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赤坂浅田 永見隆幸 再訪 加賀料理 料亭 東京 赤坂  [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、東京の赤坂にある加賀料理の料亭 赤坂浅田 を訪問されました。



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赤坂浅田 女将 浅田紀子さん(左)永見隆幸先生(右)





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赤坂浅田のルーツは、萬治二年=1659年創業の加賀藩中荷物御用「浅田屋伊兵衛」、慶應三年=1867年創業の旅人宿「浅田」。料理の素材は金沢から直送しているそうです。





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永見先生が本日お食事をお召上りになる「梅の間」


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床の間の前にご着座される永見先生





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先付 毛蟹脚身出 金時草 きんじそう 蔓紫 つるむらさき 花 千鳥酢





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前菜
車鯛昆布〆 焼占地茸 茗荷酢取 蔓紫 つるむらさき 葉浸 鮴 めばる 唐揚 干口子蓮根 蓮玉 蓮根煎餅 新銀杏 松葉 酢橘


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御椀


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松茸土瓶蒸 鰈 結三葉





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造里 鱧薄造里 





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造里 伊勢海老洗 烏賊菊造 キャヴィア





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中皿 和牛腩 サーロイン 炭火焼 小松菜 松茸炭火焼 酢橘





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焼物 鮑塩釜焼 生雲丹風味 万願寺唐辛子





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煮物替 喉黒 のどぐろ 味噌漬 白無花果 いちじく 蓮芋





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吸物 喉黒鎌 のどぐろ カマ





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食事


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松茸御飯


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水菓子 ルビーロマン Ruby Roman ゼリー





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甘味 能登大納言水羊羹





永見先生に赤坂浅田について伺いました。


素材がよく吟味されており、加賀料理独特の出汁の引き方を堪能しましたし、火の入れ具合もたいへん結構。何をいただいても美味しく、加賀料理を心行くまで味わいました。すっきりとした品のよい設 しつら えが素晴らしく、五感を働かせて、空間も時間も充分に楽しむことが出来ます。





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この日、永見先生は、赤坂芸者衆の踊りを満喫されました。


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立方 たちかた の芸者衆





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赤坂育子 姐さん


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芸者として初めて、旭日双光章 芸術文化功労 を受章。その前年には文化庁長官表彰を受ける。花柳界の生ける伝説と称されている。熊本県芸術文化特別功労賞も受賞した。
歌舞伎座、国立劇場、NHKなど、数々の舞台に出演。ワシントンD.C.より招聘され「さくらまつり」の舞台を務める。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」「日本の芸能」「ブラタモリ」TOKYO MX「五時に夢中」テレビ東京「出没!アド街ック天国」テレビ朝日「ワイド!スクランブル」 映画『沈まぬ太陽』などに出演。産経新聞「話の肖像画」に連載された。
美形麗人芸者の呼び声高く、篠山紀信の撮影で、週刊朝日 昭和五十五年元旦号(1980年1月4日)の表紙を飾っている。
岸信介、佐藤栄作、田中角栄、川上哲治、金田正一、長嶋茂雄、王貞治、石原裕次郎、勝新太郎、美空ひばり、力道山ら、錚々 そうそう たる名士を虜にして来た芸者の中の芸者。現在、置屋 曉正林 あけまさばやし の主。
昭和十五年二月二十一日、熊本生れ。


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週刊誌の表紙を飾った赤坂育子姐さん


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25歳頃の育子姐さん





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地方 じかた の芸者衆

永見先生が何者かを上演前に知る処となり、芸者衆が、ホントに緊張したと語っていました。





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赤坂育子 姐さん


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赤坂真由 姐さん


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赤坂こいく 姐さん


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赤坂小巻 姐さん


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赤坂よし子 姐さん


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永見隆幸
NAGAMI Takayuki

音楽家/著作家/舞台ディレクター
20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツァルトの『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『後宮からの誘拐』デルモンテや、ヴェーバー『魔弾の射手』マックスなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

ヴェルヴェット・ヴォイスのマエストロと称され、トリノ王立歌劇場などに出演する。数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演をはじめ、常に脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『ザ☆ブロードウェイ』バーディ・ウォリントン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感や抜群の表現力が高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO のリード・ヴォーカリスト Lead Vocalist。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。現在、新録音進行中。

東海地方においても活躍。芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。放送300回を超えて長寿番組となった毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き めきき」や「見巧者 みごうしゃ」と呼ばれている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。
(プロフィール作成:ザ・ディライトフル・カンパニー)





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ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



本質的な所で多様性の意義をご理解していらっしゃいますね。

世界各地で研鑽を積んで来られた方は 流石に仰 おっしゃ ることが違います!





赤坂浅田 永見隆幸 訪問
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金田中 新橋 永見隆幸 訪問 老舗料亭 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、東京 新橋の 日本を代表する老舗料亭 金田中 かねたなか を訪問されました。



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永見隆幸先生(右)
金田中女将の岡副徳子さん(左)





新喜楽と共に二大料亭と称される金田中は、大正時代の半ば木挽町に創業。一見お断りの紹介制。芸者衆の華を添えて、旬の食材を活かした喰切り料理が信条。金田中の松本昇総料理長は、本年、黄綬褒章に輝いている。





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永見隆幸先生

お召になっている白の三揃いは、天皇陛下のテイラーとして知られる服部晋さんが永見先生のために仕立ててくださったものです。実によくお似合い!


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次の間





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本間





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床の間





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宗像志功


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床の間を背に着座される永見先生





永見隆幸
NAGAMI Takayuki

音楽家/著作家/舞台ディレクター
20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツァルトの『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『後宮からの誘拐』デルモンテや、ヴェーバー『魔弾の射手』マックスなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

ヴェルヴェット・ヴォイスのマエストロと称され、トリノ王立歌劇場やカーネギー・ホールなどに出演する。数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演をはじめ、常に脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『カーテン・アップ』グラン公爵役、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『ザ☆ブロードウェイ』バーディ・ウォリントン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感や抜群の表現力が高い評価を得ている。
メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO のリード・ヴォーカリスト Lead Vocalist。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。現在、新録音進行中。

東海地方においても活躍。芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。放送300回を超えて長寿番組となった毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き めきき」や「見巧者 みごうしゃ」と呼ばれている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。
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塗物のお絞り置き





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永見先生を囲んで 金田中の女将と新橋芸者衆





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金田中女将 岡副徳子さん(左)





立方 たちかた 踊り手



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新橋 秀千代 姐さん(左:花柳流)





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新橋 喜美勇 姐さん(左:尾上流)





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新橋 ぼたん 姐さん(左:花柳流)





地方 じかた 演奏者



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新橋 照代 姐さん(左:長唄)





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新橋 百々香 姐さん(左:囃子)





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永見先生に金田中について伺いました。


何をいただいても美味しい。素材がよく吟味されており、仕込や下拵えも見事。建物も設えも素晴らしく、正に五感で味わう場と言えましょう。中居さんも芸者衆も実に細やかな心配りで、真の「持成 もてな し」も堪能することが出来ます。





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金田中玄関にて永見先生をお見送りくださる新橋芸者衆





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ご贔屓 ひいき 様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



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ラ・メール・ザ・クラシック 永見隆幸 再訪 Restaurant La Mer The Classic フランス料理 フレンチ 志摩 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、志摩にあるフランス料理のレストラン「ラ・メール・ザ・クラシック La Mer The Classic」を再訪されました。



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志摩観光ホテル・ザ・クラシックのエントランス

山崎豊子『華麗なる一族』の舞台になったことで、志摩観光ホテル・ザ・クラシックをご存知の方も多いのでは。





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ロビーで寛 くつろ がれる永見先生


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美術品が至る所に





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レストラン「ラ・メール・ザ・クラシック La Mer The Classic」のエントランス


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藤田嗣治の大作『野あそび Partie de campagne』1936(昭和十一年)油彩・キャンヴァス 約160×350cm


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このほかにも香月泰男や小磯良平など、質の高い絵画が多数所蔵されています。





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平成二十八年=2016年に開催された「G7伊勢志摩サミット」の際、各国首脳が実際に食事を摂った場面が再現されており、椅子やテーブルなども当時のままです。

ラ・メール・ザ・クラシック La Mer The Classic の料理は、2016年5月26日のワーキング・ディナーでG7首相陣を唸 うな らせたことで知られています。特にドイツのメルケル首相は「あなたが作ったの?」と総料理長の樋口宏江シェフに握手を求めたほどだったとか。


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第九十八代 日本国内閣総理大臣 安倍晋三 大勲位のお座りになった席に腰掛けられる永見先生





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英虞湾 あごわん の島々をデザインした位置皿 show plate は大倉陶園の特注品





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三重特産の玉城豚 たまきぶた を用いた アミューズ・ブーシュ Amuse Bouche





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雲丹ボンファム キャヴィア添え





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ラ・メール・ザ・クラシック La Mer The Classic 名物の一つ 英虞湾 あごわん の夕焼





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黒鮑 あわび ステーキ ブール・ノワゼット・ソース

この鮑ステーキは、漫画「美味しんぼ」でも紹介されたので、ご存知の方が多いのではないでしょうか。





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伊勢海老クリーム・スープ


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伊勢海老ジュレ 車海老 鮑 あわび キャヴィア


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伊勢海老アメリカン・ソース


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松阪牛フィレ肉ステーキ ペリグー・ソース


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デセール dessert コーヒー


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宇治茶のムース 牛乳のソルベ添え


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プティ・フルー Petite fleur 小菓子





永見先生に ラ・メール・ザ・クラシック La Mer The Classic について伺いました。


極上の食材を用い、素材の旨さを最大限に引出していると思います。何をいただいても美味しい。
スタッフの気さくなホスピタリティにも大いに好感が持てます。





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ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



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八勝館 御幸の間 永見隆幸 再訪 料亭 懐石 日本料理 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、日本を代表する懐石料理の老舗料亭の一つ 八勝館 はっしょうかん を 再訪されました。



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永見隆幸先生(右)八勝館 女将 杉浦香代子さん(左)





永見先生から伺ったお話を基に、八勝館について記述します。先生は、建築、庭、設 しつら え、食文化に至るまで、本当に何でもよくご存知で、芸術文化に対して極めて造詣が深くていらっしゃいます。



老舗料亭として全国に知られる八勝館の創業は 大正14年=1925年。明治時代に建てられた材木商 柴田孫助の別邸が、明治43年=1910年、料亭旅館 八勝館になった後のことです。八勝館の名称は、明治時代の真言宗の僧侶 雲照律師 うんしょうりっし による禅語「八勝道」が由来だそうです。ミシュラン星付の名店、北大路魯山人ゆかりの店としても知られています。





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西門


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先生の向って左の柱に見えるのは 黒主山 くろぬしやま の 粽 ちまき

永見先生によると、笹の葉で作られた厄病や災難除けの御守だそうです。天然素材を用いた手作りの御守で、玄関先などに飾ると泥棒や悪事除けになると言い伝えられているのだとか。





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玄関


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永見先生がお召のディレクターズ・スーツ Director's suit は、昭和大帝、上皇陛下、今上陛下の三代にわたって「天皇陛下のテイラー」として知られる 服部晋さんが、永見先生のために仕立ててくださったものです。





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組子細工の衝立


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ロビーにて一服なさる永見先生


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八勝館は、令和二年=2020年、国の重要文化財に指定されました。料亭建築とその一帯が指定されることは、極めて珍しく、歴史的価値が高いそうです。対象は、次の九棟と土地。

・玄関棟
明治中期の建築。式台、内玄関、玄関の間、応接室。
・松の間
明治中期の建築。
・御幸の間
昭和二十五年=1950年、昭和大帝の行幸に当り、堀口捨己の設計により建てられた。月見台が設けられている。
・新座敷
明治後期の建築。昭和二十八年=1953年、堀口捨己によって増築。紅梅の間、白菊の間、蘭の間、竹の間、松の間と次の間からなる。
・菊の間
明治後期の建築。昭和二十八年=1953年、堀口捨己によって改修。菊の間と次の間、紅葉の間と次の間からなる。
・田舎家
昭和十三年=1938年、滋賀県甲賀地区の古民家を移築。
・正門
明治時代中期の建築。
・西門
明治時代中期の建築。
・中門
明治時代中期の建築。





御幸の間へは長い廊下をわたって行きます。





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愈々 いよいよ 昭和天皇 皇后 両陛下がお泊りあそばされた 御幸 みゆき の間へ。戦後の数寄屋建築 第一人者と謳 うた われる一人 堀口捨己 ほりぐち すてみ の設計によるものです。
本間十六畳、次の間十畳、入側十六畳。
完成翌年の昭和二十六年=1951年、日本建築学会賞を受賞。日本の近代建築100選。令和二年=2020年、国の重要文化財に指定。


御幸の間が出来たのは、昭和二十五年=1950年です。「戦後の物資が乏しい中で、よくぞこれだけの良材が集められたものだ。関った職人達は、相当苦労したに相違ない。」と、永見先生が その労苦を偲んでいらっしゃいました。


永見先生は この日も 御幸の間でお食事を召上ります。



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次の間


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右の床脇 とこわき


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右の床脇 とこわき から左の床脇を眺めた様子

四間(約七メートル半)もある 杉面皮 すぎのめんかわ の 床框 とこがまち が特長

この床框に用いられた杉は 数百本の中から選ばれた一本なのだとか。





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左の床脇 とこわき から右の床脇を眺めた様子

やはり、長さ四間の 杉面皮 すぎのめんかわ の 床框 とこがまち の存在感が半端ではありません。





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左の床脇 とこわき





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南側に位置する付書院 つけしょいん


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桂離宮の 笑意軒 しょういけん に倣 なら った丸窓





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池側の南に面する入側 いりがわ





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観月台側の東に面する入側





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観月台にて寛がれる永見先生


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観月台から観る池


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田舎家 国指定重要文化財

昭和十三年=1938年、滋賀県甲賀地区の古民家を移築。


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御幸の間から これも国指定重要文化財「松の間」の方を眺めた景色

松の間も永見先生好み


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中門 なかもん 国指定重要文化財 木造 桁行一間 梁間一間 茅葺及び銅板葺


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屋内からの眺めも趣があります。


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南に面する入側から観る池


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池を掃除されたばかりだそうで、池の底の石なども はっきりと見ることが出来ます。

まさか永見先生がお越しになられるので掃除なさった訳ではないと思いますが…





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次の間から本間を観たところ


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南北軸の中央一直線に障子を嵌めて 左右非対称の 棹縁天井 さいぶち てんじょう





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本間から次の間を観たところ


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印金更紗





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着座なさる永見先生


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八勝館名物 八勝煎餅

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御献立





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先付


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蝦蛄 しゃこ 生姜 溜 たまり 付焼 白瓜大蕪挟 新銀杏塩煎松葉刺





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吸物


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菱蟹真丈 蓮 はす 芋 蓴菜 じゅんさい 丁子麩 ちょうじふ 柚子





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造里


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すずき かさね 造里 障泥烏賊 あおりいか 細切 鱣子 キャヴィア 穂紫蘇 ほじそ 南瓜剣 紫芽 むらめ 大葉 山葵





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口取


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酸漿 ほおずき 入 細 うるる 甘露煮 蓮根鮭 サーモン 巻 丸十甘煮 黒胡麻付 鰻八幡巻 万願寺焼浸結 やきびたしむすび


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永見先生によると、細 うるる という魚の名称は、スズキ系スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属の淡水魚「川葦登 カワヨシノボリ 」の別名だそうです。博識…





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板前さんもたいへんです。


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お絞りくださいと言わなくても 使いたい頃になると すっと出て来るそうです!





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焼物 郡上鮎青櫛打塩焼 蓼酢 椒 はじかみ 枝豆塩茹





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変物 かわりもの 無花果田楽 玉味噌 芥子実 けしのみ





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煮物


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冬瓜葛煮 千柚子 夏鴨治部煮 引上湯葉 千石豆





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御飯 八尺素麺 洗葱 糸掻 いとがき 切胡麻 大葉細切 下 おろし 生姜汁





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水物


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蕃瓜樹 パパイヤ 果物時計草車厘 パッション・フルーツ・ゼリー 甜瓜 メロン 光輝麝香葡萄 シャインマスカット





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黒文字





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八勝館 春原正行 料理長(左)永見先生(右)





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右から、女将の杉浦香代子さん、永見先生、料理長の春原正行さん。





永見先生に八勝館について伺いました。


何をいただいても美味しい。素材がよく吟味されており、仕込や下拵えも見事で、火の入れ具合が絶妙。建築も庭も素晴らしいし、設えもよく、素人受けしそうな 虚仮威 こけおどし の演出がないので、本来の意味において、全てが五感で楽しめると言ってよいと思います。





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永見先生は建築がお好きだからと 女将が先生にプレゼントしてくださったDVD

BS朝日 百年名家 八勝館 2022年2月23日/ 3月2日放送


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BS朝日「百年名家~築100年の家を訪ねる旅」で 八勝館が取上げられています!





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ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



本質的な所で多様性の意義をご理解していらっしゃいますね。

世界各地で研鑽を積んで来られた方は 流石に仰 おっしゃ ることが違います!





永見隆幸 八勝館 御幸の間 再訪 
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料亭 懐石 日本料理


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赤坂浅田 永見隆幸 訪問 加賀料理 料亭 東京 赤坂 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、東京の赤坂にある加賀料理の料亭 赤坂浅田 を訪問されました。



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永見隆幸先生(左)
赤坂浅田 女将 浅田紀子さん(右)





永見先生はこの日、松風の間にてお食事をお召上りになりました。





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坪庭


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前菜 加賀太胡瓜釜盛


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毛蟹 金時草 加賀太胡瓜 生姜 千鳥酢





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前菜 鮎揚煮 赤皮南瓜寄 火取干口子 玉蜀黍真丈





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御椀


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虎魚丸仕立 冬瓜 針独活 芽葱 忍生姜


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ご挨拶にお越しくださった 赤坂浅田 女将 浅田紀子さん(左)
永見隆幸先生(右)





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向付 三種盛


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中皿 和牛繊肉 せんにく/フィレ 炭火焼き 秋葵 オクラ 和蘭芥子 オランダガラシ/クレソン 胡麻垂





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焼物


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鮑風味焼 肝酢 茄子 万願寺唐辛子





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煮物


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鰻蓮蒸 枝豆 百合根


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食事 車鯛(馬頭鯛 マトウダイ)茶漬


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水菓子 果物時計草車厘 パッション・フルーツ・ゼリー 宮崎檬果 マンゴー


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甘味 氷室豆富


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永見先生に赤坂浅田について伺いました。


噂に違わず、何をいただいても美味しい。素材がよく吟味されており、加賀料理独特の出汁の引き方を堪能しましたし、火の入れ具合もたいへん結構。すっきりとした品のよい設 しつら えが素晴らしく、五感を働かせて空間も時間も充分に楽しむことが出来ました。





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赤坂浅田





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ホテル暮らしの永見先生、この日は定宿の帝国ホテル東京にご宿泊。


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ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



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高麗橋吉兆本店 本吉兆 永見隆幸 訪問 日本料理 料亭 懐石料理 大阪 高麗橋 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、大阪の 高麗橋 吉兆本店 を訪問されました。

高麗橋 吉兆本店が建替え全面改装を行なってからは初めてのご訪問です。

永見先生が敬愛して 已まぬ 平田雅哉棟梁の仕事を代表する建築の一つ「高麗橋吉兆本店 旧店舗」が建替えられたことは誠に残念です。高麗橋 吉兆本店ご当主が、新店舗も棟梁の精神を引継ぐ所存と仰っていたので、永見先生は、気持ちを切替えて伺うことにされたそうです。



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永見隆幸先生(右)
高麗橋 吉兆 本店 三代目当主 湯木潤治 ゆき じゅんじ さん(左)


湯木潤治 YUKI Jyunji

昭和三十四年=1959年 大阪生れ。
昭和五十七年=1982年 慶應義塾大学法学部法律学科 卒業。
昭和五十七年=1982年 株式会社本吉兆 入社。
平成三年=1991年 株式会社 本吉兆 代表取締役社長 就任。
平成二十七年=2015年 公益財団法人 湯木美術館 理事長 就任。
相愛大学講師なども務め、精力的に和食文化を伝えている。



吉兆本店は招福楼と共に日本を代表する二大料亭と称されます。





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御当主の湯木潤治さんが、わざわざ、永見先生をお出迎えくださいました。


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高麗橋 吉兆本店 三代目当主で 本吉兆 代表取締役社長の 湯木潤治 ゆき じゅんじ さん(左)永見先生(右)

御当主の湯木潤治さん御自ら、永見先生のために、高麗橋吉兆本店をご案内くださいます。





永見先生から伺ったお話を基に、高麗箸吉兆本店について記述して参ります。先生は、建築や設 しつら えから食文化に至るまで、本当に何でもよくご存知で、芸術文化に対して極めて造詣が深くていらっしゃるのです。





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玄関


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高麗橋吉兆本店のトレードマークとも称すべき 千成瓢箪 せんなりびょうたん の 縄暖簾 なわのれん


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名栗仕上の上框 あがりかまち





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恵比寿天 大黒天 の二福神がお祀りしてあります。





井筒の間


旧店舗の、北山絞丸太の床柱、赤松の踏込床板、櫛型の飾窓や棚や地袋などは旧部材を用い、床廻は井筒の間をそのまま復元しているそうです。



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坪庭





福禄の間


紺と白の市松模様は桂離宮の松琴亭、技巧を凝らした違棚は修学院離宮の霞棚に倣った意匠。中央の床柱は漆塗の丸太。格天井を含め、旧店舗の鈴の間を再現した部屋で、床廻りは古い部材を用いて復元されています。



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地板に切られている丸炉


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手習の間


旧店舗の手習の間が簡略化された部屋で、菅原道真公を安置する洞とその廻りの意匠は、全く同じではありませんが、復元されました。道真公の像は、天神祭の期間だけ開帳されるそうです。



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永見先生だけ特別に天神様の御像 みかた をご覧になりました。


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優しい微笑みを湛えた温顔の天神様


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愈々 いよいよ みおつくし の間へ





澪の間 みおつくし の ま


能舞台が設えられた旧店舗の大広間を継ぐ、最も大きな広間。松竹梅の板絵を同じ構成で配 あしら い、背面の櫛型障子窓と、平田雅哉棟梁が特に力を入れた奥行の深い床の間も再現されました。正面を飾る長さ二間半もある透し彫の欄間は、かつて福禄の間にあったもの。



永見先生は、この日、澪 みおつくし の間にて、食事を召上ります。





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みおつくし の間について 永見先生(左)に 説明される 高麗橋吉兆本店ご主人の 湯木潤治さん(右)





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永見先生が湯木潤治さんからいただいた冊子『吉兆 数寄屋棟梁 平田雅哉の仕事 高麗橋吉兆本店 1949-2018』

永見先生は、平田雅哉棟梁を敬愛しておられ、旅館「西村屋」(兵庫)、旅館「大観荘」(熱海)、旅館「つるや」(芦原)、料亭「招福楼」(八日市)など、現存する平田棟梁の建築が見られるところへは、全て、お出ましになっていらっしゃいます。


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冊子に掲載されている旧店舗「澪 みおつくし の間」





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永見先生(右)湯木潤治さん(左)


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菅楯彦 すが たてひこ
明治十一年=1878年3月4日~昭和三十八年=1963年9月4日

日本画家。本名、藤太郎。号は、盛虎、静湖、静香。浪速の風俗を愛して「浪速御民 なにわみたみ」を標榜、情趣ある浪速風俗画で「最も大阪らしい画家」と謳 うた われた。

明治十一年=1878年3月4日 鳥取県生れ。
大正十二年(1923年)東京三越にて個展開催。
昭和三年(1928年)『春宵宜行』日本フランス美術展に出品。
昭和四年(1928年)『春宵宜行』フランス政府買上。現在、ポンピドゥー・センター蔵。
昭和十年(1935年)明治神宮聖徳絵画館壁画『皇后冊立』制作
昭和二十四年(1949年)大阪府文芸賞 受賞。
昭和二十六年(1951年)大阪市民文化賞 受賞。
昭和二十六年(1951年)第7回日展『山市朝雨』招待出品。
昭和三十三年(1958年)第14回日本芸術院賞恩賜賞 受賞。日本画家初。
昭和三十七年(1962年)初代大阪市名誉市民に選出。
昭和三十八年(1963年9月4日)逝去。享年八十五歳。


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薬玉


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みおつくし の間 松竹梅の板絵の前にて

永見隆幸先生(右)高麗橋吉兆本店三代目当主の湯木潤治 ゆき じゅんじ さん


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能舞台の 大松 梅 竹の板絵と市松模様の畳


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あかり の形も以前と同じ


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回文のコースター

回文 palindrome とは、頭から読んでもお仕舞から逆に読んでも、文字や音節の順序が変らず、尚且つ意味が解る言葉や文章などを指して言います。

例えば、八百屋、汽笛、小猫、紳士、奇跡、南、トマト、啄木鳥 キツツキ、素手です、新聞紙、色白い、歌うたう、菊の茎、よく利くよ、足しました、留守にする、竹藪焼けた、意外や意外、確かに貸した、まさか逆さま、ダンスが済んだ、夏まで待つな、など。
英語では、eye、mom、dad、ほか、文章では「Was it a cat I saw?」がよく知られています。

なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな
長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 浪乗船の 音の佳き哉(古歌)
この回文歌は、室町時代から伝えられ、中国の明代、万暦二十年=1592年(天正二十年/第百七代 後陽成天皇/室町幕府 第十五代征夷大将軍 足利義昭)の『日本風土記』に廻文詞として載っているのだそうです。
この回文歌と七福神を載せた宝船の絵が記されているものを初夢枕紙と呼び、一月一日(二日や三日という説も有)の晩、枕の下に敷いて歌を三度読上げて寝ると、よい初夢を見ることが出来、その年に福を齎 もたら すという日本古来の伝承があります。





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八寸


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鱧 蓴菜





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鱧 薄造里





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野菜 煮凝





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近江牛





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水物


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かいしき 梶の葉 七月に欠かせぬもの





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高麗橋吉兆本店 二代目女将 湯木弘子さん(右)
永見隆幸先生(左)


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最も大きな広間である 澪 みおつくし の間
能舞台の 大松 梅 竹の板絵と市松模様の畳





永見先生に高麗橋吉兆本店について伺ったところ、「噂に違わず、何をいただいても美味しく、設 しつらえ も見事で、存分に滞在を楽しめます。」と、述べられました。





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永見先生(左)を お見送りくださる高麗橋吉兆本店 二代目女将の 湯木弘子さん(右)





ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

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永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



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お料理 もりかみ 永見隆幸 再訪 割烹 和食 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の永見隆幸先生が、お料理 もりかみ を再訪されました。



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永見隆幸先生(左)もりかみ店主 森上さん(右)





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もりかみ特製 スペシャル・サラダ





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御造里 平貝 タイラギ/たいらがい

帆立 ほたて は出されれば召上る位の永見先生ですが、平貝には目がなく、滅法 めっぽう お好きです。





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御造里 縞鯵 しまあじ





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御造里 三河産 渡蟹 わたりがに


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御椀 鱧 はも

永見先生は、鱧も大層お好きでいらっしゃいます。





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御番菜 おばんざい 茄子 獅子唐 オリーヴ煮 もりかみスペシャリテ





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焼物 甘鯛若狭焼 火の入れ具合が絶妙と永見先生





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御摘 おつまみ 米茄子田楽





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水物 無花果 いちじく ソルベ





永見先生によると、もりかみの料理は、食材がよく吟味されており、下拵や仕込がしっかりしていて、火の入れ具合も素晴らしく、何を戴いても美味しいそうです。
奇を衒 てら って素材を殺すような料理は供されず、素材を生かすという一点に全精力が傾注されているらしいのです。
大将が職人肌で気風 きっぷ のよい男なのだとか。


こうした料理店でコスト・パフォーマンス云々は野暮の極みなんでしょうね。





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ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性に背を向けるのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



本質的な所で多様性の意義をご理解していらっしゃいます。

世界各地で研鑽を積んで来られた方は 流石に仰 おっしゃ ることが違いますね!





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トゥ・ラ・ジョア・イズム Tout la Joie Ism 永見隆幸 訪問 イノヴェイティヴ・フュージョン innovative fusion トゥラジョアイズム [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が、トゥ・ラ・ジョア・イズム Tout la Joie Ism を訪問されました。


トゥ・ラ・ジョア・イズム Tout la Joie Ism は、イノヴェイティヴ・フュージョンの名店として知られ、会員制、紹介制、一見お断り、電話番号非公開だそうです。日本屈指の超予約困難な料理店なのだとか。



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永見隆幸先生(左)トゥ・ラ・ジョア・イズム 須本一信 すもと いっしん オーナー・シェフ Chef(右)





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トゥ・ラ・ジョア・イズム Tout la Joie Ism 全景





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トゥ・ラ・ジョア・イズムの玄関に佇む永見先生





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トゥ・ラ・ジョア・イズム Tout la Joie Ism 玄関室


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美食クリエーターとして知られる須本一信シェフが素適な笑顔でお出迎え


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須本一信さんは、昭和38年=1963年、熊本天草の生れ。





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トゥ・ラ・ジョア・イズムのマダム





須本一信シェフも奥様もたいへん気さくな方で、本物のホスピタリティ、真の持成 もてな しに触れることができると、永見先生が述べておられました。





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・永見隆幸先生(左から二人目:音楽家、著作家、舞台ディレクター、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督)
・伊藤元寿さん(左:味感ことほぎ店主)
・伊藤沙也美さん(左から三人目:味感ことほぎ女将)





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和牛餅 求肥 ぎゅうひ 牛肉リエット カンボジア産生胡椒





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真蛸のイタリアン風 鯛のムース 真蛸





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枝豆と海老三種 オマール海老スープ 桜海老 枝豆 和物 あえもの  


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枝豆と海老三種 白海老





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鰻ミートパイ 鰻と塩漬豚のパイ 生雲丹 練雲丹





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夏大根の炊合せ 蛤 はまぐり と石蓴 あおさ のスープ 揚鱶鰭 フカヒレ 夏大根 白玉





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ホワイトアスパラと佐賀牛 牛タン龍鬚菜 アスパラ 巻コロッケ(左)


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ホワイトアスパラと佐賀牛 コンソメスープ 佐賀牛 白龍鬚菜 ホワイトアスパラ  トリュフ





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Mのサラダ 無農薬野菜を用いたトゥ・ラ・ジョア・イズムのスペシャリテ


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熟成ドライフルーツの赤ワイン煮 サラダのお供





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蓴菜 ジュンサイ ラーメン





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Herbal tea


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Tropical Opera チョコレート パッションフルーツ 泡杏仁ソース





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永見先生(左)トゥ・ラ・ジョア・イズムのマダム(右)





永見先生によると、トゥ・ラ・ジョア・イズムの料理は、噂に違わぬ美味しさだそうです。





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永見先生お召しの英国製特選麻の三揃は、天皇陛下のテイラーとして知られる服部晋さんが、永見先生のために仕立てられたものです。





ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

高級な料理しか召上らないかと思いきや、意外や意外、何でも口にされます。



永見先生曰 いわ く「人間も食物連鎖の中にいて、動物や植物の命をいただいて生きているのですから、アレルギーや病気でない限り、何でも感謝して有難く口に運ぶべきだと思います。腕利きの職人による高級食材を用いた料理も、家庭料理も、B級グルメも、楽屋弁当も、それぞれに異なる美味しさがあって、自分は、いずれも楽しんで食べています。至高の料理を追求することも大きな楽しみですが、だからと言って、食の多様性を否定するのは、豊かな食生活を自ら否定するようなものではないでしょうか。」



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永見隆幸 八勝館 再訪 松の間 料亭 懐石 会席 日本料理 和食 [永見隆幸 飲食店]



音楽家、著作家、舞台ディレクター、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督の 永見隆幸先生が、日本を代表する懐石料理の老舗料亭の一つ 八勝館 はっしょうかん を 再訪されました。八勝館はミシュラン星付の名店としても知られています。



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永見隆幸先生(左)八勝館 女将 杉浦香代子さん(右)





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八勝館 西門


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黒主山 くろぬしやま の 粽 ちまき

笹の葉で作られた厄病や災難除けの御守だと永見先生が教えてくださいました。天然素材を用いた手作りの御守だそうです。玄関先などに飾ると泥棒や悪事除けになると言い伝えられているのだとか。

永見先生に伺ったところ「黒主山 くろぬしやま」は、毎年七月に京都で催される祇園祭の三十二基ある山鉾 やまぼこ の一つだそうです。謡曲「志賀」に因んで、大伴黒主 おおとも の くろぬし が桜の花を仰ぎ眺めている姿を表しているということです。御神体である大伴黒主の人形は「寛政元年=1789年5月 辻又七郎狛元澄作」の銘を持つのだとか。山に飾る桜の造花は、粽 ちまき と同様、戸口に挿すと悪事が入って来ないと言い伝えられているとのことです。先生は本当に何でもよくご存知で、芸術文化に対する造詣の深さに改めて驚嘆しました。


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玄関前の皐月 さつき


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八勝館は、令和二年=2020年、国の重要文化財に指定されました。料亭建築とその一帯が指定されることは、極めて珍しく、歴史的価値が高いそうです。対象は、次の九棟と土地。

・玄関棟
明治中期の建築。式台、内玄関、玄関の間、応接室。
・松の間
明治中期の建築。
・御幸の間
昭和二十五年=1950年、昭和大帝の行幸に当り、堀口捨己の設計により建てられた。月見台が設けられている。
・新座敷
明治後期の建築。昭和二十八年=1953年、堀口捨己によって増築。紅梅の間、白菊の間、蘭の間、竹の間、松の間と次の間からなる。
・菊の間
明治後期の建築。昭和二十八年=1953年、堀口捨己によって改修。菊の間と次の間、紅葉の間と次の間からなる。
・田舎家
昭和十三年=1938年、滋賀県甲賀地区の古民家を移築。
・正門
明治時代中期の建築。
・西門
明治時代中期の建築。
・中門
明治時代中期の建築。





この日永見先生がお食事を召上ったのは「松の間」

松の間は 国指定重要文化財。明治時代半ばに建てられた材木商時代の代表的な部屋だそうです。一枚板の銘木が多く用いられ、奥行きのある庭の景色を楽しむことが出来るのだとか。

木造 茅葺及び桟瓦葺 北面渡廊下附属 建築面積166.34平方メートル





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松の間から眺める庭園の景色


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松の間から見る「御幸 みゆき の間」の月見台(左手)

御幸 みゆき の間は、戦後の数寄屋建築 第一人者と謳われる一人 堀口捨己 ほりぐち すてみ の設計によるもの。
本間十六畳、次の間十畳、入側十六畳。
完成翌年の昭和二十六年=1951年、日本建築学会賞を受賞。日本の近代建築100選。令和二年=2020年、国の重要文化財に指定。


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松の間 入側の無双窓

無双窓 むそうまど は、無双連子窓 むそうれんじまど の略で、無双戸 むそうど とも呼ばれる窓の一種です。連子 れんじ とは、小幅の縦板と同じ幅で等間隔に打付けた格子のことです。表裏が同じ物を指して「無双」と称することから、この名が付いたと言われます。無双窓は連子を前後に二つ並べて外側を固定し、内側を左右に動かして用います。板を横にスライドさせるだけで開け閉めが可能です。内側を動かすことによって、連子の隙間が重なって閉まったり、隙間が出来たりします。
無双窓は、茶室においては水屋や寄付の土間に見られ、茶席の内部には使われないそうです。それ以外では、換気、採光、通風、眺望などの目的で用いられます。





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松の間の入側


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天井は 杉の一枚板





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残念ながら本日は然るべき会食の御席でしたので料理の撮影を致しておりません。諸般の事情をご賢察の上ご高承くださいますようお願い申し上げます。


画像はありませんが、八勝館の料理が美味しいのは言うまでもなく、永見先生は、いつもの如く堪能されたそうです。





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松の間から観る八勝館の美しい庭の夜景


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ご贔屓様のお招きや舞台の打合せなど 美味しいものを召上る機会の多い永見先生…

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永見隆幸 八勝館 再訪
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松の間 国指定重要文化財


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御幸の間 国指定重要文化財


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八勝館 御幸の間 国指定重要文化財


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よーかんちゃん 永見隆幸 橘右之吉 訪問 鶯谷 根岸 [永見隆幸 飲食店]



永見隆幸先生が、橘右之吉師匠にお連れいただいて、鶯谷 うぐいすだに 伝説の店「よーかんちゃん」を訪問されました。すっかり右之吉師匠に御馳走になってしまったと、永見先生、甚 いた く恐縮しておられました。



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・永見隆幸(右:音楽家/著作家/舞台ディレクター/メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督/ザ・ディライトフル・カンパニー芸術監督)

・橘右之吉(左:橘流書家/江戸文字の大家)

・よーかんちゃん(中央:よーかんちゃんオーナー/鶯谷のレジェンド)





よーかんちゃん=宮田 みやた よう かん

昭和十四年=1939年12月25日、宮城県仙台市に生れる。本名、佐藤昭三。

戦後活躍した漫才師の宮田羊かん 松鶴家 しょかくや とせは、昭和四十三年=1968年にコンビを結成。1969年、1970年、1971年の「NHK漫才コンクール」に三年連続して本選まで残り、達者なコンビと高く評されたが、昭和四十六年=1971年の歌舞伎座の漫才大会を最後に引退。その後、千とせは漫談家として「わかるかなぁ わかんねぇだろうなぁ」の文句で一世を風靡、羊かんは鶯谷に店を開いて大成功を収めた。





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鴬谷ラブホテル街の一角に構える「よーかんちゃん」


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宮内庁御用無 ごようなし ? 区内町御用達?の会員制スナックです(笑) 紹介制のショウパブと言った方が実態に近いかも知れません ♬





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店内の壁や天井には数え切れない程のCDが貼付けられ、電飾が点滅を繰返し、おもちゃ箱をひっくり返したように人形や置物などが所狭しと並び、サイケデリックな内装。初めて来店する方は、必ず息を呑むそうです。





一番の目玉は 何と言っても カラオケをバックに作詞作曲オリジナルの爆笑ソングを歌い踊る「よーかんちゃんのワンマンショー」!





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お尻はモチロン作り物





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右之吉師匠も大爆笑





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ちゃんと足もしっかり上ります♬ よーかんちゃん御年83歳!





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永見先生に「よーかんちゃん」について伺いました。



スタッフ:
よーかんちゃんはどんな方ですか。

永見先生:
根っからのエンターテイナーです。お客様が、心から楽しんで、喜んでくださるまで、何が何でも精一杯トコトン務めるという覚悟と旺盛なサーヴィス精神を持った真のエンターテイナーです。根が真面目な苦労人とお見受けしました。帰りにお見送りくださった時にも、エンターテイナー精神を決して忘れず、最後の最後まで楽しませていただきました。
右之吉師匠に伺ってはいましたが、卓抜の記憶力にも たまげました。自分のような者の氏名まで ちゃんと覚えていて、ショウの中など予期せぬところで名前を呼んでくれます。これが、客にとっては、たまりません。


スタッフ:
よーかんちゃんの芸について教えてください。

永見先生:
最後のヴォードヴィリアンと言ってよいかも知れません。話は面白いし、詩も音楽も自作のオリジナル・ソングは捧腹絶倒。83歳とは思えない声の艶で、軽妙な動きと楽しいダンスが彩 いろどり を添えます。画像を観ていただければ判ると思いますが、表情が極めて豊かなんです。歌詞と演技と動きと表情が ぴったりマッチしていて、思い付きの変顔なんぞとは、訳が違います。格も違います。
ワンマンショーが一区切ついても、休まず席を回って接客。ここでも絶妙の話術が炸裂するのです。殆どが昭和風のネタですが、頭の回転にも駄洒落のキレにも唸ります。
エネルギッシュで真摯な姿勢には、本当に頭の下がる思いです。お客さんと絡むのも、お客さんを弄 いじ るのも、実に巧い。
大先輩の至芸を目の当りにして、たいへんよい勉強になりました。


スタッフ:
派手な店内と耳にしましたが、実際、どんな感じなんでしょうか。

永見先生:
たくさんの電飾が明滅し、CDがあらゆる処に貼付けられ、人形や置物も所狭しと並べられています。しかし、猥雑な感じはしません。毎日きちんと清掃されているそうで、それもあってか、恐ろしく無秩序という印象には収斂 しゅうれん しないのです。ゲテモノやイロモノの混沌とは違うし、お気楽に只々面白おかしいヒカリモノとも異なります。
琴線に触れると言いますか、よーかんちゃんの店の煌きには陰影があって、自分は、それが感性の鋭い人達を惹付けて止まないのだと考えています。
十八代目中村勘三郎丈、長嶋茂雄や柄本明を筆頭に、政治家、経営者、芸能人、多くのレジェンドを虜にしている「幻のショウパブ」と謳 うた われる所以 ゆえん は、そんな処にあるのではないでしょうか。


スタッフ:
お店の雰囲気は如何ですか。

永見先生:
すこぶ るよいと申し上げましょう。よーかんちゃんのパフォーマンスとホスピタリティは言うまでもありません。奥様にして女将の早苗ママをはじめ、ヴェテラン・スタッフの気配りや心配りも素晴らしい。美味しい料理も極めて家庭的で、人間的な温かみのある持成 もてな しに溢れています。それ故か、イルミネーションがキラキラ輝く店内であるにも拘らず、意外に居心地がよく、不思議ですが、落着くのです。
人間的にオトナでなければ理解出来ない世界かも知れません。
客層も実によい。お金持ちや有名人が来るという意味ではありませんよ。遊びを心得ている方ばかりなのです。楽しい場ですから、盛上るのは当り前なのですが、政治家や企業トップや著名人が多いにも拘らず、皆さん、初対面であっても、帰り際に「お騒がせしました」「お先に失礼」と挨拶を交わして行かれます。全員がこの店の雰囲気を壊さぬように心掛けているのです。
一見お断り、紹介制、会員制の店なのに、お高くとまっていないし、敷居も高く感じないし、連日、常連で溢れ返る大盛況なのは、その辺りに秘密があるのだと考えています。





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よーかんちゃんに拍手を送る橘右之吉師匠





橘右之吉
TACHIBANA Unokichi


橘流寄席文字 江戸文字 書家
昭和25年=1950年 東京に生れる。
昭和40年=1965年 橘流寄席文字家元の橘右近に師事。
昭和44年=1969年 正式な継承者として橘右之吉の筆名を認可される。
昭和50年=1975年 株式会社文字プロを設立。
平成22年=2010年 湯島天神前にオフィス兼工房の株式会社UNOSを構える。
平成25年=2015年 文京区伝統工芸会より「文 ふみ の京 きょう 技能名匠者」に認定される。
令和2年 = 2020年 月刊誌「銀座百点」に『右之吉文字かたり』を連載。

主な作品や筆耕歴は、国立劇場や国立演芸場のポスター、湯島天満宮、柴又帝釈天、浅草鷲神社、浅草神社、中村勘三郎丈襲名招木 まねき、坂東三津五郎丈襲名祝掛行灯、中村勘九郎丈襲名記念飾絵馬群、平成中村座ニューヨーク公演ベルリン公演スペイン公演等 揮毫実演、坂東彌十郎丈欧州公演 揮毫実演、永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー大看板、永見隆幸招木 まねき、ザ・ディライトフル・カンパニー看板ほか多数。

個展は、「橘右之吉の世界展」東京新宿住友ビル 夢ギャラリー、オーストリアのウィーンで開催された「橘右之吉因維納」 "Tachibana Unokichi in Vienna" など。江戸開府400年記念作品展「江戸のタイポグラフィ展」アド・ミュージアム東京にも参加している。

題字や装丁も、なぎら健壱『東京の江戸を遊ぶ』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝創作落語大全集』(メディアクラフト)題字、『中村勘三郎、襲名!特集』和樂(小学館)タイトル題字、澤田隆治『決定版 上方芸能列伝』(ちくま文庫)装丁と題字、桂三枝『桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い』(コミックヨシモト)タイトル題字、福田和子『吉原はこんな所でございました』(ちくま文庫)装丁とタイトル題字、沢村貞子『私の浅草』(平凡社)装丁とタイトル題字と後書きエッセイ、ほか多数。

NHK「美の壷 - 浅草」、木村和久「江戸文字」週刊宝島、「モノが伝える中村勘三郎襲名披露」ぴあ月刊カラフル、浅原須美「粋に遊ぶ」助六 二玄社、堀口葉子「パソコンには奪えぬ仕事」フジサンケイ ビジネスアイ、NHKBSハイビジョン「襲名 坂東三津五郎」、NTV 阿藤快「ぶらり途中下車の旅」、BS11 大人の自由時間「なぎら開宝計画」、monoスペシャル「職人モノ No.2 - 洒落と縁起が込められた寄席文字・江戸文字 橘右之吉」ワールド・ムック851 ワールドフォトプレス 平成23年、丸若屋×井浦新「美しい手が生み出すモノたち 寄席・江戸文字/橘右之吉」ハースト婦人画報社 ELLE DECOR 日本版2013年8月号、山崎真由子「職人の手 16 PROFESSIONAL STORIES - 江戸文字 橘右之吉」KTC中央出版、「伝説の匠 - 第四十六回 橘右之吉」江戸楽 edo-gaku 2019年7月号 No.123 エー・アール・ティ、彬子女王「イノリノカタチ 消し札 - 橘右之吉」和樂 2020年2/3月号 小学館など、数多くのメディアに取上げられている。





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ヴォーグに掲載された水原希子とのツーショット

よーかんちゃんは、原則、取材お断りなのですが、中村勘三郎丈だけは例外で、結果として、テレビでも紹介されることが多くなってしまったのだとか。これも、よーかんちゃんの人柄ゆえなんでしょうね。
因みに、中村勘三郎丈を よーかんちゃん に紹介したのが 橘右之吉師匠だそうです。





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ラインダンスを披露するお三人
右から、永見先生、よーかんちゃん、橘右之吉師匠。


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永見隆幸
NAGAMI Takayuki


音楽家 著作家 舞台ディレクター

20代から30代の殆どを欧米で過ごし、国際的な実力派アーティストとして活躍。クラシック、現代音楽、ジャズを中心に数々のオーケストラと共演する。

ヘンデルなどのバロック・オペラや、モーツァルトの『魔笛』タミーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、『後宮からの誘拐』デルモンテや、ヴェーバー『魔弾の射手』マックスなどの独墺系オペラをはじめ、ビゼー『カルメン』ホセ、ヴェルディ『椿姫』アルフレード、プッチーニ『ラ・ボエーム』ロドルフォほか、オペラやオペレッタの主演多数。
ミュージカルでも、『ガイズ&ドールズ』ネイサン、『ラ・マンチャの男』ドン・キホーテ、『アニーよ銃をとれ オリジナル版』フランク、『キス・ミー・ケイト』フレッドなど数多くの主演を務め、『キャバレー』MCや『アニー』ウォーバックスなど、ユニークな役も演じている。

ヴェルヴェット・ヴォイスのマエストロと称され、トリノ王立歌劇場などに出演する。数多くのコンサートでソリストを務め、指揮者や指導者としても定評がある。
日本では、文化庁芸術祭主催公演やNHKクラシック・スタジオなどに出演。

音楽家のデューマス博士が「アメリカ大学時代から彼はずっとスターだった」と語るように、BHSア・カペラ世界チャンピオン "Crossroads" との共演をはじめ、常に脚光を浴びている。

メリー・アーティスツ・カンパニーにおいて、全公演の芸術監督と、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』フランク・シナトラ役、『ラプソディーdeパパ』ジョージ・ガーシュウィン(ガーション)役、『ベリー・メリー・クリスマス』アーヴィング・バーリン役、『ザ☆ブロードウェイ』バーディ・ウォリントン役、『BOBBY』ボビー・ダーリン役ほか、多くの主役を務めた。

ジャズでは、スタンダードの歌唱が心に残ると言われ、ビッグ・バンドと渡り合う圧倒的な存在感や抜群の表現力が高い評価を得ている。
日本を代表するアーティストにより結成された メリー・アーティスツ・ジャズ・オーケストラ MAJO のリード・ヴォーカリスト。CD『My Blue Heaven』『Joyful Christmas』などをリリース。現在、新録音進行中。

東海地方においても活躍。名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr.ブロードウェイ』で主演のジョージ・M・コーハン役、名古屋市民芸術祭主催公演『マイ・ブルー・ヘヴン』では指揮者のみならず上等兵の英霊とジャズ・シンガーの二役を務め、絶賛された。毎週土曜日15:55放送のラジオ番組 FM AICHI 80.7「サウンド・ステップス」のレギュラー・ゲストとしても知られる。

天才肌で芸術家気質の行動人、論理的かつ哲学的な思惟の人、という二つの面を併せ持つと文芸評論家の清水信に評された。芸術評論家の馬場駿吉は、「永見隆幸は多面体、その核心には強い自由の希求がある。」と述べている。芸術家として様々な顔を持ちながら、話題性や知名度に関心を示さず、謎に包まれたアーティストして知られる。
美術にも造詣が深く、「目利き めきき」や「見巧者 みごうしゃ」と呼ばれている。
著書に、『銀の光輝-しろがねのこうき』(NG出版)など。

現在、メリー・アーティスツ・カンパニー芸術監督、ザ・ディライトフル・カンパニー Artistic Director、東京二期会 会員、ほか。
(プロフィール作成:ザ・ディライトフル・カンパニー)





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橘右之吉 永見隆幸 庵看板 祝行燈
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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー


橘右之吉 蘇民将来木札 表札 納品 品川
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永見隆幸 ザ・ディライトフル・カンパニー


橘右之吉 坂井智雄 益田大祐 大看板 納品
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永見隆幸&メリー・アーティスツ・カンパニー


橘右之吉 永見隆幸 名刺 色紙 完成
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うなぎ小福 湯島 橘右之吉夫妻 永見隆幸


橘右之吉 大看板 納品 品川
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永見隆幸 ザ・ディライトフル・カンパニー


橘右之吉 永見隆幸の招木 揮毫 完成
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 永見隆幸の消し札 揮毫 制作
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永見隆幸 橘右之吉 UNOS 訪問


橘右之吉 千社札 揮毫 制作
ザ・ディライトフル・カンパニー
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TACHIBANA Unokichi senshafuda


橘右之吉 大入袋 揮毫 制作
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TACHIBANA Unokichi


橘右之吉 COVID-19侵入禁止
公家悪シール 贈物 永見隆幸
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永見隆幸 橘右之吉 再訪 うのす UNOS
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橘右之吉 書籍 サイン


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