸 再訪 令和三年五月 Atelier Paretin [永見隆幸 美術]



音楽家、著作家、舞台ディレクターの永見隆幸先生が、画家で元愛知県立芸術大学美術学部長の設楽知昭さんのアトリエ Atelier を再訪されました。



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設楽知昭さん(左)永見隆幸先生(右)





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設楽さんが永見先生に版画集をプレゼントしてくださいました。


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設楽さんの版画作品が二点収められています。


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桜ノ下 横ニナッテイル人(左)眠ッテイル手(右)
木戸孝允/桂小五郎の一句「世の中は桜の下の相撲かな」から着想を得たそうです。


永見先生によると、明治の元勲 田中光顕伯爵は、『維新風雲回顧録』でこんな事を言っています。

  世の中は桜の下の相撲かな
 木戸孝允が、かつて私に、こういう俳句をかいてくれた。
「何のことか、自分にはわからぬ」
 そういうと、木戸は笑っている。
「いいか、桜の下で相撲をとってみたまえ、勝ったものには、花が見えなくて、仰むけに倒れたものが、上向いて花を見るであろう、国事に奔走したものも、そんなものだろう、わかったか」
 随分、こじつけてはいるが、しかし、そういうこともある。木戸は、時事に平らかならずして、この一句に諷意 ふうい をこめたのである。





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この版画集「愛知県立芸術大学版画研究室 2020年度 版画集」についてのフライヤー flyer

本版画集の発売数たった四点!超貴重品!


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版画集展と同時に開催された展覧会「愛知県立芸術大学 大学院美術研究科 版画研究室 INDIRECT'21」のフライヤー flyer 表


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展覧会「愛知県立芸術大学 大学院美術研究科 版画研究室 INDIRECT'21」のフライヤー flyer 裏





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ドライポイント/エングレーヴィング「桜ノ下 横ニナッテイル人」
アーティスト・プルーフ A.P.(左)エディション・ナンバー 25/28(右)


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ドライポイント/エングレーヴィング「眠ッテイル手」
アーティスト・プルーフ A.P.(左)エディション・ナンバー 25/28(右)


アーティスト・プルーフ A.P.は、設楽さんが永見先生に別途プレゼントされたもので、エディション・ナンバーの付いている方が、版画集に収められているもの。両作品とも、左側が初めて摺ったもので、右側が25番目位に摺られたものだそうです。比較してみると、左側の方が、しっとりして滲みもあります。こういう楽しみ方が美術にあるとは、初めて知りました。永見先生のおかげです。





本日、設楽さんのアトリエに伺ったもう一つの目的は、新しく額装された設楽作品をお目にかけることです!


額装は、永見先生のアイディアとプランに基づいてA.C.S.さんが製作に当りました。先生は、寸法、額材、色、等々、結構事細かに指示されるそうです。作品を損なわず、イメージ通りに額装して貰うのは、とても難しい事らしいのですが、A.C.S.さんは、よく期待に応えてくださるそうです、





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設楽さんの学部時代に制作されたビュランの作品


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これらの作品については、当時の額装様式のまま、汚れをとり、傷んだ部分を修復したり取換えたりするに留めました。





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同時代の作品





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永見先生のイメージがピタリと嵌った展示らしく、設楽さんも、作品の持つ浮遊感が上手く出ているし、土台のマットな黒もよいと、気に入られた様子でした。





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しげしげとご覧になる設楽さん ~ 先程と同時代のビュランの作品を永見先生好みのシンプルな額に入れたもの


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美術談義に花を咲かせる設楽さんと永見先生





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設楽知昭
SHITARA Tomoaki


画家、美術家。北海道生れ。

元愛知県立芸術大学教授。東京芸術大学、沖縄県立芸術大学、西安造形大学、名古屋芸術大学、名古屋造形芸術大学ほかで、非常勤講師や特別講師などを歴任。愛知県立芸術大学元美術学部長兼美術研究科長。

白土舎、不忍画廊、STANDING PINEなどで、個展やグループ展を数多く開催している。

[主な受賞歴]
名古屋市芸術創造賞受賞 平成7年=1995年
石田財団芸術奨励賞受賞 平成8年=1996年
 など

[主なパブリックコレクション]
愛知県美術館
名古屋市美術館
豊田市美術館
徳島県立近代美術館
 ほか





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パステル作品


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左は比較的新しい油絵 右は学部時代当時の学長だった島田章三に褒められた作品





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こちらもパステルの作品


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比較的大きな重い石膏の作品


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これも可成り古い作品で、「当時は、作品を創るというより、面白いと思ったら、兎に角、何でも創ってみた」と設楽さんは振返っていました。


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これも作品の雰囲気にピタリと合った展示





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蜜蝋 encaustic エンコスティック の作品 (encaustique:仏/enkaustik:独)


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特にマットな黒の額を永見先生が指定されました。佐藤史郎さんでもこうされたでしょうねと、設楽さん。設楽さんの奥様も感激しておられました。





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これも永見先生にプレゼントされたポリエステル・シートの作品





そして何と、設楽さんの新作を披露してくださいました!





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タイトルは「冬の桐の葉 春の子」


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しゃがみ込んで穴の開く程ご覧になる永見先生


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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20歳代はアメリカに住み、30歳代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

モーツァルトなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演やトリノ王立歌劇場への出演など、脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感、美しいヴェルヴェット・ヴォイス、抜群の表現力が、高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラのリード・ヴォーカル。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き めきき」や「見巧者 みごうしゃ」と謳 うた われている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。





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制作中の作品 ~ 銀製ナイフ、膿盆 のうぼん、銀製ポット、三つの静物が認められます。描かれているポットは、そこに置いてあるものだそうです。





展覧会のために描いている凡百の絵描きと違って、設楽さんは本物のクリエーターなのですね。
永見先生が、「頭だけで計算して作っているのではなく、設楽さんは、身体の全てをフル稼働させて作品を創っています。恐らく、手も勝手に動いているのでしょう。」と仰 おっしゃ っていました。





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設楽知昭アトリエ 永見隆幸 再訪 令和3年1月
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NAGAMI Taka. visited Atelier Paretin


設楽知昭研究室 永見隆幸再訪 令和三年
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NAGAMI Taka. visited Shitara Office


設楽知昭アトリエ 永見隆幸再訪 令和二年
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NAGAMI Takayuki visited Atelier Paretin


設楽知昭 メリスタ再訪 令和二年歳末
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T.Shitara visited NAGAMI MAC-Studio


設楽知昭退任記念展 永見隆幸訪問
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T.Shitara special solo art exhibition


設楽知昭 退任記念 個展
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T.Shitara special solo exhibition


設楽知昭個展 絵の幸福
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T.Shitara solo exhibition in Tokyo


設楽知昭 愛知県芸大 退任記念展
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T.Shitara special solo exhibition


永見隆幸&設楽知昭 令和初対談
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T.Nagami & T.Shitara
the first meeting in Reisei era


設楽知昭 平成の掉尾を飾る新作発表
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T.Shitara new works 2019 April


永見隆幸&設楽知昭 対談 at atelier
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T.Nagami & T.Shitara meeting 2019 Mar.


永見隆幸&設楽知昭 対談 at メリスタ
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T.Nagami & T.Shitara meeting 2019 Jan.


設楽知昭 MAC『サラ』舞台美術
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T.Shitara MAC "Sarah" scenography


舞台美術に設楽知昭氏の起用内定!
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Tomoaki Shitara MAC scenography


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浅草よし田 宝船熊手 メリスタ取付 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ [永見隆幸 江戸文化]



永見隆幸先生の 浅草よし田 宝船熊手が メリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)に飾付けられました!



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通常、一年経った縁起熊手は、古熊手納所 おさめじょ へ持参して、お焚上 たきあげ をしていただくのが習わしです。しかし、この宝船 ほうせん 大熊手は特別仕様。浅草よし田さんも、こんな巨大な熊手は、初めて作ったと仰 おっしゃ っています。そこで、永見先生が、宝船熊手を作ってくださった浅草よし田さんと揮毫してくださった橘右之吉師匠にお願いし、承諾が得られ、晴れて永久保存される事になりました!


ご存知のように、浅草よし田の宝船熊手は、戦前から一切、人工素材を使わず、竹や紙などの伝統的な天然素材のみ用いていらっしゃいます。ですから、そのまま飾って傷むといけませんので、展示台の中に納める事が必要なのです。





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展示台に宝船大熊手をきちんと取付る前に、取付位置を確認します。





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熊手を、一旦、外します。





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愈々 いよいよ 宝船大熊手の取付にかかります。





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宝船大熊手を丁寧に置きます。





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宝船大熊手の展示台にアクリル板を取付ます。





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静電気や汚れを丹念に落します。


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A.C.S.の大須賀さん(左)


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展示台を設置場所へ移動





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浅草よし田にて 
右から:四代目女将 吉田京子さん、永見隆幸先生、橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉さん。





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浅草よし田 玄関の看板前で 永見先生(左)右之吉師匠(右)





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浅草よし田にて 二メートルを超す宝船大熊手を高々と掲げる永見先生





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メリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督(左)
宝船大熊手の展示台を製作してくださった日本ディスプレイ代表取締役社長 坂康臣さん(右)





永見隆幸 浅草よし田 訪問
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宝船大熊手 吉田京子 橘右之吉


寶船熊手よし田 浅草 鷲神社 酉の市
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吉田京子 橘右之吉


橘右之吉 大看板 揮毫 制作
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