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松波千津子 リサイタル 永見隆幸 訪問 [永見隆幸先生information]



東海地方を代表するソプラノの ひとりである松波千津子さんが、ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』のタイトルロールで主演、永見隆幸先生を ご招待してくださいました。



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永見隆幸(左)松波千津子(右)



松波千津子 プロフィール
MATSUNAMI Chizuko

愛知県立芸術大学 大学院修士課程を首席で修了。1987年 文化庁国内芸術家研修員修了。1999年度 岐阜県芸術文化活動奨励賞受賞。2001年度 名古屋市芸術奨励賞受賞。
オペラ「フィガロの結婚」のスザンナ役でデビュー後、「蝶々夫人」、「コジ・ファン・トゥッテ」、「ドン・ジョヴァンニ」、「道化師」、「魔笛」、「椿姫」、「ランメルモールのルチア」、「唐人お吉」、「春琴抄」、「夕鶴」、「天守物語」、オペレッタ「メリーウィドウ」、「こうもり」など、数多くの主役を好演し、好評を得ている。
NHK・FM (FMリサイタル、土曜リサイタル)、ソロリサイタル7回、宗教曲や第九のソリストとして多数出演し、中国の杭州や上海、アメリカのニューヨーク、ブラジルのサンパウロ、韓国の馬山ほかの友好親善演奏会に招聘されるなど、国内外の幅広い分野で活躍している。
現在、名古屋芸術大学大学院音楽研究科・音楽学部教授。全日本学生音楽コンクールや国際音楽コンクール(東京、大阪)など、多くのコンクールの審査員を務める。日本クラシック音楽協会より優秀指導者賞を7年連続受賞(2011年から)。日本発声指導者協会 会員。名古屋オペラ協会副委員長。





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リサイタルのフライヤー





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開演前のステージ





この舞台には、メリー・アーティスツ・カンパニーの本年(平成30年=2018年)12月の公演『Very Merry Christmas ~ ベリー・メリー・クリスマス』に出演してくださる 澤脇達晴さんも登場、ルチアの兄エンリーコを好演されました。
本年8月のメリー・アーティスツ・カンパニーとセントラル愛知交響楽団の共演でも、ダンサーを従え、素適な歌声と演技で客席を魅了していらしたのは記憶に新しいところです。



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永見隆幸(右)澤脇達晴(左)



澤脇達晴 プロフィール
SAWAWAKI Michiharu

芸術文化振興機構アーツ・アクティヴェイター理事。
1992~93年、インディアナ大学客員研究員を務める。2001年、シドニー音楽院と名古屋芸術大学との交換教授として声楽指導を行う。渡米中、ヴェルディ『ファルスタッフ』フォード役、ペンデレツキ『ルドンの悪魔』マヌッリ役などを演じ、インディアナ大学のゲスト・リサイタルにも出演。シドニー市のオペラハウスにてブリテン『戦争レクイエム』のソリストを務めた。アメリカのカーネギー・ホールで高木東六『日本の夜明け』の奉行役、ブルガリアのエンデカホールで尾上和彦『藤戸の浦』の盛綱役で出演。
ベートーヴェン『第九』モーツァルト『レクイエム』オルフ『カルミナ・ブラーナ』などのソリストを務めている。
名古屋演奏家ソサエティーを主宰し、創作オペラ活動を行なう。主な作品は『BENKEI』『鶴』『閻魔街道夢の中』。
演出家として、ヴェルディ『椿姫』ヨハン・シュトラウスII『こうもり』プッチーニ『蝶々夫人』モーツァルト『魔笛』などを手掛けた。
東京芸術大学大学院修了。日伊コンコルソ第1位「シエナ大賞」、名古屋市芸術奨励賞などを受賞。
現在、藤原歌劇団団員、日演連会員、名古屋芸術大学大学院教授、名古屋演奏家ソサエティー代表、福山シティーオペラ会員。





松波さんから永見先生に、是非また一緒にやりましょうと声がかかりました。

永見先生と澤脇さんと松波さんは、しらかわホールで過去に3度、オペラやオペレッタのアリアによるコンサートで共演されています。東京と名古屋の選抜プレイヤーで独自のオーケストラを構成し、歌唱と伴奏ともに音楽的なクオリティの高いコンサートと、脚光を浴びました。

実は、ニューヨークのカーネギー・ホールでも、セントルークス管弦楽団をバックに、一度ご一緒していらっしゃるんですよね ♪

このトリオは最強! 実現したら凄い…





永見先生に松波さんのリサイタル評を伺いました。



ルチアの松波千津子には、流石と言う風格を感じた。この人には華がある。永井秀司も立派なエドガルドで、丁寧に役を作っており、好感が持てた。エンリーコの澤脇達晴は何より声が豊かで美しく、ドラマに適度の緊張感を付与することにも成功していた。
見事だったのは伴奏の河原忠之。ピアニストとして優れているのは言うまでもなく、オペラというドラマを巧みに組立てることに大きく貢献していた。
舞台自体は極めてシンプルで、余計なもの一切を削ぎ落とし、道具に頼らない姿勢には共感する。照明や字幕も うまかった。狂乱の場におけるルチアの衣装も重要なインパクトを与えた。人間を描いて過不足が無いのは、岩田達宗の力量が並外れている証だ。
5人ともに実力者で忙しいから、そんなに頻繁には合せることが出来なかっただろうと推測するが、纏りも悪くなかった。
力のある歌い手、有能な伴奏者、力量のある演出家、よいスタッフ、それらが揃えば、オーケストラや指揮者や大道具が無くてもオペラは成立する。充分そのモデル・ケースになりうる舞台だったと考える。
自然に湧き起こる拍手と歓声や 幾度も繰り返されるカーテンコールに、松波千津子が着実に積み重ねて来た実績を思う。彼女が如何に聴衆に愛されて来たかを容易に理解させる舞台でもあった。





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永見先生と松波さん





永見隆幸オフィシャル・ウェブサイト ♬
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NAGAMI Takayuki official website ♬


永見隆幸のプロフィールはコチラ ♪
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This is Takayuki NAGAMI!


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