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金田中 新橋 永見隆幸 再訪 老舗料亭 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、東京 新橋の 日本を代表する老舗料亭 金田中 かねたなか を再訪されました。



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新喜楽と共に二大料亭と称される 金田中 かねたなか は、大正時代の半ば木挽町に創業。夜席は一見お断りの紹介制。芸者衆の華を添えて、旬の食材を活かした喰切り料理が信条。金田中の松本昇総料理長は、本年、黄綬褒章に輝いた。


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永見隆幸先生

お召になっているヴィキューナ Vicuna の ロング・オゥヴァー・コートは、天皇陛下のテイラーとして知られる服部晋さんが永見先生のために仕立ててくださったものです。このコートを着こなせる方は中々いらっしゃいません。





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新ばし金田中


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金田中の玄関


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白洲


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そう言えば 何と この日は 赤穂義士討入の日!





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床の間


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この障子を開けると先ほどの白洲が見られます。





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本間から見た次の間





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床の間の前に着座される永見先生





永見隆幸
NAGAMI Takayuki

音楽家/著作家/舞台ディレクター
20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツァルトの『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『後宮からの誘拐』デルモンテや、ヴェーバー『魔弾の射手』マックスなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

ヴェルヴェット・ヴォイスのマエストロと称され、トリノ王立歌劇場やカーネギー・ホールなどに出演する。数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演をはじめ、常に脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『カーテン・アップ』グラン公爵役、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『ザ☆ブロードウェイ』バーディ・ウォリントン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感や抜群の表現力が高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO のリード・ヴォーカリスト Lead Vocalist。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。現在、新録音進行中。

東海地方においても活躍。芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。放送300回を超えて長寿番組となった毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き めきき」や「見巧者 みごうしゃ」と呼ばれている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。
(プロフィール作成:ザ・ディライトフル・カンパニー)





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永見先生を囲んで 新橋芸者衆





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地方さんの準備も万端

歳末らしく、木遣崩 きやりくず し、奴さん、かっぽれなど、華やかで賑やかな踊りが披露されました。





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永見隆幸先生(右)
金田中女将の岡副徳子さん(左)

女将が御挨拶にみえた折に、うっかり写真を撮るのを失念しましたので、9月に撮影したものを代りに載せる事に致しました。諸般の事情をご賢察の上ご高承賜りますよう お願い申し上げます。





立方 たちかた:踊り手



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背の高い永見先生を見上る 新橋 加津代 かつよ 姐さん

置屋「千代田」三代目女将の 加津代 姐さんは、東京でも「芸の新橋」と称される大きな花街において、花柳流を代表する「踊りの名手」として知られています。まさに新橋の大御所!
この日も、秀千代 姐さんと「喧嘩かっぽれ」を披露してくださいました。
永見先生は、幇間 ほうかん(太鼓持)の 喧嘩かっぽれをご覧になったことはあるそうですが、芸者衆の喧嘩かっぽれが初めてで「眼福 がんぷく」と仰 おっしゃ ってみえました。


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外野の野次に破顔一笑の加津代 かつよ 姐さん

永見先生も笑いを堪えて この表情

先生の御座敷は終始和やかで楽しい雰囲気


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新橋 加津代 かつよ 姐さん(右:花柳流)





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新橋 秀千代 ひでちよ 姐さん(右:花柳流)





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新橋 ぼたん 姐さん(右:花柳流)





地方 じかた:演奏者



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新橋 照代 姐さん(右:長唄)





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新橋 小雪 姐さん(右:清元)





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新橋 百々香 姐さん(右:囃子)





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金田中玄関にて永見先生をお見送りくださる新橋芸者衆





永見先生に金田中について伺いました。


何をいただいても美味しい。素材がよく吟味されており、仕込や下拵えも見事。建物も設えも素晴らしく、正に五感で味わう場と言えましょう。中居さんも芸者衆も実に細やかな心配りで、真の「持成 もてな し」も堪能することが出来ます。





ご贔屓 ひいき 様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



本質的な所で多様性の意義をご理解していらっしゃいますね。

世界各地で研鑽を積んで来られた方は 流石に仰 おっしゃ ることが違います!





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永見先生は、この日も、定宿にされている帝国ホテル東京にお泊りでした。

永見先生のホテル暮しは よく知られています。
舞台人として、アメリカ、ヨーロッパ、日本と、世界を駆巡る先生には、旅館やホテル暮し以外の選択肢が無いのかもしれません。

ロビー中央のシャンデリアは多田美波作「ゴールデンローズ」
金色の薔薇をイメージしており、368枚の淡黄色の硝子が用いられているのだとか。





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帝国ホテルのクリスマス・ツリー


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ロビー装花には赤薔薇プリザーブド・フラワー約千本が用いられているそうです。


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永見先生が宿泊されたフロアに飾られていた花





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帝国ホテル・スタッフのホスピタリティは世界でもトップ・クラス。特に、その細やかな心配りは、世界一なのではないかと永見先生は仰 おっしゃ います。





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ウェルカム・スウィーツ 御着菓子 おつきがし





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先生がお泊りになった部屋に飾られている花





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永見隆幸 金田中 訪問 
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新橋 老舗料亭


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This is Takayuki NAGAMI


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永見隆幸 オフィシャル・ウェブサイト
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