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伏見稲荷大社 永見隆幸 再訪 京都 深草 [永見隆幸先生information]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が 京都の深草にある 伏見稲荷大社 ふしみいなりたいしゃ を参詣されました。



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伏見稲荷大社 外拝殿 げはいでん 入母屋造 いりもやづくり 国指定 重要文化財

天保11年=1840年(江戸時代:第百二十代 仁孝天皇/江戸幕府 第十二代 征夷大将軍 徳川家慶)建立





いつものように永見先生に伺ったお話をもとにこの記事を纏めています。
芸術文化に造詣の深い事は言うまでもなく、先生は本当に何でもよくご存じで、尊敬措く能わざる芸術家でいらっしゃいます。





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伏見稲荷大社 第二鳥居 にのとりい と 楼門


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日本全国に三万社余あると言われる稲荷社の総本宮が伏見稲荷大社です。
奈良時代 和銅四年=711年2月初午 はつうま に、伊侶巨秦公 いろこのはたのきみ(秦伊呂具 はたのいろぐ)が勅命を受けて創建したとされています。





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御祭神である 稲荷大神 いなりのおおかみ 五柱

宇迦之御魂大神 うかのみたまのおおかみ 中央座の下社に鎮座
佐田彦大神 さたひこのおおかみ 北座の中社に鎮座
大宮能売大神 おおみやのめのおおかみ 南座の上社に鎮座
田中大神 たなかのおおかみ 最北座の下社摂社に鎮座
四大神 しのおおかみ 最南座の中社摂社に鎮座

五柱の かみさまを 一宇相殿 いちうあいどの に奉祀。

一宇相殿とは、一棟の建物に二柱 ふたはしら 以上の かみさまを合せてお祀りする事です。





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永見隆幸先生と伏見稲荷大社の楼門


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永見先生が企画、立案、プロデュースされた「伏見永幸稲荷 ふしみえいこういなり」に、伏見稲荷大社の本大斎祀式 御神璽 おみたま を 勧請 かんじょう されています。


伏見稲荷大神の御分霊 わけみたま である 御神璽 おみたま を授かって守護神として祀ることを、稲荷勧請 いなりかんじょう や 御神璽勧請 おみたまかんじょう と称します。
御神璽の神徳については、色々なことが言われていますが、伏見稲荷大社に祀られている親神様と何ら変らないそうです。





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伏見稲荷大社 楼門 ろうもん 国指定 重要文化財 天正十七年=1589年 豊臣秀吉 造営


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伏見稲荷大社の楼門 ろうもん は、正門に当り、京都市内の神社の楼門の中で最も古く最も大きいのだとか。





勘違いしている人をよく見かけますが、稲荷神社は狐を「かみさま」として祀っているのではありません。
稲荷神 いなりのかみ の 使いが 白狐 びゃっこ で、その白狐も人の目には見えるものではなく、野山を駆回る狐とは異なります。
永見先生が仰 おっしゃ るには、伏見稲荷大神の神徳は広大無辺。悪意を以て酷いことをする輩ならいざ知らず、庶民を虐 しいた げる事があろう筈はなく、狐の祟 たた りなどとも全く無縁だそうです。
かみさまではなく人間が創作した物語を全て真に受けてはいけないようですね。





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楼門に掛る 伏見稲荷大社の 神額 しんがく


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永見隆幸先生が 企画 立案 プロデュースされた「伏見永幸稲荷 ふしみえいこういなり」の 両部鳥居に掛る 神額

この御神額は、橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉師匠を筆頭に、福善堂坂井看板店さんや指物益田さんら、腕利きの江戸職人が大勢携わって出来上ったものです。





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国指定 重要文化財の 伏見稲荷大社 外拝殿 げはいでん

永見先生が手にしていらっしゃるのは御祈祷のおさがり「御神饌」





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伏見稲荷大社 内拝殿 ないはいでん 国指定 重要文化財


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左:本殿
右:内拝殿 ないはいでん





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伏見稲荷大社 本殿 国指定 重要文化財


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伏見稲荷大社本殿(国指定 重要文化財)背後





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伏見稲荷大社 両宮社 主祭神は天照大御神と豊受皇大神

元禄七年=1694年造営 二間社見見世棚切妻造 檜皮葺 国指定 重要文化財


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永見先生が御祈祷にて受けられた御神札





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御祈祷の御供物 御神饌 所謂 いわゆる おさがり





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伏見稲荷大社のホームページより
御本殿(左)内拝殿 ないはいでん(右)ともに 国指定 重要文化財





永見先生は、神宮(伊勢神宮)や 明治神宮へも参詣なさいますし、龍谷山、高野山、比叡山、成田山、ほかにも縁のあるところにはお出かけになられます。狭い教義や些末な拘りや因習に囚われず、おおらかに人々の豊かな生と幸を祈るという姿勢を貫かれているところが素晴らしく、先生の大きな魅力の一つになっています。





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永見隆幸 伏見稲荷大社参詣 京都 深草
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御神璽勧請 本大斎祀式 稲荷勧請


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サウンド・ステップス 令和五年 2023 1月放送その二 FM AICHI 80.7 Sound Steps 永見隆幸 黒江美咲 [本 新聞 テレビ ラジオ 等]



エフエム愛知のラジオ番組 ~ 毎週土曜日15:55 オン・エアー FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス Sound Steps」


我らの メリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督がレギュラー・ゲスト!!

パーソナリティは「好きなDJランキングFM部門 全国一位」に輝く実績を持つ お馴染みの 黒江美咲さん ♬

番組ディレクターは「God Hand 神の手を持つ男」の異名をとる 須渕康夫さん!


お届けするのは 歌やダンスや演劇や演奏 そんな舞台の魅力です ♬





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永見隆幸(左:レギュラー・ゲスト)
黒江美咲(右:パーソナテリティ)





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サウンド・ステップス 1月は 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー2023ミュージカル『ラヴ・レター・フローム・コール Love Letter from COLE』に関する話題と永見隆幸&メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO 新録音についてお送り致します!


どうぞ お楽しみに ♬





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左から:
・番組ディレクターの須渕康夫さん
・パーソナテリティの黒江美咲さん
・レギュラー・ゲストの永見先生


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出演者控室にて出番を待つお二人





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毎週土曜日15:55オン・エアー!

エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」

歌やダンスや演劇や演奏 そんな舞台の魅力をお届けします ♬

どうぞ お楽しみに。

皆様のおかげで「サウンド・ステップス Sound Steps」は 昨年7月16日(土)に放送300回を迎えることが出来ました! 愈々 いよいよ 長寿番組の仲間入り。
そのほかにもサウンド・ステップスに縁起のよい話題が多く、我々にとっては慶事の重なる年になりました。これも偏 ひとえ に、リスナーの皆様、ご協力くださっている方々のおかげと、謹んで厚く御礼申し上げます。

本年は、放送350回を迎える予定です。皆様に喜んでいただける番組づくりに励み、更なる高みを目指して参ります。

今後共 どうぞ宜しく お願い申し上げます。





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菊乃井本店 永見隆幸 再訪 京都 東山 高台寺 老舗料亭 懐石 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が 京都の老舗料亭 菊乃井 きくのい を再訪されました。



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永見隆幸先生(左)菊乃井本店 女将 村田京子さん(右)





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菊乃井の先祖は、豊臣秀吉の北政所 きたのまんどころ「ねね」が茶の湯に用いた「菊水の井」を守って来た茶坊主で、北政所が大阪城から高台寺に移った慶長四年≒1600年頃、共にこの地へ隠居したそうです。この辺 あたり は高台寺の山林だった処で、願い出て三百坪を切拓いたのが始まり。大正元年=1912年、この地で三代目より料理屋として創業しました。





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天道大日如来

永見先生によると、天道大日如来は、天道念仏の信仰により小さな祠に石仏として祀られた大日如来のことだそうです。地蔵盆と習合して祀られているので地蔵菩薩と間違われ易いのだとか。密教では大日如来が最高至上にして絶対的な仏として敬われています。





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菊乃井は、ミシュラン・ガイドや ゴ・エ・ミヨなどの世界的なレストラン・ガイドでも高く評価されています。





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まろうど が 再び「帰る」ようにと置かれた縁起物の石の「蛙」





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菊乃井の玄関


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菊乃井 待合にての永見先生





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菊乃井の待合


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菊乃井が旅館を営んでいた頃の看板





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徳不孤 永見先生に論語の里仁篇にあると教えていただきました。

子曰 徳不孤 必有隣「論語 里仁篇 第四 二十五」
子曰ク 徳ハ孤ナラズ 必ズ隣有リ





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稲宝来 いねほうらい

永見先生に伺ったところ、稲宝来とは、新しい年の豊かな実りと、招福吉兆、家内安全、商売繁盛、無病息災を祈る、新春を迎えるに相応 ふさわ しい縁起物で、豊穣の象徴である稲穂と清浄を表す植物「日蔭蔓 ひかげのかずら」に、「宝と福」を呼ぶ「寳來寶來」と記された、東山下弁天町にある安井金比羅宮伝来の御神札。松竹梅なども 配 あしら われています。


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永見先生が食事を召上る部屋の入口


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竹が葺いてある天井





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屋形船を模したような形の部屋





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永見先生によると、窓の右側に見えるのは大津垣つまり窓からの景色を琵琶湖のそれに見立てている訳です。





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屋形船の趣


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ご着座される永見隆幸先生





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メニューをご覧になる永見先生


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ディディエ・ドール・ペティアン・セミヨン
Didier d'or Pétillant Sémillon

ディディエ・ドールは "Didier" ブランドの中でも最高級。原材料にセミヨンを使用したノンアルコール・シャンパンは世界に唯一これだけと言われています。フランス・ボルドー産白ワイン葡萄品種セミヨンから造られており、無農薬、無添加。フレンチの巨匠アラン・デュカスも絶賛、彼のレストランでも採用されています。





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八寸 花弁寿司 小川唐墨 菜種辛子和 黒豆 豆慈姑 くわい 千車唐 ちしゃとう 味噌漬 子持昆布 鱓 ごまめ





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京都銘茶「宇治玉露 玉兎 たまうさぎ

かつて宇治は「菟道」と書いて「うじ」と呼ばれていたそうです。宇治の地の守り神である菟道稚郎子命 うじのわきいらつこのみこと を兎が道案内したという伝説から、宇治上神社や宇治神社では兎のモティーフが用いられるなど、兎は宇治にとって非常に縁の深い生物です。そこで、玉露の「玉」の字と組合わせ、「玉兎 たまうさぎ」と命名されたのが、この宇治玉露なのだとか。
何と、京都府、(公社)京都府茶業会議所、京都府茶協同組合の共同開発だそうです。





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猪口


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赤飯蒸 汲上湯葉 金柑 鼈甲餡 鶯菜 山葵


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ご挨拶にお越しくださった 菊乃井本店 女将 村田京子さん(右)





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向付


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明石鯛 車海老 配 あしらい 一式


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鮪 黄身醤油 辛子





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鍋物


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鱶鰭 鼈 聖護院蕪 焼葱 露生姜





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部屋にて目の前で調理してくださいます。


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焼物 焼蟹 幾度かに分けて焼いていただけます。


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蟹味噌


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蟹味噌スープ


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河豚白子もあったのですが写真を撮り損ねて仕舞いました。申し訳ありません。





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強肴


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伊勢海老金鍔 きんつば 白味噌汁仕立 西洋松露 トリュフ 絵馬慈姑 くわい  豆腐 小蕪 梅柚子





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御飯


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蒸寿司 穴子 錦糸卵 焼海苔 小梅人参 柚子 生姜





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止椀


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粕汁 大根 人参 揚 芹 七味





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水物 八朔杏仁豆腐 八朔沙司 ソース





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菓子 饅頭 御薄





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永見先生に菊乃井について伺いました。


噂に違わず、何をいただいても美味しい。素材がよく吟味されており、仕込や下拵えもしっかりしています。分量も充分過ぎる程で、質量ともに満喫出来ます。数寄屋造の建物も設えも見事で、五感全てを働かせて味わうべき場と言えましょう。





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菊乃井玄関にての永見先生





ご贔屓 ひいき 様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生 曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



本質的な所で多様性の意義をご理解していらっしゃいますね。

世界各地で研鑽を積んで来られた方は 流石に 仰 おっしゃ ることが違います!





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車折神社 芸能神社 京都 嵯峨 嵐山 太秦 永見隆幸 再訪 [永見隆幸先生information]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が、京都の嵯峨にある車折神社 くるまざきじんじゃ 芸能神社を参詣されました。芸能神社は 車折神社の境内社の一社です。



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永見先生は 車折神社 芸能神社に 朱塗玉垣と石玉垣を奉納されています。





車折神社 芸能神社について、永見先生に教えて戴いたことを記事にしました。先生は、芸術文化全般に造詣が深く、本当に何でもよくご存知です。





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言うまでもありませんが、永見先生もディライトフル・グループも、宗教活動や政治活動は一切行っておりません。念のため。





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車折神社の入口に当る御神門


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御神門の直ぐ近くにある 永見先生の石玉垣


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清めの社

清めの社にある円錐の立砂 たてずな は、石をモチーフ Motif にしており、神社と石との深い関りを窺い知ることが出来ます。


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車折神社 くるまざきじんじゃ の御祭神 清原頼業 きよはら の よりなり 公は、平安時代後期の儒学者で、天武天皇の皇子である舎人親王の御子孫に当ります。学問で有名な広澄流清原氏の出で、一族には、三十六歌仙の一人である清原元輔 きよはら の もとすけ や、その娘の清少納言らがいました。
頼業公は、太政官 だいじょうかん の官職の一つである 大外記 だいげき の職を二十四年の長きに亘って任め、和漢の学識と実務の手腕は当代無比と謳 うた われました。晩年には、九条兼実 くじょう かねざね から政治の諮問に預り、兼実より「その才、神といふべく尊ぶべし」と称 たた えられています。

平安時代末期の文治五年=1189年に頼業公が逝去されると、清原家の領地であった現在の社地に葬られ、廟が設けられました。頼業公の法名「宝寿院殿」に因んで「宝寿院」という寺が営まれますが、天龍寺が創建され、その末寺になりました。頼業公は、殊に桜を愛でられたので、その廟には多くの桜が植えられ、建立当初より「桜の宮」とも呼ばれていたそうです。

法律に長けていた清原頼業公は、「法律の かみさま」すなわち「約束を違 たが えない かみさま」として信仰されるようになります。
加えて、頼業 よりなり という御名前が、「人が "より" 集って 客が 鈴 "なり"」「お金が寄 "より" 付き 商売が成 "なり" 立つ」に重なるとして、商人の信仰も集めるようになったのだとか。





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車折石 くるまざきいし

後嵯峨天皇が嵐山の大堰川 おおいがわ に 御遊幸 みゆき の 砌 みぎり、社前において牛車の轅 ながえ が折れて動かなくなってしまいました。御神威を畏れて、後嵯峨天皇は、門前右の石を「車折石 くるまざきいし」と称 とな え、「車折大明神」の御神号と「正一位」の御神階を贈られました。この後 のち「車折神社」と称せられるようになったそうです。





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芸能神社は、車折神社の境内社の一社で、昭和三十二年=1957年、他の末社より御祭神の 天宇受売命 あめのうずめのみこと を御分祀申し上て創建した神社です。

天宇受売命が芸術や芸能の祖神として古来より崇敬される所以 ゆえん は「神代の昔、天照大御神 アマテラスオオミカミ が、弟君である素戔鳴尊 スサノヲノミコト の行いに心を痛められ、天岩戸 あまのいわと にお隠れになり、この世が暗闇になりました。天宇受売命 アメノウズメノミコト が岩戸の前で演舞され、天照大御神の御神慮を只管 ひたすら お慰め申し上たところ、大御神が御出現になり、この世に再び光を取り戻した。」という故実に基きます。

アメノウズメノミコトは、『古事記』では 天宇受賣命、『日本書紀』では 天鈿女命と表記されています。天岩戸神話の踊りが今も神前で奉納される神楽 かぐら の原型とされ、『古事記』や『日本書紀』に「巧みに俳優 わざおぎ をなし」と記されていることから、俳優の始祖とも言われます。現在では、芸術芸能全般の「かみさま」として信仰を集めています。





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貴賓殿


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御本殿に向われる永見先生





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御本殿と拝殿の間 はざま


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富岡鉄斎の手になる御本殿の御神額

近代日本画の巨匠と謳 うた われる富岡鉄斎 とみおかてっさい は、石上神宮 いそのかみじんぐう の少宮司や大鳥神社の大宮司を任めた後、明治二十一年=1888年から明治二十六年=1893年まで車折神社 くるまざきじんじゃ の宮司を任めました。
故に車折神社には鉄斎の作品 百余点が伝えられています。裏参道入口の社号標、本殿の扁額、表参道脇の車折神社碑などもあり、用いた筆を二千本以上納めた筆塚も存在します。





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永見先生が 車折神社 芸能神社 御参拝の折には 必ず御祈祷をお受けになります。





車折神社 芸能神社 おさがり





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芸能大神 御神符





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御札型 祈念神石





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象彦の漆塗豆皿





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御神饌


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竹の店いしかわの干支に因んだ兎の置物





一陽来復 いちようらいふく 御札 御守



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陰気を去らしめ、陽気を呼び、開運招福、起死回生の御札 御守と言われています。


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一陽来復 いちようらいふく 御札





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御本殿の大鳥居に佇む永見先生





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永見隆幸 車折神社 芸能神社 再訪 
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京都 嵯峨 朱塗玉垣 石玉垣 御祈禱


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朱塗玉垣 石玉垣 奉納 御祈祷


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龍谷山本願寺 御正忌報恩講法要 永見隆幸 参加 京都 浄土真宗本願寺派 西本願寺 本山 [永見隆幸先生information]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、京都にある 龍谷山本願寺 りゅうこくざん ほんがんじ の 御正忌報恩講法要 ごしょうき ほうおんこう ほうよう の日中法要にご参加されました。


龍谷山本願寺は、浄土真宗本願寺派、俗に言う西本願寺の本山です。御正忌報恩講法要は龍谷山本願寺の国宝 御影堂 ごえいどう にて営まれました。


既にご存知の方も多いとは存じますが、永見先生は、龍谷山本願寺の参与でいらっしゃいます。





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龍谷山本願寺 大玄関門

左右に門番屋を持つ薬医門で 第二十代 廣如上人の 弘化四年=1847年に新築されたと伝えられる。江戸幕府十万石以上の大名家格式に準ずるとされる。





龍谷山本願寺では、宗祖 親鸞聖人の命日について、毎月15日と16日に「宗祖聖人月忌法要」を行い、祥月 しょうつき 命日の1月16日に際しては、 毎年1月9日から16日までの8日間、「御正忌報恩講」が営まれています。





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大玄関 瓦葺 かわらぶき 入母屋造 いりもやづくり 妻入唐破風 つまいり に からはふ 公式行事等の来賓用玄関





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三つ揃もカシミアのオゥヴァー・コートも、天皇陛下のテイラーとして知られる服部晋さんが、英国生地を厳選し、永見先生のために仕立ててくださったものです。





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明治大帝も行幸 ぎょうこう/みゆき あそばされました。





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唐門 からもん 国宝

桃山時代の豪華な装飾彫刻が施された檜皮葺 ひわだぶき 唐破風 からはふ の 四脚門 しきゃくもん。彫刻の見事さに日が暮るのを忘れて見惚 みと れると言われることから日暮らし門とも呼ばれる。

令和四年=2022年3月31日 文化財指定建造物修復工事 完了
永見先生が前回お出ましになられた時、唐門自体の修復は完了していたものの、辺りがまだ工事中だったので、今回は改めて「見違える程の荘厳な美しさを感じた」と 仰 おっしゃ っています。





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黒書院 国宝


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永見先生が手にしておられる巨大な御数珠は黄金海松 きんみる





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御正忌報恩講法要 ごしょうき ほうおんこう ほうよう の営まれた御影堂 ごえいどう 国宝





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白書院 国宝


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国宝の白書院入口 が 御斎 おとき 会場入口





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仏教においては「食事 じきじ」と呼ばれる、午前十時から正午までの間に食事をする習わしがあり、この時の料理を「斎 とき」と呼ぶそうです。

龍谷残本願寺では、毎年一月十日から十五日まで、御正忌報恩講 日中法要後に 御斎 おとき の接待を 国宝の対面所「鴻の間」にて行っています。





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龍谷山本願寺御用達商の皆さんが、御用達商「開明社」社員として御正忌報恩講の「御斎の接待」に出仕して戴きました。
主膳、御酒、白味噌汁、御飯、白湯 さゆ、果物、菓子、抹茶と、順にお出しくださり、手際よく片付けてくださいます。御飯や味噌汁はお代りもあるので、結構たいへんな仕事です。
それに加えて 何と 開明社の皆さんは全員が黒紋付袴姿!
永見先生は幾度も「有難し有難し」と繰返していらっしゃいました。





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龍谷山本願寺の御斎は、動物性の食材を一切用いず、一汁五菜 いちじゅうごさい を基本にした精進料理。


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永見先生は白味噌汁が大のお気に入り

御斎献立 本膳仕様
・茶津 ちゃつ 胡麻豆腐 山葵醤油
・汁椀 しるわん 蕪 豆腐 白味噌仕立
・留津 るつ 辛子和 六条麩
・二椀 にのわん 蕪 蕗 湯葉
・椿皿 つばきざら 沢庵 紫漬
・飯椀 めしわん 白米 全国の門徒より供えられた仏飯米
・折詰 おりづめ 笹巻饅頭 花麩 蓮根 椎茸 高野豆腐 蕪酢漬 金時豆 飛龍頭 ひろうす





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・京都「亀屋陸奥」の 鞍掛饅頭 くらかけまんじゅう ふたつ
・有田北組より進納された紀州有田の蜜柑ふたつ


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お薄も供せられます。





永見先生は、主膳の折詰、紀州有田の蜜柑ひとつ、亀屋陸奥の鞍掛饅頭ひとつ、そして御酒をお土産にお持ち帰りになったそうです。





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御斎 おとき の接待が行われた 国宝の対面所「鴻の間 こうのま

撮影が禁じられていますので本願寺のホームページから転載させていただきました。





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龍谷山本願寺のインタヴューを受けられる永見隆幸先生


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柊家 旅館 京都 麩屋町 永見隆幸 再訪 令和五年一月  [永見隆幸先生information]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、京都 麩屋町にある旅館 柊家 ひいらぎや を再訪されました。



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永見隆幸先生(右)柊家六代目女将 西村明美さん(左)





永見先生のホテル暮しは よく知られています。
舞台人として、アメリカ、ヨーロッパ、日本と、世界を駆巡る先生には、旅館やホテル暮し以外の選択肢が無いのかもしれません。


いつものように、多方面の芸術文化に造詣が深い永見先生のお話を基に、この記事を書き進めて参ります。


京都を代表する老舗旅館として知られる柊家は、川端康成、三島由紀夫、吉川英治、林芙美子、宇野千代らの文学者が贔屓 ひいき にし、若き日の夏目漱石も初めての京都旅行で泊ったそうです。





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柊家の本館は木造二階建の数寄屋造で新館は現代的な和風の鉄筋三階建

塀の周囲に廻らされているのは駒寄せの柵

京都 老舗旅館御三家 筆頭の呼声も高い柊家

柊家は、昔、柊屋であったらしいという説もありますが、今は柊家。「屋」ではなく「家」です。

京野菜など四季折々の新鮮な旬の素材を厳選、腕によりをかけた京懐石も味わうことが出来ます。





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柊家の門松は 寸胴 ずんどう と呼ばれる伝統的な節止 ふしどめ の松飾り

元々門松は寸胴で、削ぎと呼ばれる門松が普及してからも武家はずっと寸胴を用いていたそうです。
堅気は寸胴、水商売は削ぎと言われて来ましたが、今は厳密に区分が出来なくなっているのだとか。





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文政元年(第百二十代 仁孝天皇 江戸幕府第十一代征夷大将軍 徳川家斉)1818年、福井から京に上った初代庄五郎が庄屋として京都に居を構え、運送業や鯖街道を下って入って来る魚を扱う海産物商を始めたのが柊家の始まりだそうです。

左京区にあって正式には賀茂御祖神社と称される世界遺産の下鴨神社、その境内にある比良木神社が柊家という屋号の由来です。邪気を祓う柊の木が自生する比良木神社に、初代庄五郎が深く帰依したのだとか。

二代目庄五郎を名乗った定次郎は、柊家政貫と号すほど、本業よりも刀の鍔目貫 つばめぬき の技に長じていました。街道沿いに店があって仲間の商人の求めに応じて宿も営んでいたので、文久元年(第百二十一代 孝明天皇 江戸幕府第十四代征夷大将軍 徳川家茂)1864年、東海道の終点に位置する三条の地で旅籠を本業にしました。幕末には維新の志士が泊り、明治になってからは大臣が定宿にしていたそうです。

三代目庄五郎の頃になると、明治政府の要人は言うまでもなく、皇族、公家、華族、文人墨客にも愛されるようになりました。大正天皇の即位式が京都で行われた折には、大臣が 挙 こぞ って柊家を利用したそうです。第一次世界大戦中には、東郷平八郎元帥をはじめ、軍人の定宿としても繁盛していたのだとか。

柊家の宿泊客には、政財界はもとより、川端康成、三島由紀夫、夏目漱石、正岡子規、宇野千代、林芙美子ら、各界の著名人が名を連ねています。特に、川端康成と三島由紀夫は、頻繁に利用していたらしく、柊家が別宅と言われるほどでした。海外からの来訪者も、各国の王族、政財界の重鎮、チャーリー・チャップリンや アラン・ドロンら、枚挙に暇 いとま がありません。





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永見先生は、「柊家の『古色 こしょく』とは、『使い込まれた質感の輝き』なのであって、『手垢 てあか に 塗 まみ れた不潔さ』などとは全く無縁です。自分は、それをレトロ感覚とは解さず、ノスタルジックにも捉えません。柊家は、断じて過去の遺物ではなく、今も息づく日本の文化です。柊家の『古色 こしょく』は、歴史と伝統が放つ艶消の光。そう考えているのです。」と仰 おっしゃ います。





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往時は入口から玄関まで人力車も出入していたので広々とした間口





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柊家の玄関に腰掛ける永見先生


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正月の設え 紅白梅盆栽寄植 俵熨斗 たわらのし 干支に因んだ 兎の置物

永見先生に伺ったところ、俵熨斗は、米俵を熨斗 のし で拵 こしら えた物だそうです。縁起のよい奇数の三ツ俵に稲飾りが添えられています。米俵は、五穀豊穣つまり豊かな実りの象徴で、それを重ねて「家内安全」「商売繁盛」を祈念するものなのだとか。京都伝統の正月飾で、床の間や玄関先、お茶席などにも飾られるそうです。





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重野成斎 しげの せいさい の書「來者如歸 らいしゃにょき


きた る者 帰るが如し。
柊家の三代目が揮毫して戴いたのだとか。柊家では、訪れる人が我が家に帰って来たように寛 くつろ ぐことの出来る持成 もてな しを心掛けていらっしゃるそうです。



重野安繹 しげの やすつぐ
文政10年10月6日=1827年11月24日~明治43年=1910年12月6日 享年83歳
薩摩藩、鹿児島県出身。
号は、成斎 せいさい 曙戒軒鞭 しょかいけんべん。字は子徳。通称は厚之丞。
漢学者。歴史学者。日本最初の文学博士。私塾「成達書院」開校。太政官正院修史館館長。帝国学士院会員。帝国大学文科大学教授。公益財団法人「史学会」初代会長。東京学士会院会員。勅選貴族院議員。錦鶏間祗候 きんけいのましこう。
著書に、『赤穂義士実話』『稿本国史眼』『教育勅語衍義』『帝国史談』『支那疆域沿革図』『成斎文集』『大日本維新史』『万国史綱目』『国史総覧稿』ほか。





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柊家の御帳場


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柊家の応接間



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神楽鈴 かぐらすず

永見先生によると、古来より鈴は魔を祓い福を呼ぶと考えられ、縁起物の正月飾りや床飾りとして神楽鈴を用いる事があるそうです。





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仏手柑 ぶっしゅかん 学名 Citrus medica var. sarcodactylus

主に観賞用で、茶席の生花や正月飾りとして用いられ、身は少ないものの食用にもされると、永見先生から伺いました。インド原産で、国内では殆どが鹿児島産ですが、和歌山や佐賀などでも生産されているそうです。





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賀茂比良木大神の御札


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訶梨勒 かりろく

永見先生にお聞きしたところ、訶梨勒 かりろく は、新年、慶事、茶席などにて飾られる縁起のよい香袋なのだとか。室町時代の柱飾りだそうです。昔から、訶梨勒(訶子 かし)の実は薬用に供されており、魔除けや厄除けとして、訶梨勒の実を袋に入れて柱に飾ったのが始まりと言われています。





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応接間の天井





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永見先生が本日お泊りのお部屋は二階



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永見先生のお部屋の入口

小説『放浪記』『晩菊』『浮雲』などで知られる女流文学者の 林芙美子も、この部屋に泊まったそうです。


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次の間から見る部屋の入口





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三条実美の書『霊心平氣』

三条実美 さんじょう さねとみ 三條實美
天保八年二月七日=1837年3月13日~明治24年=1891年2月18日薨去 享年53歳
正一位大勲位公爵。第三十一代 三条家当主。公卿、政治家。
幕末における尊王攘夷討幕派の中心人物とされる。明治維新以降、元勲として、右大臣、太政大臣、内大臣、貴族院議員などを歴任。明治二十二年十月から十二月、内大臣の三条実美が内閣総理大臣を兼任した。薨去の直前には明治大帝が親しく三条実美をお見舞いあそばされ、国葬を以て送られている。





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本間から見た次の間


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寛がれる永見隆幸先生





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御着菓子 ウェルカム・スウィーツ


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ほう じ茶も、汲出 くみだし を、茶托ではなく、蓋付の茶台に載せて供せられます。

汲出 くみだし とは何か永見先生に伺ったところ、来客用の湯呑茶碗を指して言うのだそうです。普段使いの湯呑とは区別されるのだとか。





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付書院





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如意寶 にょいほう

如意寶は、如意宝珠や如意珠ともいう。サンスクリット語のチンターマニ cintāmai の訳。チンターは思惟 しゆい、マニは珠を指す。龍王の脳の中から出て、いかなる願望をも成就し、意の儘に財宝を得る事が出来、病気や苦悩を癒すという空想上の宝珠。毒にも侵されず、火にも焼かれず、濁った水を清らかにし、悪を誅し、災禍を免れる功徳があると言われる。如意輪観音、馬頭観音、地蔵菩薩、虚空蔵菩薩などの持物 じもつ、三昧耶形 さんまやぎょう とされる。真言宗をはじめとして密教において重んじられる。


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洗面所から見たステンドグラス


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風呂場から見たステンドグラス


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電気を消すとより鮮やか





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日本に洋式トイレが普及し始めたのが1960年頃で昭和の中頃までは殆どが和式の雪隠 せっちん


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何と 洋式トイレも隣にあります!





永見先生は食事を柊家新館でお召上りになりました。





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栃の木を刳り貫いて作られた洗面台





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新しい感覚の床の間


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床の間の奥にある坪庭


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自然に完璧に隠されているエアコン


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網代





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鴨居の上には長押や欄間などが何も無く開放的


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柊家の料理長は岩山泰久さん





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柊家六代目女将 西村明美さん(左)が ご挨拶にお越しくださいました。





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富翁 純米吟醸原酒 濁酒





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先付


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甘鯛 千枚漬 鯑 数の子 出汁ジュレ 振柚子


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菜種胡麻和 大徳寺麩





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蛤真丈 椎茸 蕗 木芽





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造里


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焼物 鯧 まながつお 垂焼 たれやき 金柑 大徳寺納豆 松葉





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八寸 車海老 黒豆 長老喜 ちょろぎ 唐墨 青味大根





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凌 鮭卵 いくら 飯蒸 銀杏 振柚子





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合鹿椀のような高台の高い大振りの御椀


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煮物 海老芋揚出汁 雲子 一味下 浅葱 旨出汁





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食事 香物 三種


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零余子 むかご 御飯 新潟魚沼産越光 こしひかり


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留椀 


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赤出汁 牛蒡 芹 粉山椒


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果物


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紅聖母 べにまどんな 苺





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お茶の御用意


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お茶請は京都三条菓子司「寛永堂」の干支煎餅





永見先生は朝食も新館にて摂られました。

新館廊下の設えも楽しめるそうです。





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松篁の絵

上村松篁 うえむら しょうこう

明治三十五年=1902年11月4日~平成十三年=2001年3月11日
・1902年(明治35年) 京都に生れる
・1921年(大正10年)『閑庭迎秋』で帝展初入選
・1924年(大正13年) 現在の京都市立芸術大学の前身である京都市立絵画専門学校を卒業
・1928年(昭和3年) 『蓮池群鴦図』帝展特選
・1948年(昭和23年) 奥村厚一、秋野不矩、山本丘人らと日本画の団体『創造美術 現在の創画会の前身』を結成
・1959年(昭和34年) 芸術選奨文部大臣賞 受賞
・1967年(昭和42年) 日本芸術院賞 受賞
・1968年(昭和43年) 京都市立芸術大学名誉教授になる
・1973年(昭和48年) 勲三等瑞宝章 受章
・1981年(昭和56年) 日本芸術院会員になる
・1983年(昭和58年) 文化功労者に選定される
・1984年(昭和59年) 文化勲章 受章
・1994年(平成6年) 松伯美術館 開館
・2001年(平成13年) 逝去 享年98歳
代表作
『金魚 』1929年 松伯美術館蔵
『星五位』1958年 東京国立近代美術館蔵
『樹下幽禽』1966年 日本芸術院蔵
『万葉の春』1970年 松伯美術館蔵
『閑鷺』1977年 山種美術館蔵





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鏡餅 かがみもち は 餅を神仏に供える日本の伝統的な正月飾り、床飾りです。穀物神すなわち食べ物のかみさまである歳神 としがみ 様への供物であり、歳神様の依代 よりしろ とされています。
昔の鏡の形に似ている事から鏡餅と呼ばれるようになったそうです。当時の鏡は丸形の青銅製で主に神事に用いられていたのだとか。三種の神器の一つである 八咫鏡 やたのかがみ を形取ったものとも言われます。三種の神器、八尺瓊勾玉 やさかにのまがたま に見立てた物が橙 だいだい で 天叢雲剣 あめのむらくものつるぎ に見立てた物が串柿とされます。





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瓢箪形襖引手





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昨晩の床の間とは打って変った朝の表情





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朝食も極めて充実していると喜ばれる永見先生





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湯豆腐の桶と御櫃 おひつ


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湯豆腐の桶は 人間国宝 中川清司作





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薬味





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湯豆腐の桶は 何と 炭で温められています!


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明治三十九年=1906年創業「平野とうふ」の豆腐


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豆腐嫌いだった筈の白洲次郎に気に入られた「平野とうふ」の豆腐





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風呂吹大根 ふろふきだいこん





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笹鰈





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新潟魚沼産越光 こしひかり





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永見先生のお部屋から眺める庭の景色


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柊家四代目女将の句碑

朧夜乃 おぼろよの 阿可 あか りが星 ほし う 愛宕山 あたごやま





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御薄と饅頭


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お出掛けの準備が整い柊家の玄関に佇む永見先生





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永見先生に伺ったところ、これは餅花 もちばな という正月や小正月に飾る縁起物だそうです。白膠木 ぬるで えのき 柳などに小さく切った紅白の餅や団子を挿すのだとか。その年の、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などを祈念して 拵 こしら えます。左義長 さぎちょう や どんど焼きと称される小正月の火祭りに焼いて食べると無病息災でいられるという言伝えもあるそうです。


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カシミアのオゥヴァー・コートも三つ揃も、天皇陛下のテイラーとして知られる服部晋さんが、英国生地を厳選し、永見先生のために仕立ててくださったものです。





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お出ましになられる永見先生





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五東由衣 舞台 東京 ディライトフル・グループ・メンバー 鑑賞 [メリー情報]



永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニーのミュージカル『カーテン・アップ! CURTAiN UP!Sarah Bernhardt』と『ザ☆ブロードウェイ THE☆BROADWAY』に ご出演くださった 五東由衣 ごとう ゆい さんの舞台を ディライトフル・グループ・メンバーが鑑賞しました。





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五東由衣(中央)
GOTO Yui

永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニーのミュージカル『カーテン・アップ!』で主役のサラ・ベルナールを務め、『ザ☆ブロードウェイ』で往年の大女優ローズマリー・シンプソン役を務めて好評を得た。
『SFX-OZ オズの魔法使い』で初舞台を踏む。その後、宮本亜門演出『エニシング・ゴーズ』『20世紀号に乗って』などに出演。
劇団四季に入団し、『美女と野獣』ベル役、『オペラ座の怪人』クリスティーヌ・ダーエ役、『アイーダ』アムネリス王女役、『サウンド・オブ・ミュージック』エルザ役、『壁抜け男』イザベル役、『マンマ・ミーア!』ドナ・シェリダン役、『キャッツ』ジェミマ役/ジェリーロラム=グリドルボーン役など、多数の作品に出演した。21年にわたり在籍。
劇団四季を退団後も、『オンディーヌ』『李香蘭』『ホンク!』ほか、数多くのミュージカルやコンサートなどの舞台で活躍。
現在、洗足学園音楽大学ミュージカルコース講師。





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永見隆幸先生が贈られたスタンド花


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永見先生の楽屋見舞 ~ あっという間に無くなったのだとか ♬



さて 二度あることは三度ある!かな?!





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五東由衣(後列中央:ミュージカル俳優)
桜井ゆう子(手前:脚本/演出/振付)
安藤麻美(後列右:演出助手/振付助手/製作助手)
加藤雅之(後列左:制作)





キャスト スタッフ オーケストラ 紹介
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サウンド・ステップス 令和五年 2023 初放送 FM AICHI 80.7 Sound Steps 永見隆幸 黒江美咲 [本 新聞 テレビ ラジオ 等]



敬 頌 新 禧 けい しょう しん き


謹んで新春のお慶びを申し上ます



旧年中は格別なる ご厚情を賜り 誠に有難く
厚く御礼申し上げます

本年も変らぬ ご支援 ご協力を賜りますよう
伏して お願い申し上げます

皆様の ご活躍 ご健勝 ご多幸を
心より お祈り致します


令和五年正月元旦
サウンド・ステップス





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永見隆幸(左:レギュラー・ゲスト)
黒江美咲(右:パーソナテリティ)





Happy New Year!


May the year of 2023 bring you a lot of love, peace, joy, happiness, and smiles.


January 1, 2023

"Sound Steps"





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KUROE Misaki(right:Radio Personality)
NAGAMI Takayuki(left:Regular Guest)





恒例の「新年に思う所を込める一文字」!

今年一年をどのような年にしたいかを 一文字 ひともじ で表わそうという新春特別企画です。





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先ずは美咲ちゃんから!


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草冠が見えます ♬


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種を蒔くの「蒔」という字


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サインして…


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完成!





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永見先生は…


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御自身のお名前から一字とって「幸」





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お二人の字を 繁々 しげしげ と眺める須渕ディレクター(右)





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二文字の間が少し寂しいので何か描きましょうかと黒江さん


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蒔いた種の花が咲くようにと花を描く黒江さん





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整いました! 

幸せを蒔くとも、色々な種を蒔いて幸せの花を咲かせるとも、様々な解釈が出来ます。
どちらにしても、希望に満ちた未来を描く事の出来る二文字で、新春を飾るに相応しく縁起のよいスタートになりました。


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出演者控室にて


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左から:
・God Hand 神の手を持つと謳 うた われる番組ディレクター須渕康夫さん
・番組パーソナテリティの黒江美咲さん
・番組レギュラー・ゲストの永見先生





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出演者控室にて出番を待つ永見先生(右)黒江美咲さん(左)


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毎週土曜日15:55オン・エアー!

エフエム愛知のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス ~ Sound Steps」

歌やダンスや演劇や演奏 そんな舞台の魅力をお届けします ♬

どうぞ お楽しみに。

皆様のおかげで「サウンド・ステップス Sound Steps」は 昨年7月16日(土)に放送300回を迎えることが出来ました! 愈々 いよいよ 長寿番組の仲間入り。
そのほかにもサウンド・ステップスに縁起のよい話題が多く、我々にとっては慶事の重なる年になりました。これも偏 ひとえ に、リスナーの皆様、ご協力くださっている方々のおかげと、謹んで厚く御礼申し上げます。

本年は、放送350回を迎える予定です。
皆様に喜んでいただける番組づくりに励み、更なる高みを目指して参ります。
どうぞ本年も、昨年同様、ご愛顧賜りますよう、伏して お願い申し上げます。





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伏見永幸稲荷 永見隆幸 企画 立案 プロデュース 再訪  [永見隆幸先生information]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が、企画、立案、プロデュースされた「伏見永幸稲荷 ふしみえいこういなり」に 令和五年初春の参詣をされました。



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伏見永幸稲荷 ふしみえいこういなり 神苑





伏見永幸稲荷は、伏見稲荷大社より 本大斎祀式 御神璽勧請 おみたまかんじょう を 受けていらっしゃいます。





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伏見永幸稲荷神苑入口に佇む永見先生


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神苑入口正面に配 あしら われている紋章は伏見永幸稲荷の御神紋「抱稲紋 だきいねもん」(西口神具店製作)

伏見永幸稲荷の神域は頑丈なドームに覆われているので 天候に左右され難く 雨の日の参拝も可能





伏見永幸稲荷は、私有地に建てられていますので、一般の方に参拝していただけないのが残念です。





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手水 ちょうず にて手を清められる永見先生

永見先生のご指定で水道の蛇口も竹型の凝った鋳物


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小さいながらも手水舎 ちょうずや/てみずしゃ/てみずや があり、ちゃんと注連縄 しめなわ (西口神具店)が張ってあります。





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伏見永幸稲荷には、元々千代保稲荷大神が祀られ、伏見稲荷大社より御神璽勧請 おみたまかんじょう を受けられた 縁 ゆかり で、伏見永幸稲荷大神、伏見稲荷大神、千代保稲荷大神の三柱の大神をお祀りしています。


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こちらの三枚の招木 まねき は、橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉師匠による手書きの題字、福善堂坂井看板店さんの額彫りと呼ばれる手法の手彫りによる招木看板です。





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庵治石の石碑「伏見永幸稲荷大神」

庵治石 あじいし は、花崗岩のダイヤモンドと呼ばれ、その、きめ細やかな地肌、艶やかな光沢、石目の美しさを以て世界最高の品質と謳 うた われています。粒子の大きさで、細目 こまめ、中細目 ちゅうこまめ、中目 ちゅうめ などと分類されますが、この石碑は、細目の中でも最も高く評価される最上級材で、微小な黒雲母 くろうんも の数が多く、艶 つや やかに磨かれた石の面に、斑が浮くと表現される二重の絣模様 かすりもよう が見られます。永見先生が、どうしても石碑には最高級の庵治石を用いたいと仰 おっしゃ って高松の石材店から取寄せられたものだそうです。小口には、職人による手彫りで「銀杏面取 ぎんなんめんとり」が施されています。


ひのき 製 朱塗 しゅぬり 春日燈籠 かすがどうろう は 西口神具店制作





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伏見永幸稲荷には、石の鳥居一基と木の鳥居七基の合計八基の鳥居が設置されています。

神苑を囲む檜 ひのき の朱塗 しゅぬり 玉垣 たまがき は全て西口神具店の製作





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両部鳥居 りょうぶとりい に佇む永見先生

朱塗 檜 ひのき 製 鳥居七基は全て西口神具店製で 最も入口に近い鳥居が両部鳥居 りょうぶとりい なのは 永見先生のご意向

両部鳥居 りょうぶとりい とは、二本の本柱の前後に夫々 それぞれ 稚児柱 ちごばしら と呼ばれる低い控柱 ひかえばしら を設け、本柱と控柱の間に上下二本の控貫 ぬき で連結した鳥居。控柱の笠木の上に屋根がある。
両部とは、金胎両部、即ち、密教二大法門の金剛界と胎蔵界の両界を指す。両部鳥居は、神仏習合を示す名残と言われる。四脚鳥居、稚児柱鳥居、権現鳥居、枠指鳥居などの別名がある。





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両部鳥居に掲げられた伏見永幸稲荷大神の神額 しんがく を仰ぎ見る永見先生


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この神額は、国の重要文化財に指定された「伏見稲荷大社の楼門」に掛けられている神額に倣 なら って制作されました。

橘流書家で江戸文字の大家として知られる橘右之吉師匠、福善堂坂井看板店さん、指物益田さんをはじめ、名だたる江戸職人が大勢この神額制作に携 たずさわ ってくださいました。





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伏見永幸稲荷に参拝なさる永見隆幸先生


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勘違いしている方がおられますが、稲荷宮 いなりのみや は決して狐を神様として祀 まつ っているのではありません。稲荷神 いなりのかみ に仕える「お使い」が白狐 びゃっこ で、人間の目には見えない存在なのだとか。いずれにせよ、野山を駆回る狐とは全く関係ないそうです。





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伏見永幸稲荷御本殿も西口神具店の製作

御本殿の台座は、自然石を生かした石垣の上に、国産石材で組まれています。
御本殿の前に敷かれた拝石 おがみいし も国産の一枚岩。
白い玉砂利は、御本殿の周りにのみ敷かれています。





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永見先生が奉納された朱塗檜製鳥居





永見隆幸先生が、企画、立案、プロデュースされた伏見永幸稲荷は、実に素晴らしいの一言に尽きます。
先生は、本当に、何でも出来てしまう方なのではないでしょうか。舞台でもそうですが、創ることに興味がおありで、鋭い感性と豊富な知見を以て、凄まじい集中力で圧倒的なものを制作なさる。類 たぐい まれなる創造的才能を持つ、尊敬 措く 能 あた わざる芸術家です。





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伏見永幸稲荷 竣工祭 奉祝祭 斎行
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伏見永幸稲荷 稲荷宮 完成
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伏見永幸稲荷 入魂祭
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伏見永幸稲荷 初午祭 斎行
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伏見永幸稲荷 神紋 注連縄
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謹賀新年 令和五年 2023 永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー NAGAMI Takayuki & Merry Artists Company New Year's greetings [メリー情報]



頌 春


謹んで新年の御祝詞を申し上ます





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旧年中は 格別なる御厚情を賜り 誠に有難く
厚く御礼申し上ます

本年も変らぬ 御支援 御協力を賜りますよう
伏して お願い申し上ます

いずれも様の 御活躍 御健勝 御多幸を
心より お祈り申し上ます

本来ならば 拝顔の上 御挨拶申し上るべき処
略儀ながら 先ずは書中を以て 御挨拶申し上ます


令和五年正月元旦 2023年1月1日 朝

永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー





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メリー・アーティスツ・カンパニー 永見隆幸 芸術監督

永見先生お召のモーニング Morning Dress は、天皇陛下のテイラーとして知られる服部晋さんが仕立ててくださったものです。海外でも これだけ礼服が着こなせて お似合いになる方が おいそれとは いらっしゃらないそうです。

門松は 浅草「宝船熊手 たからぶねくまで よし田」さんの御手製





以下は、永見先生に伺った話ですが、門松を飾る風習は、平安時代には、既に見ることが出来るらしいということです。
門松には、「寸胴 ずんどう」と「削 そぎ」の二種類があり、水平に竹の切られている寸胴が本来の形で、江戸時代以前は寸胴が一般的だったようです。江戸時代でも武家の家では寸胴の門松が飾られたのだとか。浅草の宝船熊手よし田さんの門松も寸胴。削 そぎ は、江戸時代以降に広まったそうです。
そぎ は粋筋 いきすじ で寸胴 ずんどう は堅気 かたぎ とか、徳川家康と武田信玄の逸話とか、面白い解釈が色々あります。種類や置き方によってご利益が異なるという説も、明確な根拠のあるものではなく、拘 こだわ る必要が無さそうです。
黒松は雄松 おんまつ とも呼ばれ、雄松の門松を向って左に置くのが慣わしです。赤松は雌松 めんまつ とも呼ばれ、雌松の門松は向って右に置きます。
飾り始めは、12月13日の「正月事始め」以降にすべきとされ、12月29日に飾るのは二重苦や苦待つに通じ、12月30日や31日に飾るのは弔事の一夜飾りに通じ、忌み嫌われます。
本来は、松の内、15日の小正月まで飾るべきものらしいのですが、明暦の大火のあと、寛文2年=1662年、防火の観点から、江戸幕府が「町中表裏之松かさり明七日之朝取申可事 ~ 町中の表裏の松飾りを明くる七日の朝に取り申す可きこと」との町触 まちぶれ を出したので、飾る期間が短くなったと言われています。





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メリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)にて





May the new year bring you peace, joy, and happiness.





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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー2022ミュージカル『カーテン・アップ!』スタッフ総見





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『カーテン・アップ!』オリジナルTシャツを身に着けるキャスト





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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー2022ミュージカル『カーテン・アップ!』メリスタ(メリー・アーティスツ・カンパニー専用スタジオ)にてのリハーサル打上





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誠に恐れ入りますが 「写真や画像やロゴ等の転載は厳禁」ですので ご了承ください。
Sorry but the reproduction of the photograph and the logotype is strictly forbidden.





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